プラネックス、リモートパン/チルト機能搭載ネットワークカメラ『CS-MVTX01F』とUSBバスパワーも利用できる小型スイッチングHubを発売
2004年04月02日 23時10分更新
プラネックスコミュニケーションズ(株)は2日、リモートパン/チルト機能とウェブを搭載したネットワークカメラ『CS-MVTX01F』と、10/100BASE-TX×5ポート/8ポートを搭載し、USBバスパワーも利用できるスイッチングHub『FX-05Mini』/『FX-08Mini』の3製品を発表した。価格はオープン。『CS-MVTX01F』と『FX-05Mini』を4月下旬、『FX-08Mini』を4月中旬に発売する。直販サイト“PLANEX Direct”での販売価格は、『CS-MVTX01F』が4万1790円、『FX-05Mini』が2604円、『FX-08Mini』が2919円。
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| 『CS-MVTX01F』 |
『CS-MVTX01F』は、ウェブサーバー機能を搭載し、リモートコントロールでパン(水平方向の首振り、±135度)やチルト(垂直方向の首振り、＋90度/－45度)が行なえるネットワークカメラ。有効27万画素の1/4インチCCDと無指向性マイクを内蔵しており、動画/静止画/音声に対応。搭載しているレンズは焦点距離4.3mm、F値が2.0で、撮影距離は20cm～∞。解像度は352×240ドット/176×120ドット。動画圧縮方式にはMPEG-4を採用する(静止画はJPEG)。音声は24kbps/8kHz。被写体の動きを検知する“モーション検知機能”を搭載しており、映像が変化した場合にアラームを発したり、スナップショットを電子メールで送信したり、FTPサーバーにアップロードしたりといったことも可能。専用ユーティリティーソフト『CS ME-Watcher』を利用すれば検知時に録画を開始するように設定することもできる。撮影画像の上下/左右反転にも対応。
インターフェースは10/100BASE-TX×1を搭載し、プロトコルは、TCP/IP、HTTP、SMTP、FTP、NTP、DNS、DHCPに対応。UPnPもサポートする。アクセスできる最大ユーザー数は10で、セキュリティーはユーザー名とパスワードに対応。センサーなどを接続できる外部端子も装備する。アナログAV出力(NTSC)も装備しており、ネットワークに接続していなくてもテレビで映像を確認したりビデオデッキで録画したりすることが可能。電源はACアダプター(DC12V)を利用し、消費電力は最大8W。本体サイズは幅105×奥行き105×高さ110mm、重量は350g。天井や壁に固定するためのカメラスタンドが付属する。
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| 付属の専用リモコン |
付属の専用リモコンによるコントロールも可能で、リモコンには方向制御キー(パン/チルト、ホームポジション)のほか、自動移動制御用キー(オートパン、オートパトロール、センター、ストップ)も用意されている。各種設定はウェブブラウザー(IE 5.5以上)で行なえる。専用ユーティリティーソフトを利用すれば、音声付き録画/再生、カメラコントロール、スケジュール設定、録画容量制限、4台までのカメラの同時モニタリングなども設定可能。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。
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| 『FX-05Mini』 | 『FX-08Mini』 |
『FX-05Mini』/『FX-08Mini』は、10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X対応)×5ポート/8ポートを搭載したスイッチングHubで、ストアー＆フォワード方式を採用し、フローコントロール(IEEE 802.3x/バックプレッシャー)、オートネゴシエーションに対応。MACアドレステーブルは1024。スイッチング容量はFX-05Miniが1Gbps、FX-08Miniが1.6Gbps。金属筐体の採用によりファンレス化したほか、本体底面にスチールデスクなどに固定するためのマグネットが装着されている。電源はACアダプターを利用し、消費電力はFX-05Miniが最大1.8W、FX-08Miniが最大3W。USBバスパワーの利用も可能で、専用USBパワーケーブルが付属する。本体サイズ/重量は、FX-05Miniが幅79×奥行き20×高さ62mm/175g、FX-08Miniが幅94×奥行き20×高さ62mm/200g。
なお、同社は1日付けで直販サイトの名称を“PCI Direct”から“PLANEX Direct”に変更している。
