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ISS、ファイアーウォール/VPN/不正侵入防御/ウイルス対策を統合できるオールインワンアプライアンス『Proventia M 50』を発売

2004年02月04日 23時58分更新

文● 編集部

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インターネット セキュリティ システムズ(株)は4日、ファイアーウォール、VPN、不正侵入防御、アンチウイルスの機能を1台に搭載できるオールインワンプロテクションアプライアンス“Provetia(プロベンティア) M”シリーズの第1弾として、『Proventia M 50』の出荷を同日付けで開始すると発表した。

“Provetia M”は、米ISS社のセキュリティー情報組織“X-Force”の研究結果を反映した最適化されたポリシーを適用するのが特徴。X-Forceの持つセキュリティーホール情報を基に、仮想的にパッチをあてた状態“Virtual Patch(バーチャルパッチ)”を作り出すことで、実際のワームが出現する前から防御可能にする“X-Force in a BOX(エックスフォース イン ア ボックス)”を採用。複数のセキュリティー機能を1つの制御エンジン(Synchronous Deep Traffic Inspection)で処理することによりパフォーマンスを向上させたという。VPN、不正侵入防御、アンチウイルス機能はオプションで提供する。RAID 1に対応し、電源やファンは冗長構成となっている。インターフェースは10/100/1000BASE-T×3ポートを装備する。最大消費電力は500W×2。本体サイズは幅430×奥行き648×高さ77mm(2U)で、重量は27.2kg。今年の夏ごろには、米ISS社が1月に買収した米Cobion社の技術を基にしたコンテンツフィルタリングやアンチスパムの機能を提供する予定としている。

価格は、“基本セット(筐体)価格”+“サポートおよびサービス価格”+“オプション価格(VPN、不正侵入防御、アンチウイルス)”で構成される。基本セット(筐体)価格はアプライアンス本体とファイアーウォールが含まれ価格は140万円から(初回のみ)。サポートおよびサービス価格にはソフトのアップデート、テクニカルサポート、アプライアンス故障時の交換サービスが含まれ、年額で21万円から。オプションとなる『VPNソフトウェアオプション』の価格は31万1000円(初回のみ)。『不正侵入防御オプション』の価格(年間)は、50ノードで18万3000円からで、100ノード/250ノード/無制限を用意する。『アンチウイルスオプション』の価格(年間)は50ノードで6万3500円からで、100ノード/250ノード/無制限を用意する。

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