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カシオ計算機、320万画素CCDと2.0インチ液晶ディスプレー搭載のカードサイズカメラ“EXILIM”『EX-S3』を発表


2003年3月3日

カシオ計算機(株)は3日、カードサイズの薄型デジタルカメラ“EXILIM(エクシリム)”シリーズの新製品として、CCDの有効画素数を320万に増やした『EX-S3』を20日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万円前後。

『EX-S3』
『EX-S3』

『EX-S3』は、“ウェアラブル・カードカメラ”をコンセプトとするカードサイズのデジタルカメラ“EXILIM”の最新機種で、レンズとCCDを一体化する“HCLi(Hyper CCD-Lens integration)”技術を採用した有効320万画素(総画素数335万画素)の1/1.8インチCCDを搭載する。LSIチップを積層して集積する“Stack MCM(Multi-Chip Module)”とマグネシウム合金製ボディーを採用したことにより、従来機種『EX-S2』とほぼ変わらない本体サイズ(幅89.7×奥行き11.7×高さ57mm)のまま、重量は16g軽くなり72gになった。レンズは固定焦点の7.1mm(35mmフィルム換算で35mm相当)で、F値は4.2。最短撮影距離は約80cm。新たにレンズ保護用に電源と連動したレンズバリアが追加されている。ズームはデジタル4倍。シャッター速度は1秒〜1/6400秒。起動時間は約1秒で、レリーズタイムラグは約0.01秒。

クレードルにセット
クレードルにセットした『EX-S3』(背面)

撮影したいシーンに合ったサンプル画像を選択すれば、ホワイトバランスや彩度などが最適な値に設定される“ベストショット”機能に、1人ずつ撮影した画像を合成してツーショット写真にできる“カップリングショット”と、自分で決めた構図を液晶ディスプレーに表示し、露出などの設定をロックしたまま、ほかの人に撮影を頼める“プリショット”が追加されている。また、1度セットすれば3枚連続してセルフタイマー撮影が行なえる“トリプルセルフタイマー”も装備する(作動時間は10秒、2秒)。露出制御はマルチパターン測光とプログラムAE。露出補正は±2.0EV(1/3EVステップ)。ISO感度はオート/80/160/320/640。内蔵フラッシュの連動範囲は80cm〜2m。

記録媒体には、内蔵したフラッシュメモリー(画像記録エリアは10MB)のほか、オプションのSDメモリーカード/マルチメディアカード(MMC)が利用できる。記録解像度は、静止画が最大2048×1536ドット。記録形式はJPEG(Exif Ver2.2/DCF準拠/DPOF対応)。動画は320×240ドットで、一度に30秒まで(音声付き)。内蔵メモリーには約1分20秒記録できる。記録形式はAVI(Motion JPEG)。モニター用の液晶ディスプレーは1.6インチから2インチに大型化されている(354×240ドット表示)。

パソコンとのインターフェースはUSBで、専用USBクレードルが付属しており“USB DIRECT-PRINT”にも対応する。クレードルに設置して画像をスライドショーとして再生する“フォトスタンド”機能や、撮影した日付の部分に画像をサムネイル表示する月別カレンダーを画面に表示する“カレンダー”などの機能が利用できる。そのほか“PRINT Image Matching”にも対応。電源は専用リチウムイオン充電池で、連続再生は約2時間、連続撮影は約1時間20分(約480枚)。専用ACアダプター、USBケーブル、ストラップ、CD-ROMなどが付属する。CD-ROMには、同社製の画像取り込みソフト『Photo Loader』、レタッチソフト『Photohands』、USBドライバーなどが収録されている。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98、Mac OS 8.6〜9、Mac OS Xなど(アプリケーションにより異なる)。

(編集部)


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