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ノーテルネットワークス、VPN装置“Contivity Secure IP Services Gateway”の最上位機種『Contivity 5000』を発売

2003年08月28日 19時48分更新

文● 編集部

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ノーテルネットワークス(株)は28日、VPN装置“Contivity Secure IP Services Gateway(コンティビティ・セキュア・IP・サービス・ゲートウェイ)”シリーズの最上位機種として、データセンター/大企業/通信事業者向けの『Contivity 5000 Secure IP Services Gateway』の販売を8月中に開始すると発表した。伊藤忠テクノサイエンス(株)、(株)コミューチュア、ネットワンシステムズ(株)、丸紅ソリューション(株)などの販売代理店経由で販売する。価格は1035万円。

Contivity 5000
『Contivity 5000 Secure IP Services Gateway』

『Contivity 5000 Secure IP Services Gateway(コンティビティ 5000)』は、従来の最上位機種『Contivity 4600』の後継機種。2.2GHz動作のプロセッサー2個とハードウェアアクセラレーターカード(1枚、オプションで1枚を追加可能)を標準搭載しており、VPNのデータ処理能力が30%向上しているほか、最大5000のVPNトンネリングセッションに対応したのが特徴。VPNプロトコルは、IPsec、ESP(Encapsulating Security Protocol)、IKE(Internet Key Exchange)、PPTP、L2TP、L2Fなどをサポートする。暗号は、DES、3DES、AES(Advanced Encryption Standard)、RC4、MD-5ほかに対応。LDAPやRADIUS、X.509などの認証もサポートする。インターフェースは、10/100BASE-TX、Gigabit Ethernet(GbE:10/100/1000BASE)、管理用のコンソールポート(D-Sub9ピン)を装備する。電源とHDDは二重化されている。

オプションでファイアーウォールやルーター、帯域制御などの機能を搭載できるほか、T1やISDN BRI、高速シリアル(HSSI)といったインターフェースも搭載可能。電源はAC100~127V/200~240V。本体サイズは幅438×奥行き584×高さ133mm、重量は19.5kg。製品には、Windows 95/98/2000/Me/NT/XP対応のクライアントソフトの無制限ライセンスが付属する。オプションでAIX、Solaris、HP-UX、Mac OS用のライセンスも提供する。

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