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京セラ、Carl Zeiss T *レンズ搭載317万画素デジタルカメラ『CONTAX SL300R T*』を発売

2003年11月27日 20時25分更新

文● 編集部

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京セラ(株)は27日、“Carl Zeiss T *”レンズを搭載した有効317万画素デジタルカメラ『CONTAX(コンタックス) SL300R T*』を12月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は5万5000円前後。

『CONTAX SL300R T*』(収納時)『CONTAX SL300R T*』

『CONTAX SL300R T*』は、9月に発表した『KYOCERA Finecam SL300R』をベースに、描写に定評のあるドイツのカール ツァイス社が開発した“Carl Zeiss T *(カール ツァイス ティースター)”レンズを搭載したモデル。レンズは非球面レンズを含む6群6枚構成の光学3倍ズーム『Carl Zeiss Vario-Tessar T*5.8-17.4mm F2.8-4.7』(35mm判カメラ換算で約38mmから115mm相当)で、多層膜コーティング“T*コーティング”が施されており、フレアーやゴーストを低減したのが特徴。最短撮影距離は約60cm(マクロ撮影時約20cm/W端)。レンズ前面に装着できる専用フードと、28mmのフィルターを装着するためのフィルターアダプターが同梱される。画像処理システムには京セラ独自の“RTUNE(アールチューン)”を採用し、メモリーカードの容量いっぱいまで、毎秒約3.5枚の連写が可能。CCDは1/2.7インチ正方画素原色フィルターを採用したインターレース読み出し方式の有効317万画素タイプ(総334万画素)を搭載する。ISO感度はAUTO/100/200/400/800相当。

撮影時撮影時

最大記録画素数は、静止画が2048×1536ドット、動画が640×480ドット(毎秒30フレーム/毎秒15フレーム)。記録形式は、静止画がJPEG/DCF(Exif 2.2)準拠でDPOF対応、動画はAVI。記録メディアにはSDメモリーカード/MMCを利用する(容量いっぱいまでの連写や動画の録画を行なうには転送速度が毎秒10MB以上のメディアが必要)。デジタルズームは最大2倍。モニター用ディスプレーには11万8000画素の透過/反射併用型1.5インチ液晶を採用。パソコンとのインターフェースはUSB(mini-B)で、USBマスストレージクラスに対応している。電源はリチウムイオンバッテリー(3.7V、780mAh)を利用し、専用ACアダプターも付属する。リチウムイオンバッテリーで約100枚の撮影が行なえる。

本体は『KYOCERA Finecam SL300R』と同様、撮影時にレンズ部を回転させる“イージーフレーミングボディ”を採用しており、ボディーはマグネシウムダイキャスト製。本体カラーは“チタンカラー”を採用し、本体前面部は本革仕様のシートで覆われている。本体サイズは幅100.0×奥行き15.0×高さ62.5mm、重量は約125g。

対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP、Mac OS 9.0~9.2、Mac OS X 10.3まで。製品パッケージには、カメラケース、PC接続ケーブル(USBケーブル)、リチウムイオンバッテリーパック、ACアダプター、クリーナー、専用フード、フィルターアダプター、ハンドストラップ、ドライバーソフトと画像管理ソフトが同梱される。

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