(株)東芝は7日、携帯情報端末“GENIO e(ジェニオ イー)”の新製品として、『Windows Mobile 2003 software for Pocket PC 日本語版』(Pocket PC 2003)とPXA255-300MHzを搭載した『GENIO e350』を9日に発売すると発表した。価格はオープン。
『GENIO e350』(本体正面) |
『GENIO e350』(PAPDA006)は、PXA255-300MHzと64MBのSDRAM/32MBのフラッシュROMを搭載し、OSにWindows Mobile 2003 software for Pocket PC 日本語版を採用した、GENIO eのスタンダードモデル。スクリーンライト付きの3.5インチ半透過型TFT液晶ディスプレー(240×320ドット、6万5536色表示)を搭載し、インターフェースは、赤外線通信(IrDA 1.2)、クレードル接続ポート、ヘッドホン端子などを装備。拡張スロットはSDIOカードに対応したSDカードスロットを搭載する。電源はリチウムイオンバッテリー(1000mAh)を内蔵し、約14時間の利用が可能(データのメモリー保持時間は約72時間)。本体サイズは幅80×奥行き12.4×高さ125mm、重量は約149g。USBクレードル、ACアダプター(AC100V対応)、シンクロソフト『ActiveSync 3.7』と『Microsoft Outlook 2002』を収録したCD-ROM、スタイラス、ソフトケースなどが付属する。
本体上面 |
純正オプションとして、Bluetooth SDカード『PABSD001』(オープン価格)などを用意する(対応ドライバーソフトは8月下旬にウェブで提供する予定)。