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バッファロー、VPN対応のIEEE 802.11g無線ブロードバンドルーター『WHR2-G54V』を発売――ダイナミックDNSサービスも提供

2004年02月18日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは18日、“BUFFALO”ブランドの54Mbps無線LAN製品“AirStation G54”シリーズの新製品として、PPTPサーバー/クライアント機能とダイナミックDNS機能を搭載し、VPNによるリモートアクセスに対応したブロードバンドルーター『WHR2-G54V』と、同製品に54Mbps無線LAN PCカードを1枚同梱したセットモデル『WHR2-G54V/P』の2製品を3月上旬に発売すると発表した。価格は『WHR2-G54V』が2万9800円、『WHR2-G54V/P』が3万5800円。同時に、『WHR2-G54V』向けのダイナミックDNSサービス“バッファロー・ダイナミックDNSサービス”の提供を開始することも発表した。料金は年額3780円(税込み)。

『WHR2-G54V』
『WHR2-G54V』

『WHR2-G54V』は、WPA(TKIP/AES)をサポートした“IEEE 802.11g/b”対応の無線ブロードバンドルーター『WHR2-G54』をベースに、PPTP(Point to Point Tunneling Protocol)サーバー/クライアント機能とダイナミックDNS機能を搭載することでVPN(Virtual Private Network)ゲートウェイとして利用できるようにした製品。Windowsの標準PPTPクライアントを利用でき、外出先から自宅のパソコンやLAN接続HDD“LinkStation”の共有フォルダーにアクセスしたり、Windows XP Professionalのリモートデスクトップ機能を利用して自宅のパソコンを遠隔操作したりといったことが行なえる。ダイナミックDNSサービスを利用すればVPNサーバーを運用することも可能。VPNマルチパススルー(PPTP/IPsec)もサポートする。無線LANのセキュリティー機能は、WPA-PSK(TKIP、AES)、128bit/64bit WEP、ダイナミックパケットフィルタリングほかに対応する。

有線ネットワークポートは、WANが10/100ASE-TX×1、LANが10/100BASE-TX×4(スイッチングHub機能内蔵)を装備する。各ポートともAuto MDI/MDI-X対応。本体サイズは幅38×奥行き140×高さ74mm、重量は355g。ダイバーシティー方式のアンテナを内蔵する。電源はAC100VでACアダプターを利用し、最大消費電力は約6.0W。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/95/NT 4.0。

『WHR2-G54V/P』
『WHR2-G54V/P』

『WHR2-G54V/P』は、WHR2-G54Vに無線LAN PCカード『WLI-CB-G54』を1枚添付したパッケージ。無線LANカードの対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE。

DDNSサービスのしくみ
“バッファロー・ダイナミックDNSサービス”の仕組み

バッファロー・ダイナミックDNSサービス”は、固定IPアドレスを取得しなくてもURLによるアクセスを行なえるようにするサービス。ISPから動的に割り当てられたグローバルIPアドレスを『WHR2-G54V』が自動的に“バッファロー・ダイナミックDNSサービス”に通知し、クライアントが登録したURL(ドメイン名)にアクセスすると“バッファロー・ダイナミックDNSサービス”がURLとIPアドレスを自動変換するようになっている。当初は『WHR2-G54V』向けに提供するもので、『WHR2-G54V』の設定画面から申し込むことができるようになっている。利用できるドメイン名は“○○○.bf1.jp”(○○○は任意の文字列)。契約は1年単位。

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