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東芝、2UハーフサイズのIAサーバー『MAGNIA Z320S』を発売

2004年04月05日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)東芝は5日、2Uハーフサイズの筐体を採用し、待機時の動作音を40dBに低減したSOHO/小規模部門向けIAサーバー『MAGNIA Z320S』の出荷を同日付けで開始すると発表した。価格は30万300円から。

『MAGNIA Z320S』『MAGNIA Z320S』

『MAGNIA Z320S』は、Pentium 4-2.80EGHz×1とE7210チップセットを搭載し、メモリーは256MB~4GB(ECC付き)を搭載できる。同社製のRAIDコントローラー(RAID 0/1)をオンボードで搭載しており、HDDを最大で500GB(250GB×2)を内蔵でき、拡張ディスクユニットを接続すれば584GB(146GB×4)を追加可能。HDDはシリアルATA/150対応で、容量は80G/160G/250GBを選択できる。ホットプラグをサポートするほか、バックグラウンドでメディアエラーを自動修復する機能を搭載する。内部の部品配置とファン制御を最適化したことで動作音は図書館の中と同程度まで低減したという。インターフェースは、USB 2.0×4(前2、後2)、10/100/1000BASE-T×2、拡張ユニット制御(10ピン専用コネクター)を搭載し、拡張スロットはPCI-X(64bit/66MHz)×2、PCカード(Type II)×1を装備する。10/100/1000BASE-Tポートは二重化“AFT(Adapter Fault Tolerance)”や、ロードバランシング“ALB(Adaptive Load Balancing)”などの機能に対応している。OSはWindows 2000 Server、Windows Server 2003, Standard Edition、Windows Small Business Server 2003 Standard Edition、Turbolinux Server、MIRACLE LINUX Standard Edtionなどをサポートし、OSなしのほか、Windows Server(5CAL)をプレインストールした3モデルを用意する。アプリケーションとして、ウェブブラウザーで運用状況を監視できる『HarnessEye/web』と、サーバー設定支援ソフト『SetupInstructor』が標準で付属する。

2Uのサイズに2台を並べて搭載できるラックタイプのほか、縦置き/横置きに対応したタワー型筐体のマイクロタワータイプをラインアップする。本体サイズ/重量は、ラックタイプが幅219.4×奥行き475.9×高さ85.0mm/8.6kg、マイクロタワータイプが幅233.0×奥行き478.5×高さ99.0mm/9.4kg。電源はAC100Vで消費電力は最大250W。マイクロタワータイプには109日本語キーボードとマウスが付属する。

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