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日本IBM、青色半導体レーザーでA5毎分2436ページを印刷できる連続紙プリンター2機種を発売

2004年06月08日 00時00分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は8日、最大でA5毎分2436ページの印刷が可能な連続紙プリンター“IBM Infoprint 4100印刷システム”新モデル2機種の販売を同日付けで開始すると発表した。ラインアップは、高品質片面印刷モデル『Infoprint 4100 HS2』と高品質両面印刷モデル『Infoprint 4100 HS3/HD4』。価格は、HS2が8489万2500円から、HS3/HD4が1億6112万2500円から。11日に出荷を開始する。

“IBM Infoprint 4100印刷システム”
“IBM Infoprint 4100印刷システム”

“IBM Infoprint 4100印刷システム”は、A5サイズの帳票を3ページ並べて印刷する“3アップ印刷”が可能な19.5インチ紙に対応したプリンターで、新聞紙に近いサイズの印刷が行なえるのが特徴。印刷速度も従来機種から60%高速化されており、上位モデル(HS3/HD4)では毎分2436ページ(A5帳票の3アップ印刷)/毎分1148ページ(A4の2アップ印刷)となっている。また、青色半導体レーザーを採用したことで、従来のガスレーザーに比べ、高速化と高画質化が図られているという。印刷解像度は600dpiで、IBMワトソン研究所が特許を持つ“Print Quality Enhancement(PQE)技術”や独自のハーフトーンの処理技術を搭載しており、256階調グレースケール印刷に対応。また、制御装置には64bitのPOWERアーキテクチャーを採用しているという。

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