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ソニー、新CPU搭載のバイオノート“バイオノートZ”と“バイオU”を発表


2003年3月12日

持ち運べるメインマシン“バイオノートZ”

ソニー(株)は12日、ノートパソコンシリーズ“バイオノート”の新製品として、“バイオノートZ”および“バイオU”を発表した。

“バイオノートZ”は、今回より登場した新シリーズで、持ち運べるメインマシンとして美しく高性能であることをコンセプトとしたノートパソコン。今回発表された店頭販売モデルは『PCG-Z1/P』。

バイオノートZ1
今回発表された新ノートパソコン“バイオノートZ”

本体デザインは、側面から見た場合のフォルムが特徴となっており、デザインコンセプトは“「ゆとり」と「ミニマム」の共生”。本体カラーは、キーボード部などパソコンの機能部は黒、それ以外の部分はシルバーとなっており、本体を閉じたとき外側になる2面にはマグネシウム合金を採用している。また、このフォルムにより側面に壁のような部分ができ、ここに各種インターフェースを装備している。本体の“VAIO”ロゴも、より目立つようにアルミ素材にヘアライン加工を施した“プレミアムヘアラインVAIOロゴ”となっている。さらに、携帯電話などのようにラッチなしでもディスプレー部をロックできるヒンジ“インナーラッチカム”を新開発し、本体からラッチの穴やトゲがなくなったほか、フレーム部もスリム化したという。

バイオノートZ側面
側面から見たフォルムがデザインの特徴。右側面の黒い部分にはPowerボタンやLEDを装備、左側面には各種インターフェースを備えている
バイオノートZ2
持ち運びやすさを考慮し、同じ14.1インチのバイオノートGRやバイオノートVXと比べ、横幅比率を大きくし、より長方形にしたという

CPUには、インテルCentrinoモバイル・テクノロジ搭載インテルPentium M-1.30GHzを採用している。Centrinoテクノロジーにより処理時の消費電力が少なくなり、バッテリー駆動時が延長され、モビリティーと高いパフォーマンスの両立を実現したという。ディスプレーは、14.1インチSXGA+対応TFTカラー液晶ディスプレー(1400×1050ドット/1677万色)を備えている。

また、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と60GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはインテル855PM、グラフィックスアクセラレーターはMOBILITY RADEONで、ビデオメモリーは16MB。また、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速のCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを本体に内蔵する。

さらに、ワイヤレス機能として本体に、2.4GHzワイヤレスLAN機能(IEEE 802.11/802.11b準拠、Wi-Fi適合、最大通信速度約11Mbps、見通し距離最長約100m)と、Bluetooth機能(最大通信速度約732kbps、見通し距離最長約10m)を搭載する。付属ソフトのBluetooth用ユーティリティー『BlueSpace NE』は、従来バージョンからユーザーインターフェースを刷新したほか、画面上のファイルアイコンを右クリックし“送る”メニューを選ぶとBlueSpace NEが選択肢に表示されるようになり、容易にファイル送信が行なえるという。

PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)で、マジックゲート対応メモリースティックスロットも装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。外部接続端子は、USB 2.0×2、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、ステレオヘッドホン出力、マイク入力、外部ディスプレー出力、モデム用モジュラージャック、ポートリプリケーターコネクター。

また、キーボードも新たに開発、板厚を0.8mm(既存製品は0.4mm)にしたことでしっかりとした感触となったという。18.5mmピッチ/キーストローク2mmで、キーの文字には欧米フォントを採用している。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッド。タッチパッドはパームレストとの一体化構造となっており、タッチパッドによる本体表面の凹凸を極力なくしたという。さらに、キーボード上部にプログラマブルボタンを2つ備えており、ボタンを押すだけでスピーカーやヘッドホンの音声を入/切したり、明るさを最大にしたりできる。

本体サイズは幅316×奥行き247.4×高さ39mm、重量は2.1kg。バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0)に基づくバッテリー駆動時間は、バッテリーパック(S)利用時で5時間、バッテリーパック(L)利用時で10時間。OSはWindows XP Professional。

バイオノートZ『PCG-Z1/P』は15日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は26万円前後。

また同社は、バイオノートZ専用のポートリプリケーター『PCGA-PRZ1』、およびキャリングケース『PCGA-CK5Z』も同時発売する。『PCGA-PRZ1』は、外部出力端子としてUSB 2.0×3、DVI-D出力、VGA出力、プリンターポート、LANポート、DC入力を備えたポートリプリケーターで、予想小売価格は2万5000円前後。『PCGA-CK5Z』は側面部分にアルミメタルパネルを採用したキャリングケースで、予想小売価格は6000円前後。

ポートリプリケーター
バイオノートZ用ポートリプリケーター『PCGA-PRZ1』
キャリングケース
バイオノートZ用キャリングケース『PCGA-CK5Z』

なお、ソニーマーケティング(株)が運営するECサイト“ソニースタイル”では、CPUにインテルCentrinoモバイル・テクノロジ搭載インテルPentium M-1.60GHzを採用し、1024MBのメモリー(DDR SDRAM)を搭載したソニースタイルオリジナルモデル『PCG-Z1T/P』を発売する。バッテリー駆動時間は、バッテリーパック(S)利用時で5時間、バッテリーパック(L)利用時で10時間となっている。その他の本体仕様は『PCG-Z1/P』と同じ。


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