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ソニー、127万画素デジカメを内蔵した“CLIE”『PEG-NX80V』など2製品を発売


2003年5月27日

ソニー(株)は27日、Palm OS 5を搭載した携帯情報端末“CLIE(クリエ)”『PEG-NX80V』『PEG-NX73V』の2機種を、それぞれ6月28日と6月7日に発売すると発表した。両機は折り畳み式で、開くと180度回転する液晶ディスプレーとキーボードが現われる“ウイングデザイン”を採用し、『PEG-NX70V』の後継機に位置付けられる。価格はオープンプライスで、編集部による推定小売価格はNX80Vが6万円弱、NX73Vが5万円弱。

『PEG-NX80V』
『PEG-NX80V』
『PEG-NX73V』
『PEG-NX73V』

NX80Vのスペックは、OSがPalm OS 5で、CPUはPXA263-200MHz。メモリーは32MBのDRAM(ユーザー使用可能領域は16MB)と、32MBのROMを搭載する。ディスプレーには、320×480ドット/6万5536色表示のバックライト付き半透過型TFTカラー液晶パネルを採用し、インターフェースは、USB 1.1、マジックゲート/メモリースティックPRO対応メモリースティックスロット、CFカードスロット、赤外線(IrDA 1.2)。内蔵カメラには、有効127万画素の1/3.6インチCCDイメージセンサーを採用し、MPEG-4形式の動画撮影にも対応する。レンズは焦点距離f=4.15mm(35mmフィルム換算で37.7mm相当)、F値は4.0。暗所撮影用の、白色LEDによるキャプチャーライトを装備する。本体サイズは幅71.9×奥行き21.8×高さ131.5mm、重量は235g。

従来機種NX70Vと比較した特徴は、カメラ機能の高解像度化(NX70Vは、有効31万画素の1/5.5インチCMOSイメージセンサーを搭載)と、メモリーの増強(NX70Vは、DRAM/ROMが各16MB)、CFメモリーカードへの対応(NX80Vの一部ソフトは未対応)、バッテリーの大容量化など。バッテリーには、最上位機種の『PEG-NZ90』と同等のリチウムイオンポリマーバッテリーを内蔵し、同社計測による音楽連続再生時間は約7時間(NX70Vは約4時間)。ディスプレーにもNZ90と同じ液晶パネルを採用している。

ソフトウェア面の変更は、Palm OS用日本語入力システム『ATOK for Palm OS 5 日本語グラフィティ対応版』に連携可能な日本語手書き認識ソフト『Decuma Japanese ver.1.0』を新規採用した点で、そのほかのソフトウェアは、メモリースティックPRO/CFメモリーカードへの対応など、細かなバージョンアップにとどまった。ROM容量が32MBに倍増したことにより、ほとんどのソフトは本体にプレインストールされている。

NX73VとNX80Vの相違点は、DRAMが16MB(ユーザー使用可能領域は11MB)になり、内蔵カメラが31万画素1/5.5インチCMOSイメージセンサーに変更される点。重さは230gとなる。

CLIEシリーズ用の折りたたみ式キーボードなど
オプション3製品も発売

また同社は、NX80V/73V用のオプションとして、折りたたみ式キーボード『PEGA-KB100』、キャリングケース『PEGA-CA92』、伸縮式スタイラスペン『PEGA-ST50』の3製品を発表した。発売日は、PEGA-CA92が6月28日、PEGA-ST50が6月7日。PEGA-KB100については近日発売を予定する。価格はオープンプライスで、編集部による推定小売価格は、PEGA-KB100が1万3000円弱、PEGA-CA92が6000円弱、PEGA-ST50が1500円弱。

PEGA-KB100の本体サイズは、幅105×奥行き11×高さ267mm(使用時)/幅105×奥行き18×高さ138mm(収納時)、重さは198g。キーピッチは幅18.0×高さ17.3mmで、キャリングポーチとキーボード設定ユーティリティーが付属する。対応機種は、PEG-NXシリーズ全機種とPEG-TG50、PEG-Tシリーズ、PEG-SJシリーズ。PEGA-CA92、PEGA-ST50は、NX80V/73Vの専用オプションとなる。

本皮製の専用キャリングケースPEGA-CA92は、皮製のバックなどを製造している米Dooney&Bourke社と共同開発した製品で、通信カード、メモリースティック、名刺などを入れるポケットがついている。本体サイズは幅75×奥行き35×高さ136mm、重量は80g。

(編集部 栗山博行)


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