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ブラザー工業、Bluetooth&USB対応の薄型モバイルプリンター『MW-140BT』を発売

2004年02月18日 19時55分更新

文● 編集部

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ブラザー工業(株)は18日、薄型のモバイルプリンター“MPrint(エムプリント)”シリーズの新製品として、Bluetoothに対応した『MW-140BT』を3月16日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万円前後。

『MW-140BT』
『MW-140BT』

『MW-140BT』は、USBとBluetoothの両方のインターフェースを搭載したダイレクトサーマル方式の薄型モバイルプリンター。本体サイズが幅100.0×奥行き160.0×高さ17.5mm、重量が300g(充電池と感熱紙を含む)と小型軽量化されているのが特徴。解像度は300dpi×300dpi。用紙は自動給紙に対応した紙カセット方式のA7カット紙を利用し、印刷範囲は69×100mm(複写紙では62×95mm)。A7サイズ感熱紙(C-11)を利用した場合には毎分15枚の印刷が行なえる。プリンター制御コマンドは同社独自のラスターコマンドを採用。Bluetoothによる無線通信用の機能として、電源を切らずに待機する自動スリープモードを搭載する。待機中に印刷命令を送れば本体が起動して印刷できるため、電源のオン/オフを気にせずに利用できるという。

インターフェースは、USB 1.1とBluetooth Ver.1.1 Class 2(シリアルポートプロファイル)に対応しており、対応OSは、Pocket PC/2002/2003、Palm OS Ver.3.5~5.2で、USB接続はWindows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XPに対応。電源は内蔵のリチウムイオン充電池(7.4V)を利用し、100枚以上の連続印字が可能。製品パッケージには、充電用のACアダプター、USBケーブル、感熱紙(C-11)50枚入りペーパーカセットが同梱される。

アプリケーションとして、Pocket PC用の『ブラザーモバイル印刷ソフトウェア』と『PrintPocketCE for Brother』、Palm OS用の『IrPrintMW』、パソコン用の画面キャプチャー編集ソフト『スポットスナップソフトウェア』などが同梱される。Palm OSからは、PIM(アドレス/予定表/To Do/メモ)、Documents To Go形式のデータ(ワープロ/表計算)の印刷が可能で、Pocket PCからはPIM(連絡先/予定表/仕事/メモ/メール)や画像(JPEG/BMP/PNG)、クリップボード、画面キャプチャー、Pocket Word/Excelのデータを印刷できる。パソコンからは、同梱のプリンタードライバーソフトを利用して、A4からA7、A4からA7×2枚サイズなどへ自動縮小した印刷が行なえる。

同社では、今回の新製品と、販売中のIrDA対応モバイルプリンター『MW-100e』、携帯電話機からの印刷にも対応した『MW-120』を合わせた3機種により、ユーザーの多様なニーズに応えるとしている。

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