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FOMA 900iシリーズの“次”は? ――進化型『P900iV』と『F900iT』を発表

2003年12月18日 20時40分更新

文● 取材・文 永島和夫/撮影 永島和夫、編集部 伊藤咲子

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは18日、W-CDMA方式の第3世代携帯電話サービス“FOMA”の新機種、“900iシリーズ”の発表にあわせ記者会見を開いた。その席上で、同社iモード企画部長の夏野 剛氏は、900iの発表直後に、来春投入予定というFOMAの次期モデルの存在を明らかにした。ラインナップは、“ムービースタイル”の『P900iV』、タッチパネルとBluetooth搭載の『F900iT』の2機種。

P900iVの概要
P900iVの概要
F900iTの概要
F900iTの概要

これらの機種は、「900iシリーズの進化型」(夏野氏)として投入されるモデル。したがって、メガピクセルカメラやQVGA液晶、“デコメール”、“着モーション”、大容量Flash再生機能などの標準機能はすべてサポートしている。“900i”が冠された型番に、ムービースタイルを表わす“V”や、タッチパネルを表わす“T”といった付加価値に応じたアルファベットを加えている。P900iVは、2003年春に発売されたムービースタイル携帯電話『FOMA P2102V』の後継機種で200万画素のデジタルカメラを内蔵するという。

夏野氏×P900iV その1 夏野氏×P900iV その2 夏野氏×P900iV その3
iモード企画部長 夏野氏。P900iVの試作機を手にして説明を行なった。F900iTはこの場では公開されなかった

なお、2機種とも詳細なスペックは明らかにされていない。また、記者発表会では夏野氏が壇上でP900iVをチラリと紹介しただけで、展示等は一切なかった。これら2機種の発売時期は900iシリーズが発売された後で、今のところ「来年の春ごろの見込み」(夏野氏)という。

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