アイリバー・ジャパン(株)は28日、2インチ液晶ディスプレーを搭載したHDD内蔵オーディオプレーヤー“H300”シリーズを6月中旬に発売すると発表した。ラインアップは、HDDの容量が20GBの『H320』と40GBの『H340』。価格はオープン。オンラインショップ“iriver e・store”でも販売する。オンライン販売の価格は、『H320』が4万7800円、『H340』が5万9800円。
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“H300”シリーズは、1.8インチHDD内蔵型のデジタルオーディオプレーヤー。ワイドバンド対応のFMチューナー(76.0M～108MHz)のほか、26万画素の2インチ液晶ディスプレーを搭載しており、アイコンを採用した操作メニューやテキストだけでなく、静止画(JPEG/BMP)を表示できるのが特徴(イメージビューワー機能)。パソコンなどを使わずに直接オーディオ機器から曲単位で録音できる“ダイレクトエンコーディング機能”や、AGC(Auto Gain Control)に対応した“ボイスレコーディング機能”などを搭載する(内蔵マイク、同梱の外部マイクに対応)。周波数特性は20～20kHz。“iriverサウンドシステム”として、3Dサラウンド効果に対応した“SRS WOW”、5種類のプリセットイコライザー(Normal/Rock/Jazz/Classic/Ultra Bass)、ユーザーが設定できる“User EQモード”を搭載する。対応ファイル形式はMP3/WMA/ASF/JBG/BMPなどで、ビットレートは8k～320kbps(OGG:32k～500kbps)。H320では、音楽ファイルを約5000曲収録できる(1曲4分、128kbps、MP3の場合)。
また、USBマスストレージクラス対応機器を接続し、直接データ交換が行なえる“ブラウザ機能”(USBホスト機能)を搭載する(データ転送はUSB 1.1)。最大2000フォルダー、9999ファイルまで保存できる。インターフェースはUSB 2.0。本体サイズは、『H320』が幅62×奥行き22×高さ103mm、『H340』は奥行きが25mmとなる。重量は、『H320』が約183g、『H340』が約203g。電源はリチウムポリマー充電池を内蔵し、最大約16時間の連続再生が可能。同梱のバッテリーパックを利用すれば単3形アルカリ電池×4本で最大約50時間の連続再生が行なえるとしている。対応パソコンはOSに、Windows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS X 10.2以上を搭載した機種。
製品パッケージには、ゼンハイザーMX400ステレオイヤホン、USB 2.0ケーブル、USBホストケーブル、外付け用マイク、オーディオケーブル、ACアダプター、外付用バッテリーパック、リモコン、キャリーケースが同梱される。H340にはUSB接続と充電が行なえるクレードルも同梱される。
