このページの本文へ

NTTドコモ、TV電話機能を標準搭載したFOMA対応携帯端末『F2102V』など3機種を発表

2003年06月16日 17時22分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは16日、FOMA対応の携帯端末の新製品として、TV電話機能を標準装備した折り畳みタイプの『F2102V』と『N2102V』、PCカードタイプの『F2402』の計3種類を開発したと発表した。『F2102V』と『N2102V』は、音声コーデック“AMR(Adaptive MultiRate)”のほか、新たに音響コーデック“AAC(Advanced Audio Coding)”を搭載することで“iモーション”機能を強化したのが特徴。

『F2102V』(シルバー) 『N2102V』(シルバー)
『F2102V』(シルバー)『N2102V』(シルバー)

『F2102V』は、連続待ち受け時間が約310時間(静止時)/約240時間(移動時)で、セキュリティー機能として認証機能“クライアント認証機能”を搭載するのが特徴。連続通話時間は約130分(音声)/約90分(TV電話)。画像センサーはCCDを2個(外側が有効約33万画素、内側が約11万画素)搭載しており、液晶ディスプレーは約2.2インチ半透過TFTで、6万5536色表示に対応する。デュアルサウンドスピーカーを搭載し、記録メディアにはminiSDメモリーカードを採用する。パソコンにスケジュールやアドレスを転送/バックアップすることも可能。本体サイズは幅50×高さ101×奥行き26mm、重量は約115g。本体カラーはブラック、シルバー、レッドを用意する。

『N2102V』は、本体サイズを幅50×高さ104×奥行き25mm(容積約98ml)に小型化したのが特徴。連続待ち受け時間は約270時間(静止時)/約200時間(移動時)。連続通話時間は約130分(音声)/約90分(TV電話)。“クライアント認証機能”を搭載する。静止画に音声を合成し、メールで送受信できる“ピクチャボイス機能”や、音声通話中に静止画を撮影し、メールで送信できる“スピードフォトメール機能”のほか、広告や雑誌に掲載された電話番号/メールアドレス/URLをカメラで読み取り、URLへのアクセスやメール送信が行なえる“ アクセスリーダー機能”を搭載する。画像センサーはCMOSイメージセンサーを2個(外側が有効約32万画素、内側が約11万画素)搭載しており、液晶ディスプレーは約2.2インチ全透過TFTと約1インチのTFT(背面)を搭載する。表示色はともに6万5536色。重量は約109g。本体カラーはシルバー/ブラック(ツートン)、“ライトシルバー”、ブルーを用意する。

『F2402』『F2402』

『F2402』は、パソコンのPCカードスロットに装着し、イヤホンマイクとUSBカメラなどを利用してTV電話を利用できるPCカード型端末。イヤホンマイクとパソコン用ユーティリティーソフトを利用して音声通話も行なえる。通信速度は最大で上り/下りとも384kbps。音声通話とパケット通信を同時に利用できる“マルチアクセス機能”を搭載する。本体サイズは幅54×奥行き13×高さ121mm、重量は約50g。消費電力は最大約5W。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。TV電話ソフトはWindows 2000/XPに対応する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン