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ベンキュー、16倍速DVD+R書き込みの内蔵型DVD±R/RWドライブ『DW1600』を発表――ファームウェアアップグレードで2層にも対応

2004年06月07日 15時25分更新

文● 編集部

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ベンキュー ジャパン(株)は7日、DVD+Rの16倍速書き込みに対応し、ファームウェアアップグレードで2層DVD+R(DVD+R DL)に対応可能な5インチベイ内蔵型DVD±R/±RWドライブ『DW1600』を30日に発売すると発表した。価格は1万9800円。

『DW1600』
『DW1600』

『DW1600』は、“EFM変調”(8bitから14bitへの符号変換処理)を利用して、高速書き込み時の高帯域での信号管理を行なう、独自の信号処理アルゴリズム“High-speed data Signal Algorism(高速データ転送アルゴリズム)”を採用することで、16倍速DVD+R書き込みに対応したのが特徴。ディスク表面に対する角度を90度に保つ“Tilt Control(ティルトコントロール)”技術や、ディスク固定機構を採用した“Slide Cone”技術のほか、書き込み条件を最適化する“WOPC(Walking Optimal Power Control)”技術などを搭載することで、書き込み品質などを向上させたという。ファームウェアアップグレードにより、1枚で8.5GBの容量を持つ2層式(+R9)メディアの2.4倍速記録にも対応可能で、ファームウェアのウェブによるダウンロード提供は8月に予定しているという。

書き換え速度は、DVD+RWが4倍、CD-RWが24倍で、読み出し速度はDVDが16倍速、CD-ROMが40倍速。CD-Rの書き込みは40倍速となる。インターフェースはE-IDEを採用し、電源はDC5V(1.8A)と12V(1.9A)。本体サイズは幅146×奥行き198×高さ42mm、重量は1.0kg。ディスクの読み取り時に発生するノイズ(ジッター)を低減し、信頼性と書き込み品質を向上させるために、乱反射防止の黒色トレイを採用。対応機種は、Pentium III-550MHz以上のCPU、128MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。アプリケーションとして、DVD+RW/DVD+RW DL/DVD+RディスクをDVD-ROMフォーマットに変換するID変換ソフト『Book Type Management』、ビデオ編集ソフト『WinCinema』、DVDプレーヤーソフト『WinDVD』、ライティングソフト『RecordNow!』が付属する。

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