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イーヤマ販売、TVチューナー搭載19インチ液晶ディスプレー『ProLite C480T』を発売

2003年03月10日 14時39分更新

文● 編集部

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(株)イーヤマ販売は10日、動画表示性能を向上させたTVチューナー搭載19インチ液晶ディスプレー『ProLite C480T』を21日に発売すると発表した。希望小売り価格は15万9800円。併せて、液晶ディスプレーのブランドを“ProLite(プロライト)”に統一する。

『ProLite C480T』
『ProLite C480T』

『ProLite C480T』は、TVの映像とパソコンの映像の両方に対応した専用の新液晶パネルを搭載したほか、動き適応型プログレッシブ変換回路や、中間階調の応答速度を高めるアクティブオーバードライブ回路など、TV/ビデオ映像の表示性能を高めたのが特徴。液晶パネルは、輝度が430cd/m2、コントラスト比が600:1と、高輝度/高コントラストのTFTタイプで、応答速度は25ミリ秒。画素ピッチは0.294mm。視野角は上下/左右170度。解像度は1280×1024ドット(SXGA)、1677万色表示に対応。パネル表面には低反射処理(AR)とハードコートが施されている。

TV/ビデオの表示では、米Genesis Microchip社の“Faroudja(ファロージャ)”事業部(旧Faroudja Laboratories社)製の“動き適応型プログレッシブ変換”(DCDi:Directional Correlational Deinterlaceing)回路を搭載し画質を向上させたほか、“動き適応型デジタル三次元YC分離”回路を採用し色のにじみを低減したという。また、中間階調の平均応答速度を従来製品の約2.6倍に高速化する“アクティブオーバードライブ回路”も搭載する。また、バックライトの明るさを抑えて消費電力を低減する“エコノミーモード”を搭載しており、リモコンから切り替えることもできる。バックライトは約7万時間以上の使用が可能という。表示モードは、“PCモード”と、4:3&16:9に対応した“TV/ビデオモード”を切り替えられ、PCモードでは、パソコンの画面表示中にTVやビデオ映像を小さく画面表示する“ピクチャーインピクチャー”機能も利用できる。

壁掛けも可能
壁掛けも可能

入力端子はデジタル/アナログRGB対応のDVI-I(29ピン)×1、Sビデオ/コンポジット×1、D4×1、ステレオオーディオ(RCAピンジャック)×2(R/L各1)を装備する。水平同期周波数は、アナログが24k~80kHz、デジタルが24k~64kHz、垂直同期周波数は、アナログ/デジタルとも56~75Hz。

本体には取り外し可能なエンクロージャーを採用したステレオスピーカー(5W×2)を搭載する。スピーカーはフルレンジタイプの93×40mmの楕円形を採用。本体サイズは幅559.5×奥行き815×高さ397mm、重量は8.9kg。角度調整は前5度、後ろ15度まで。VESAフリーマウント(100mm)に対応し、壁掛けも可能となっている。盗難防止金具取り付け穴も用意されている。電源はAC100V~240Vで、消費電力は最大74W(パワーマネージメントモード時5W以下)。付属のACアダプターを利用する。製品には、リモコン、DVI-Aケーブル、DVI-Dケーブル、PC用オーディオケーブルなどが同梱される。

同社が今後、液晶ディスプレーのブランドとする“ProLite”は、「プロフェッショナルユースを意識し、かつ液晶ディスプレイのスマートさ、明るさをイメージした造語」であるという。

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