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近未來通信、テレビ会議に対応したIPテレビ電話機『TVfone evo』を発売

2004年06月10日 23時14分更新

文● 編集部

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(株)近未來通信は10日、多地点の画像を同時表示してテレビ会議が行なえるIPテレビ電話機『TVfone evo(ティーヴィーフォン エヴォ)』を18日に発売すると発表した。価格はオープン。直販価格は8万7150円。購入時にIP電話接続サービス“Future Net”(TVfoneプラン)への入会が必要で、初期登録料が3990円、月額基本料は2079円。同社の子会社である韓国近未來通信も同時に販売を開始する。

併せて多地点会議サービス“Excell Net(エクセルネット)”の提供を開始する。発信者が表示される“発信者画面サービス”の場合、初期費用が5250円、月額利用料が20時間まで3150円で、さらに分割画面モードも利用できる“分割画面サービス”の場合は、初期費用が2万1000円、月額利用料が20時間まで1万500円。ともに20時間を超えたぶんには別途超過料金が必要となるという。

『TVfone evo』
『TVfone evo』

『TVfone evo』(TVfone-4500)は、従来の1対1のテレビ電話に加え、多地点を結んだテレビ会議が行なえるIPテレビ電話機で、画面を6分割して接続先の映像を表示できるのが特徴。10万画素CCDと、480×234ドット33万6960色表示の4インチTFT液晶ディスプレーを搭載しており、毎秒30フレームの動画(QCIF:176×144ドットの場合)を表示可能。VoIPプロトコルはH.323(Ver.3)準拠で、インターネットプロトコルはTCP/IP、UDP、ICMP、DHCP、NTP、HTTPをサポート。メールやcHTMLにも対応している。

インターフェースは、10/100BASE-TX×2(LAN、WAN各1)、PSTN、映像入出力、音声入出力を装備する。NAT機能を搭載しており、ルーターとして利用することもできる。本体サイズは幅205×奥行き212×高さ82mm、重量は1.25kg。電源はACアダプター(AC100~240V、DC5V/12V出力)を利用する。

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