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日本HP、Intel 875Pチップセット採用のIA-32ワークステーション『HP Workstation xw4100』を発表

2003年05月14日 13時28分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本ヒューレット・パッカード(株)は14日、IA-32ワークステーションの新製品として、シングルCPU(Pentium 4-3.0GHz)搭載の『HP Workstation xw4100』を発表した。従来の“xw4000/xw5000シリーズ”の後継にあたり、出荷開始は今月下旬の予定。価格は21万2000円から。併せて、19インチ液晶ディスプレー『HP L1925 19インチ・TFTフラットパネルモニタ』を21日に発売する。価格は12万8000円で、出荷開始は6月上旬の予定。

『HP Workstation xw4100』『HP Workstation xw4100』

xw4100は、CPUにPentium 4-3.0GHz(FSB800MHz)、チップセットにIntel 875を採用。Intel 875は、FSB800MHz対応のほか、PC3200対応(400MHz駆動)のデュアルチャンネルECC DDR SDRAMをサポートする高機能ワークステーション向けチップセット。主なスペックは、HDDにUltraATA/100接続の40GBタイプ(毎分7200回転)、またはUltra 320 SCSI接続の36GBタイプ(毎分1万回転)、光メディアドライブに48倍速CD-ROMドライブを内蔵、ネットワークインターフェースに米ブロードコム(Broadcom)社のGigabit Ethernetをオンボードに搭載する。インテリジェント・マネージメント機能として、資産管理/障害管理/セキュリティー管理/コンフィギュレーション(各種設定)管理/インテグレーション管理の各チェック機構を、セキュリティー機能として、盗難防止用電磁ロック方式のカバーロック、ディスケット(フロッピーディスク)書き込みコントロール、FlashROM書込み禁止、キーボードパスワード、シリアル/パラレルコントロールなどを備える。また、内部の各デバイスは工具なしで取り外しが可能な“ツールレスカバーオープン”方式を採用する。

内部
HP Workstation xw4100の内部。HDDやAGP/PCIカードもドライバーなしで脱着が可能。マザーボードや筺体はHPオリジナルで、組み立ても日本向け製品は国内工場で行なっている

本体サイズは幅168×奥行き456×高さ450mm(縦置き時、横置きも可能)、重量は約16kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1、もしくはWindows 2000 Professional SP3。CPUやメモリー、HDD、光メディアドライブ、グラフィックスアクセラレーターカードなどのスペックを購入時に変更できるB.T.O.(Build to Order)メニューを用意しているほか、プレインストールOSを『Red Hat Linux 7.3』に変更したモデルも7月頃に出荷予定となっている。

同社は併せて、19インチ液晶ディスプレー『HP L1925 19インチ・TFTフラットパネルモニタ』を21日に発売することも発表した。価格は12万8000円で、出荷開始は6月上旬。これに伴い、現行の18インチモデル『HP L1825 18インチ・TFTフラットパネルモニタ』と20インチモデル『HP L2025 20インチ・TFTフラットパネルモニタ』を値下げする。新価格は18インチが11万8000円、20インチが23万8000円。

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