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東芝、地上アナログチューナーを2基搭載したHDD&DVDレコーダー“W録 RD-Style”2製品を発表

2004年06月09日 14時16分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)東芝は9日、地上アナログチューナーとMPEG-2エンコーダーを2基搭載して2番組の同時録画が可能なHDD&DVDレコーダー“W録(だぶろく) RD-Style”『RD-XS53』『RD-XS43』2製品を8月1日に発売すると発表した。価格はどちらもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、RD-XS53が15万円前後、RD-XS43は12万円前後。

『RD-XS53』
2番組の同時録画が可能なHDD&DVDレコーダー“W録 RD-Style”『RD-XS53』

W録 RD-Styleは、BSチューナー1基と地上アナログチューナー2基、MPEG-2エンコーダーを2基搭載して、同一時刻の2番組同時録画に対応するHDD&DVDレコーダー。録画先には、HDD&HDDもしくはHDD&DVDの組み合わせが指定可能で、DVDメディアでは画質(もしくは録画時間)に制限があって困る、あるいは連続ドラマなどで初回/最終回の長時間放送などで裏番組と重複する場合にも対応できるという。

『RD-XS43』
“W録 RD-Style”『RD-XS43』

録画予約には、同社のHDD&DVDレコーダーの最上位機種『RD-X4』と今年4月に発売された“RD-X4専用拡張キット”の組み合わせで実現している電子番組表“DEPG(Dynamic EPG)”を採用。番組情報(地上アナログ/デジタル放送、BSアナログ/デジタル放送、スカイパーフェクTV!、CATVなどをサポート)はインターネット経由で受信し、1画面に最大8チャンネル×6時間分の番組情報を一覧表示可能なほか、頻繁に録画指定するチャンネルを上位に並べ替えたり予約番組の近接の確認、出演者や番組情報からのキーワード検索などに対応する。なお、2つの地上アナログチューナーで予約した番組は、一方を星、もう一方を月のアイコンで区別して表示する。

電子番組表“DEPG”の予約画面 新たにネットワーク経由で録画済み番組のコピーに対応
電子番組表“DEPG”の予約画面。チューナー1が星、チューナー2が月のアイコンでそれぞれ表示されている(画面は開発中のもの)新たにネットワーク経由で録画済み番組のコピーに対応した“見るナビ”の画面

録画済み番組は、最大24個のフォルダー(およびパスワードを設定したカギ付き隠しフォルダー1個)に振り分けて管理する“フォルダ機能”を搭載。また、新たに“ネットdeダビング”機能を搭載し、対応するRD-Style(現時点ではRD-XS53/XS43のみ)同士で録画済み番組のコピー(CPRMによる著作権保護機能付き番組は移動)が可能になった。

上位機種のRD-XS53は320GB HDDを内蔵し、最長約570時間(連続最大9時間)の録画が可能なほか、D1入力端子やスカイパーフェクTV!チューナーとの連動用端子(連動対応機種は同社ウェブサイトで公開予定)を搭載。下位のRD-XS43は250GB HDDを内蔵し、録画可能時間は最長約445時間(連続最大9時間)。D1入力端子やスカイパーフェクTV!チューナー連動用端子を省略しているほかはRD-XS53を同等の機能を搭載する。

いずれも記録型DVDドライブとしてDVD-RAM/R/RWへの書き込みに対応するDVDマルチドライブを搭載。DVD-RAMおよびDVD-RWメディアにはDVD-VR形式での録画が可能で、著作権保護機能付き番組の録画にも対応する。映像/音声用DACなどは『RD-XS41』(2003年10月発売)と同等。

インターフェースは、DV入力×1/S-Video入力×3/コンポジット入力×3/アナログ音声入力×3/D1入力×1(RD-XS53のみ)/D2出力×1/S-Video出力×2/コンポジット出力×2/アナログ音声出力×2/コンポーネント出力×1(RD-XS53のみ)/同軸デジタル音声出力×1(RD-XS53のみ)。

消費電力は動作時49W(RD-XS53)/45W(RD-XS43)、待機時0.8W以下(RD-XS53)/0.7W以下(RD-XS43)。本体サイズと重量は幅430×奥行き338×高さ78mm/6.6kg(RD-XS53)または5.6kg(RD-XS43)。いずれも本体には液晶パネル付きのGコード予約対応リモコンが付属する。

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