ビクトリノックス・ジャパン(株)は20日、USBフラッシュメモリーを搭載したマルチツール『スイスメモリー』を5月初旬に発売すると発表した。価格は8400円。併せて、航空機内へ持ち込めるように刃物類(スモールブレード、はさみ)を除いた『スイスメモリー・エアトラベル』も発売する。価格は7665円。
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| 『スイスメモリー』 |
『スイスメモリー』は、同社の多機能ツール“ビクトリノックス・マルチツール”の中で最小のモデル。ツールとして、スモールブレード(小刃)、つめやすり、つめそうじ、キーリング、はさみ、赤色LEDライト、ボールペン、USB 1.1対応の64MBフラッシュメモリーの8種類を搭載したのが特徴。フラッシュメモリーは本体内にスライド収納できるほか着脱も可能(サイズは幅15×奥行き48.5×高さ6.8mm、重量は4.9g)。コネクター部分などには金メッキが施されている。データ転送速度は読み出しが最大毎秒1MB、書き込みが毎秒0.85MB。消費電流は待機時900μA(最大2mA)、読み出し/書き込み時120mA(最大140mA)。盗難/紛失からデータを守るためのパスワードの登録がウェブサイトで行なえるという。対応機種はPC/AT互換機、Power Mac G4/G3、iMac、iBook、PowerBook G3。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE、Linux 2.4以降、Mac OS 8.6/9.0以降。本体カラーは赤色半透明“トランスルーセント・レッド”で、ハンドル全長は58mm、重量は33.3g。USB延長ケーブル(長さ約1m)が付属する。
『スイスメモリー・エアトラベル』は、航空機内へ持ち込めるように、『スイスメモリー』のツールを、赤色LEDライト、ボールペン、キーリング、USBフラッシュメモリーの4種類に変更したモデル。本体重量は20.4g。
同社では、スイスのビクトリノックス社が創業120周年を迎えることから、今年1年間を通じてさまざまな製品を発表しており、『スイスメモリー』は第3弾になるという。
