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ニコン、光学8倍ズーム&800万画素CCD搭載デジタルカメラ『COOLPIX 8700』などを発表


2004年1月28日

(株)ニコンとニコンカメラ販売(株)は28日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで記者説明会を開催し、有効800万画素CCDと光学8倍ズームのニッコールレンズを搭載した一眼レフデジタルカメラ『COOLPIX 8700』、デジタルカメラ入門者向けの有効320万画素CCDと光学3倍ズームニッコールレンズを搭載したコンパクトカメラ『COOLPIX 3200』、同じく有効200万画素CCDと光学3倍ズームニッコールレンズを搭載した『COOLPIX 2200』を発表した。発売予定日は8700が2月14日、3200が2月27日、2200は3月12日。価格はすべてオープンプライスで、編集部による予想実売価格は順に12万円前後、3万4000円前後、2万5000円前後。

COOLPIX 8700
『COOLPIX 8700』
COOLPIX 8700
同じくCOOLPIX 8700を左側から見たところ。グリップ部の内側にニコンらしい赤いラインが配されている

なお同時に、レンズ交換式一眼レフカメラ『D70』も発表された。詳細はこちらのニュース記事を参照いただきたい。

コンパクトな光学8倍&8メガピクセル
COOLPIXシリーズのフラッグシップモデル

COOLPIX 8700の背面
COOLPIX 8700の背面
COOLPIX 8700の背面
背面の液晶ディスプレーを横に開いたところ

COOLPIX 8700は、2002年6月に発売された光学8倍ズームレンズと有効500万画素CCD搭載の『COOLPIX 5700』と同形状のボディー(サイズは一回り大きくなった)に2/3インチ総831万/有効800万画素原色CCDを搭載した、“COOLPIXシリーズ”のフラッグシップモデル。レンズの焦点距離はf=8.7〜71.2mm(35mmフィルムカメラ換算時:35〜280mm相当)、明るさを示すF値は2.8〜4.2。

記録解像度は最大3264×2448もしくは3264×2176(3:2)ドットで、記録形式はJPEG形式の圧縮画像のほか、非圧縮のRAW/TIFF-RGB形式に対応。JPEGの圧縮率はFINE(約1/4)、NORMAL(約1/8)、BASIC(約1/16)の3タイプから選択。QuickTime形式で最大640×480ドット/毎秒30フレーム/音声付き(最長35秒間)の動画撮影も可能。記録メディアはCF TypeI/IIで、マイクロドライブにも対応する。

左側面
COOLPIX 8700の左側面
上面
COOLPIX 8700の上面

感度はISO50〜400相当、測光方式は256分割のマルチパターン/中央重点/スポット測光/AFスポット測光の切り替えが可能。露出モードはP(プログラムオート)/S(シャッター速度優先オート)/A(絞り優先オート)/M(マニュアル)/プログラムシフト/AEロックから選択可能。シャッター速度は8〜1/4000秒(および10分までの長時間露出)で、CCD電子シャッターと機械式シャッターを併用する。

ホワイトバランスはオート/マニュアル(6種類、微調整可)の選択が可能で、ホワイトバランスブラケティング撮影にも対応。内蔵スピードライトは最長4.1m(広角側)まで調光可能。ホットシューを備え、外部スピードライトを接続することもできる。

背面には横に180度開き、さらに上下方向に回転する“フリーアングル機能”を持つ1.8インチ13万4000画素の高透過アドバンスト液晶ディスプレーを搭載。さらに、0.44インチ23万5000画素の高温ポリシリコンTFT液晶ディスプレーを使った液晶ビューファインダー(視度調整機能付き)も内蔵する。インターフェースはUSB 1.1とビデオ出力端子を搭載。

電源は専用リチウムイオン充電池『EN-EL1』で、撮影可能枚数は約210枚(同社試験による実測値)。本体サイズと重量は、幅約113×奥行き78×高さ105mm/約480g(本体のみ)。

単3電池2本で駆動するコンパクトデジタルカメラ
『COOLPIX 3200』はカラーバリエーションを用意

COOLPIX 3200
COOLPIX 3200は3色のカラーバリエーションモデルが用意されている
COOLPIX 2200
COOLPIX 2200

COOLPIX 3200/2200は、2003年3月に発売されたデジタルカメラ入門者向け製品『COOLPIX 3100』『同 2100』の後継機種。前モデルでは下位機種にあたるCOOLPIX 2100に“パールシルバー”“フェアリーピンク”“シルキーブルー”のカラーバリエーションモデルが発売されたが、今回は上位機の3200に“パールシルバー”“ラスベリーレッド”“ミントグリーン”のカラーバリエーションモデルが用意されている(2200はシルバーの1モデル)。

COOLPIX 3200の前面
COOLPIX 3200の前面
COOLPIX 3200の背面
COOLPIX 3200の背面

両機種とも単3電池2本で駆動し、メモリーカードがなくても本体に14.5MBのフラッシュメモリーを内蔵しており、手軽に撮影できるのが特徴。両機種の違いは、撮像素子に3200は1/2.7インチ総334万/有効320万画素原色CCD、2200が1/3.2インチ総214万/有効200万画素原色CCDを採用。レンズのスペックも、3200は焦点距離f=5.8〜17.4mm(35mmフィルムカメラ換算時:38〜115mm相当)、明るさを示すF値は2.8〜4.9、対して2200はf=4.7〜14.1mm(35mmフィルムカメラ換算時:36〜108mm相当)、F2.6〜4.7という違いがある。

電池室とメモリーカードスロット
COOLPIX 3200の電池室とメモリーカードスロット

記録解像度は3200が最大2048×1536ドット、2200は最大1600×1200ドット。記録形式はJPEG形式で、QuickTime形式で最大640×480ドット/音声付き(2200は音声なし)の動画撮影も可能。記録メディアはSDメモリーカード(MMC非対応)。

測光方式は256分割のマルチパターン/5点AFポイント測光の切り替えが可能。シャッター速度は4〜1/3000秒。撮影モードはオートのほか、“ポートレート”“風景”“スポーツ”などの11種類のシーンモードと、整った構図になるようガイドが表示される4種類のアシスト機能付きシーンモードが用意されている。

COOLPIX 2200の前面
COOLPIX 2200の前面

背面には1.6インチ8万画素の低温ポリシリコン液晶ディスプレーを搭載。ファインダーは実像光学式ズームファインダー(LED表示付き)を内蔵する。インターフェースはUSB 1.1とビデオ出力端子を搭載。パソコンを介さずにプリンターとUSBケーブルで接続して印刷できるダイレクトプリントの統一規格“PictBridge(ピクトブリッジ)”にも対応する。

電源は単3電池2本(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池/リチウム電池など)で、撮影可能枚数は3200が約140枚、2200が約150枚(どちらもアルカリ乾電池使用時の同社試験による実測値)。本体サイズと重量は、幅約88×奥行き38×高さ65mm/約140g(本体のみ)。なお、6月発売のウォータープルーフケースを利用すれば、水深40mまで使用可能となる。

HDD内蔵ポータブルフォトビューアーも同時発表

『COOLWALKER MSV-01』
『COOLWALKER MSV-01』

COOLPIXシリーズ3機種と同時に、30GB HDDと2.5インチTFT液晶ディスプレー(490×240ドット)を内蔵するポータブル画像ビューアー『COOLWALKER(クールウォーカー) MSV-01』も発表された。6月発売予定で、価格は7万5000円。本体にはUSB 2.0端子とCF TypeI/IIのメモリーカードスロット(SDメモリーカードは市販のCFカードスロット用アダプターを介して読み出し可能)、およびビデオ出力端子を搭載。Windows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.1/9.2、Mac OS X 10.1.2以降のパソコンに接続すると、USBマスストレージクラスでHDDおよびメモリーカードスロットのファイルを読み書き可能。さらにPictBridgeにも対応しており、パソコンを介さずに印刷できる。

HDDに取り込む、もしくはメモリーカードスロット経由で読み込んだ画像ファイルは、内蔵液晶ディスプレーで表示するほか、ビデオ出力端子経由でTVに出力することも可能。再生可能なファイルは、DCF(Design rule for Camera File System)準拠のJPEG/TIFF/RAW(RAW形式はニコン製デジタルカメラで撮影したもの)、QuickTime形式MotionJPEG圧縮の動画ファイル、WAVE形式の音声ファイル。

電源は専用リチウムイオン充電池『EN-EL6』を使用し、連続再生時間は約1.5時間。本体サイズと重量は、幅約81×奥行き35×高さ130mm/約350g(バッテリー含む)。

(編集部 佐久間康仁)


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