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日立、従来より50%小型化したDVDカムコーダー“WOOO”シリーズ2機種を発売


2003年2月19日

(株)日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループは19日、都内で記者説明会を開催し、松下電器産業(株)との共同開発により従来機『DZ-MV250』の体積比50%、重量比70%という小型軽量化を実現したDVDカムコーダー“WOOO”シリーズ2機種を発表した。価格はオープンプライスで、編集部の予想実売価格は『DZ-MV350』が12万円前後、『DZ-MV380』が14万円前後。発売時期は、DZ-MV350が3月8日、DZ-MV380は5月10日予定となっている。

山内浩人氏
デジタルメディア事業部ブロードバンド機器本部商品企画部主任技師の山内浩人氏が右手に持つのが、新しい8cmDVDメディア
『DZ-MV350』と『DZ-MV380』
DVカムコーダー“WOOO”シリーズの『DZ-MV350』(左)と『DZ-MV380』(右)

DZ-350は撮像記録素子に1/4インチ総68万画素(動画/静止画記録時とも有効34万画素)CCDを採用し、光学10倍ズームレンズ(35mmフィルムカメラ換算時:40.9〜409mm相当)を搭載したDVDカムコーダー。電子式手ぶれ補正機能を持ち、0.44インチ(約11万画素)の液晶ビューファインダーと、側面に開くタイプの2.5インチ(約12万画素)液晶ディスプレーを内蔵する。本体を小型化するために、ケースの角を取った新しい8cmDVD-RAMディスクまたはDVD-Rディスク(丸型ホルダータイプ、開発元は日立マクセル(株))と、カムコーダー向けの薄型DVD-RAM/Rドライブを採用。静止画像はDVD-RAMメディアのほか、SDメモリーカードにも記録できる(DVD-Rメディアには静止画を記録不可)。DVD-RAMおよびDVD-Rメディアの容量は従来の8cmタイプと変わらず、片面記録で約30分(FINEモード)または約60分(STDモード)、両面タイプではその2倍の動画記録が可能。

本体サイズと重量は、幅57×奥行き134×高さ89mm/約480g(装備時:565g)。バッテリーはリチウムイオンタイプで、連続使用時間は約145分。

斜め後方
説明会場に置かれた、デモンストレーション用の“DZ-350スケルトンモデル”
側面
側面
正面
正面

DZ-380は撮像記録素子を1/3.8インチ総102万画素(動画記録時:約40万画素、静止画記録時:約96万画素)に、光学10倍ズームレンズの画角を53.4〜534mm相当(動画記録時、35mmフィルムカメラ換算時)、もしくは34.3〜343mm相当(静止画記録時)に変更したもの。

本体サイズと重量はDZ-350を若干上回り、幅60×奥行き148×高さ93mm/約505g(装備時:約590g)。バッテリーは共通で、連続使用時間は約135分。

サイズ正面
サイズ比較のために、通常の12cmDVD-RAMメディアと並べて見た。正面から見ると幅はDVDの半分以下
サイズ側面
側面から見ても、ほぼDVD-RAMメディアと同じ程度に収まる

どちらも、パソコンとの接続用にUSB 2.0ポートを備え、録画した映像を並べ替えたり、タイトルを追加するなどの編集も可能で、Windows用のビデオ編集ソフトおよびDVD-Videoオーサリングソフトが付属する。なお、パソコンに接続した場合には、DVD-RAM/Rドライブがエクスプローラー上からリムーバブルドライブとして認識でき、DVD-RAM/Rメディアにファイルの保存や削除も可能だが、メーカーとしてはこうした操作は推奨しないという。

従来機と比較
2002年に発売された従来機『DZ-MV250』との比較
内部
内部基板も統合や縮小化が図られている
メディアとドライブ
記録メディアとドライブの変化
説明会場に置かれたDZ-350を構成するパーツたち

説明会では、デジタルメディア事業部ブロードバンド機器本部商品企画部主任技師の山内浩人氏が製品のコンセプトなどを説明した。それによると、「日立はDVDカムコーダーによって、テープからディスクへのメディア革命を狙っている。メディアは小型化などの付加価値があると急激に変化する。今回の小型DVDカムコーダーの登場によりDVDへの移行が進むはずだ」と新製品が同社において重要な位置づけにあることをアピールした。また、小型化の要因として、「新開発のDVDメディアや薄型ドライブに加え、基板の高密度化(約70%)や基板の厚みの縮小(約50%)も貢献している」と説明している。

(編集部 佐久間康仁)


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