ロジテック(株)は27日、Ultra160 SCSIに対応した外付型RAIDシステムの新製品として、250GBのHDDを8台搭載した1.75TBモデル『LDA-1750S』と、160GBのHDDを8台搭載した1.12TBモデル『LDA-1120S』を発売すると発表した。スペアドライブが付属し、価格はLDA-1750Sが180万円、LDA-1120Sが150万円。両モデルともに受注生産品で、2月下旬から出荷が可能となる。
『LDA-1750S』 |
『LDA-1750S』と『LDA-1120S』は、Ultra160 SCSIに対応し、タワー型または4Uサイズの19インチラックマウント型(付属の金具を使用)として設置できる外付型RAIDシステム。対応するRAID構成は、RAID 0/RAID 1/RAID 3/RAID 3+ホットスペア/RAID 5/RAID 5+ホットスペア。出荷時にはRAID 5構成に設定され、同構成の場合のデータ領域の容量はLDA-1750Sが1.75TB、LDA-1120Sが1.12TBとなる。
システムを停止せずにHDDの交換が可能な“ホットスワップ”(RAID 0以外)と、交換したHDDに対して自動的にデータ再構築を行なう“オートリビルド”に対応するほか、ホットスワップに対応した2重化電源と2台の冷却ファンを搭載する。本体前面には現在の動作状態の確認やRAID構成/LUN(Logical Unit Number:0~7)などの設定が行なえる操作パネル(取り外して90度の回転が可能)を搭載、フロントドアにはドライブ抜き取り防止用のドアキーを装備する。
本体サイズは幅173×奥行き404×高さ427mm(縦置き時)、重量は21kg。対応機種は、PCIバスを搭載したPC/AT互換機、PC98-NXシリーズ、Power Mac G4、Power Macintosh G3(Blue&White)。対応OSは、Windows NT 4.0(SP6以降)/2000(SP1以降)/XP、Mac OS 8.6~9.2.2、Mac OS X 10.2.1~10.2.4。
現在の動作状態の確認やRAID構成/LUNなどの設定が行なえるWindows用RAID管理ツール『RAID Guide』とMacintosh用フォーマットソフト『B'sCrew Lite』((株)ビー・エイチ・エー製)が付属する。RAID GuideはWindows 2000/XPに対応し、シリアルポートでの接続が必要となる。