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京セラ、新画像処理プロセッサー“RTUNE”搭載の500万画素デジタルカメラ『KYOCERA Finecam S5R』を発売

2003年08月08日 17時48分更新

文● 編集部

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京セラ(株)は8日、コンパクトデジタルカメラ“KYOCERA Finecam”シリーズの新製品として、新開発の画像処理プロセッサー“RTUNE”を搭載し、毎秒3コマの連写をメモリーカードに記録できる有効500万画素CCD搭載デジタルカメラ『KYOCERA Finecam S5R(エスファイブアール)』を9日に発売すると発表した。希望小売り価格は7万5000円。

『KYOCERA Finecam S5R』
『KYOCERA Finecam S5R』

『KYOCERA Finecam S5R』は、アナログ画像情報をデジタル変換する前にRGB各色ごとに出力レベルを揃えることで階調表現の幅を広げるとともに、16bitのA/D変換(出力は12bit)によりカラーノイズを低減する新開発の“RTUNE”プロセッサーを搭載したのが特徴。CCDは1/1.8インチの有効500万画素正方画素タイプで、レンズは焦点距離が7.3~21.9mm(35mmカメラ換算で約35~105mm相当)、F2.8~4.8の光学3倍“KYOCERAズームレンズ”(6群7枚)を搭載する。最短撮影距離は約55cm(マクロでは12~55cm)。最大記録画素数は、静止画が2560×1920ドット、動画が640×480ドット(毎秒15フレーム/毎秒30フレーム)。記録形式はJPEG/DCF(Exif 2.2)準拠でDPOF対応。記録メディアにはSDメモリーカード/MMCを採用し、記録速度が毎秒10MB以上のメディアの場合、メモリーカードの容量いっぱいまで毎秒3コマで連写できる。1画面につき30秒までの静止画アフレコも可能。電子ズームは最大3.7倍。感度はISO 100/200/400/800/AUTO。露出制御はプログラムAE/絞り優先AEで、測光方式はCCD画面多分割評価測光/中央部重点測光/スポット測光。±2.0(1/3ステップ)の露出補正が可能。撮影シーンに合った設定を、標準/スポーツ/夜景/夜景ポートレート/マクロ/遠景の6種類から選択できるシーンモードを搭載する。そのほか、気に入った画像を起動画面に設定したり、画像をリサイズしたりといったこともできる

実像式ズームファインダーとモニター用の1.6インチデュアルバックライト方式採用のTFD液晶ディスプレー(7万画素)“デイファイン液晶モニター”を搭載する。インターフェースはUSB(mini-B)を装備し、USBマスストレージクラスに対応する。電源はリチウムイオンバッテリー(3.6V、1000mAh)で、約130枚(液晶ディスプレーON時)の撮影が可能。専用ACアダプターも利用できる。本体サイズは幅92×奥行き33×高さ57.5mm、重量は約180g。ボディーカラーはシルバー。対応OSは、Wwindows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP、Mac OS 9.0~9.2、Mac OS X 10.2まで。

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