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ミノルタ、光学10倍ズームの320万画素デジカメ『DiMAGE Z1』と独自光学手ぶれ補正機構を持つ500万画素機『DiMAGE A1』を発売


2003年8月7日

ミノルタ(株)は7日、光学10倍ズームレンズと0.3〜0.4秒(同社調べ、テレ/ワイドとも)で合焦する“ジェットAF”機能を搭載した320万画素デジタルカメラ『DiMAGE Z1』、“DiMAGE 7シリーズ”の後継モデルで光学7倍ズームレンズと、CCD面をシフトする独自の光学手ぶれ補正防止機構を搭載する500万画素デジタルカメラ『DiMAGE A1』を発表した。発売予定時期は、Z1が10月中旬、A1が9月下旬。価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格はZ1が5万円前後、A1が13万円前後。

週末にアクティブに楽しむレジャー好きな人たちへ
“ウィークエンドワンダーズーム”がコンセプト

DiMAGE Z1は、「カメラマニアでもビジネス用途とも違った、一般のカメラユーザーに使って欲しい高倍率デジタルカメラ。週末をアクティブに楽しむレジャー好きや、小さな子供を持つファミリー層、旅行好きで風景も人物もきれいに撮りたい人に使ってほしい。いわゆる“メモカメラ”ではなく、“メモリー(記憶に残る)カメラ”として開発した」(広報担当談)という、高倍率ズームで手ごろな価格を実現した同社としては新コンセプトのデジタルカメラ。

『DiMAGE Z1』
『DiMAGE Z1』

レンズは焦点距離が5.8〜58mm(35mmフィルムカメラ換算時:38〜380mm相当)、明るさを示すF値は2.8〜3.5の光学10倍ズームで、4倍デジタルズームと合わせて最高40倍相当の望遠撮影が可能。撮像素子は1/2.7インチ総330万(有効320万)画素CCD、記録解像度は最大2048×1536ドットで、ファイル形式はJPEG(DCF 1.0/Exif 2.2/DPOF 1.1/PIM II対応)。ISO感度は50/100/200/400相当となる。シャッター速度は2〜1/1000秒(オートモード時)で、最長30秒のバルブ(シャッター開放)撮影機能も搭載する。光学手ぶれ補正は持たないが、ISO感度を自動的に上げることでシャッター速度を速め、手ぶれしにくくする自動補正機能を搭載する。

DiMAGE Z1の背面
DiMAGE Z1の背面
DiMAGE Z1の側面
DiMAGE Z1の側面

ジェットAFは、大まかに距離を合わせる“外光パッシブ方式”とCCD面の映像を2倍速で読み出して距離の微調整を行なう“映像AF方式”を組み合わせたハイブリッドAFで実現している。そのほか、スポーツシーンなど動きの速い被写体でもシャッターチャンスを逃さないように毎秒60コマ表示可能な液晶ディスプレー、シャッターを押し続けている間はバッファメモリーに記録し続け、離した瞬間からさかのぼって10コマ(約1秒間)を記録するUHS(ウルトラハイスピード、解像度は最大1280×960ドット)連写機能、5〜6m離れた被写体でも明るく撮影するための大光量フラッシュ(GN12)を内蔵し、加えて外部フラッシュを接続するホットシューも備える。

動画撮影は、最大640×480ドット/毎秒30コマのモノラル音声付きQuickTime形式(MotionJPEG圧縮)の記録が可能で、動画再生時に1シーンを選択して静止画に切り出す“動画のセレクトショット”機能も搭載する。

背面には1.5インチ11.3万画素の低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレーと液晶ビューファインダーを装備。どちらもレンズからの入射光をプリズムとミラーで反射しているため、色ずれやパララックス(視差)のないプレビューを実現できるという。

インターフェースはAV出力端子とUSB端子を装備。記録メディアはSDメモリーカード(16MBメディアが1枚付属)もしくはMMC。電源は単3電池4本で、アルカリ電池使用時の撮影枚数は約250コマ(液晶ディスプレーオン、フラッシュ50%使用での同社調べ)、連続再生時間は約300分となる。

オプションのワイドコンバーターレンズ
オプションのワイドコンバーターレンズ『ZCW-100』(レンズとアダプタリングのセット)
ZCW-100をDiMAGE Z1に装着
ZCW-100をDiMAGE Z1に装着したところ

本体サイズと重量は、幅109.5×奥行き80×高さ77.5mm/305g(電池、メモリーカード別の非装備時重量)。オプションとして、0.75倍/28mm相当の広角撮影が可能になるワイドコンバーターレンズ『ZCW-100』(1万2000円)、DiMAGE Z1/A1/7シリーズおよび銀塩一眼レフカメラ“αシリーズ”に対応したGN(ガイドナンバー)25の外付けフラッシュ『プログラムフラッシュ 2500(D)』(2万円)が同時発売される。

『プログラムフラッシュ 2500(D)』
『プログラムフラッシュ 2500(D)』

予備知識のある写真愛好家に向けた “作品としての写真が撮れるデジカメ”

DiMAGE A1は、2002年9月に発売された『DiMAGE 7Hi』の後継にあたる、大口径の光学7倍ズームレンズと2/3インチ総530万(有効500万)画素プログレッシブスキャンCCDを搭載した、レンズ一体型一眼レフデジタルカメラ。DiMAGE 7iと比べて約1.5倍(約0.2秒)に高速化したAF機能に加えて、被写体の前後左右の動きに追随し、動体予測機能も備える“3D AF”を搭載(いずれも映像AF方式)。光学手ぶれ補正機能は、カメラ本体(レンズの光軸)の傾きを角速度センサーで検知し、それに合わせてCCD面を前後にシフトする独自開発の“CCDシフト方式”を採用する。これにより、シャッター速度が1/25秒でも1/200秒に相当する手ぶれ抑制の効果が得られるという(同社調べ)。

『DiMAGE A1』
『DiMAGE A1』

新開発の画像処理エンジン“SUPHEED(サフィード)”と、各色14bitのAD変換、および画像処理アルゴリズム“CxProcess II”により、階調表現力を高めて暗部の黒つぶれや明部の白とびを押さえるとともに、ノイズ発生の低減や低消費電力(従来比1/3程度)を実現したという。起動時間は約2.2秒、レリーズタイムラグは役0.1秒(いずれも同社調べ)。

DiMAGE A1の背面
DiMAGE A1の背面
DiMAGE A1の上面
DiMAGE A1の上面

レンズの焦点距離は7.2〜50.8mm(35mmフィルムカメラ換算時:28〜200mm相当)で、レンズの明るさを示すF値は2.8〜3.5。撮影可能距離は通常時で50cm以上。マクロモードではワイド側で21cm、テレ側で13cmまで近接撮影が可能。シャッター速度は最短1/16000秒から最長30秒(バルブ撮影)まで対応し、ISO感度は100/200/400/800相当となる。

画像処理エンジン“SUPHEED”
画像処理エンジン“SUPHEED”

記録解像度は最大2560×1536ドットで、記録フォーマットはJPEG/TIFF/RAW(DCF 1.0/DPOF/Exif 2.2/PIM II対応)。カラーモードはsRGB(ナチュラル/ビビッド)、Adobe RGBをサポートする。動画撮影は、最大320×240ドット/毎秒24コマ(最長15分)のモノラル音声付きQuickTime形式(MotionJPEG圧縮)の記録が可能で、毎秒4コマのインターバル動画撮影モードでは最大640×480ドットの動画撮影も可能。

背面には1.8インチ11.8万画素の低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレー(上下にチルト可能)と、0.44インチ23.5万画素の液晶ビューファインダー(上方向に90度チルト可能)を装備。撮影前に輝度の飽和を確認する“ヒストグラム表示”などが可能。

背面の液晶ディスプレー
背面の液晶ディスプレー(チルトのイメージ)
液晶ビューファインダー
液晶ビューファインダー(チルトのイメージ)

インターフェースはAV出力端子とUSB端子を装備。記録メディアはCF TypeIIで、フラッシュメモリーカード/マイクロドライブを装着するほか、CFタイプのモデムカードやPHSデータ通信カードを装着して、撮影結果を直接伝送することも可能。電源は専用リチウムイオン充電池“BP-400”で、撮影枚数は約330コマ(液晶ビューファインダー、フラッシュ50%使用での同社調べ)。

本体サイズと重量は、幅117×奥行き113.5×高さ85mm/約560g(非装備時重量)。

なお、DiMAGE A1とWindows Me/2000/XP搭載パソコンをUSBケーブルで接続すると、各種撮影設定やシャッター操作などをパソコン上から行ない、撮影結果を自動的にパソコンに取り込めるコントロールソフト『ディマージュ キャプチャー DCA-100』がオプションで用意されている。価格は1万2800円。

(編集部 佐久間康仁)


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「汎用連想計算エンジン(GETA)」は、情報処理振興事業協会(IPA)が実施した「独創的情報技術育成事業」の研究成果です。



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