ソニーマーケティング(株)は18日、昨年10月に発表した510万画素のデジタルカメラ“サイバーショット”『DSC-T1』に、ブラックモデル『DSC-T1B』を追加すると発表した。現在販売されているモデルのカラーはシルバー。
DSC-T1は本体にはステンレス素材を使用し、前面のスライド式レンズカバーを下ろすと、電源が同時に入るようになっている。レンズはカールツァイスの“バリオテッサー”を搭載する。カメラ本体内にズーム機能を組み込んだプリズム式光学3倍ズームを採用する。背面に2.5インチ21万1000画素の液晶ディスプレーを備え、撮影した画像を大きな画面で確認できる。記録メディアはメモリースティック デュオ/メモリースティック PRO デュオ。DSC-T1Bは、同梱のクレードルも本体にあわせたブラック。発売は3月19日で、価格はオープンプライス(編集部による予想実売価格は6万円前後)。
DSC-T1B(レンズカバー閉じ) | DSC-T1B(レンズカバー開き) |
同時に、三脚アダプター付きのDSC-T1向けケースとして、スリムタイプの“アクティブジャケットケース”『AJK-THA』を発売する。DSC-T1には三脚穴がなく、「ユーザーから要望が多かった」(ソニー)ことから三脚穴をつけたもので、ケースは本体にあわせた薄いデザインで、装着したままで液晶ディスプレーを見たり、ボタンやメニューを操作したりすることが可能。希望小売価格は3500円。三脚は別売り。
そのほか同社は、ダイレクトプリントの統一規格“PictBridge(ピクトブリッジ)”に対応するための、DSC-T1のファームウェアのアップデート用プログラムを2月25日より同社ウェブよりダウンロード形式で配布する。また3月上旬から、PictBridge対応のCD-ROMを同梱したモデルを出荷する予定。