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リコー、無線LAN/PHS/GPSなどのCFカードとSDメモリーカードに対応した324万画素カメラ『Caprio Pro G3』を発売

2003年05月28日 15時46分更新

文● 編集部

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(株)リコーは28日、有効324万画素CCDと光学3倍ズームレンズを搭載したズームカメラ“Caprio G3”シリーズの新製品として、SDメモリーカード用スロットと無線LAN/PHS/GPS/Bluetoothカード対応のコンパクトフラッシュ(CF)カード用スロットを搭載した『Caprio Pro(キャプリオ プロ) G3』を6月25日に発売すると発表した。価格は9万9800円。

『Caprio Pro G3』
『Caprio Pro G3』

『Caprio Pro G3』は、CFカードスロットを利用して機能を拡張できるのが特徴。拡張用CFカードとして無線LANカード、PHS通信カード、GPSカードを利用でき、秋にはBletoothカードにも対応する予定。これにより、撮影した画像を直接メールで配信したり、撮影した場所の緯度&経度情報を付加したりといったことができるようになる。Bluetooth対応プリンターを利用したプリントアウトにも対応する。無線LANカードは、(株)アイ・オー・データ機器の『WN-B11/CF』と(株)メルコの『WLI-CF-S11G』、PHS通信カードは、(株)NTTドコモの『P-in Comp@ct』『P-in M@ster』『P-in Memory』『P-in Free 1P』『P-in Free 1P』とKDDI(株)の『AH-N401C』『AH-H401C』、GPSカードはアイ・オー・データ機器の『CFGPS2』、GPS地図ソフトは(株)アルプス社の『プロアトラスW』『プロアトラスW2』などが動作確認済みとして挙げられている。

カメラとしての機能は、1/2.7インチ有効324万画素CCDと5群6枚の光学3倍ズームレンズ(35mmフィルム換算で35~105mm、F2.6~4.7)を搭載し、シャッターを押してから露光開始までの時間の遅れ(レリーズタイムラグ)が0.14秒、撮影した画像ファイルにテキスト情報や音声情報をメタデータとして付け加えるカメラメモ機能などの“Caprio G3”シリーズを継承している。付属のソフト『DU-10n』を利用して、メモ入力の項目リストの作成や、メモ項目による画像の検索が可能。記録メディアはSDメモリーカード/マルチメディアカード(MMC)に対応し、本体内にも8MBのメモリーを内蔵している。解像度は静止画が最大で2048×1536ドット、文字が2048×1536ドット、動画が320×240ドット。記録フォーマットは静止画がJPEG(Exif ver2.2、DCF準拠、DPOF対応)、文字がTIFF、動画がAVI(Motion JPEG準拠)、音声がWAV。音声モードのみを利用すれば、ボイスレコーダーとして使うこともできる。

実像式光学ファインダーと約8万画素の1.8インチ透過型TFT液晶ディスプレーを搭載し、パソコン用インターフェースとしてUSB 1.1(Windows 98/98 SE/2000/Me/XP対応)を装備するほか、AV出力(NTSC/PAL切り替え)も装備する。電源は、リチウムイオンバッテリー(オプション)、単3形充電池(ニッケル水素/ニッケル)、AC電源(オプション)を利用できる。バッテリー切れなどの緊急時には単3形アルカリ電池も利用可能となっている。本体サイズは幅124×奥行き43×高さ56mm、重量は約180g。

AVケーブル、USBケーブル、ソフトウェア(CD-ROM)、ストラップが付属する。オプションとして、リチャージャブルバッテリー『DB-43』(価格は5000円)、バッテリーチャージャー『BJ-2』(価格は5000円)、DB-43とBJ-2をセットにしたバッテリーセット『BS-3』(価格は8500円)、ACアダプター『AC-4a』(価格は3500円)、ソフトケース『SC-30』(価格は2000円)などを用意する。

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