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ブラザー工業、薄型デジタル複合機“MyMio(マイミーオ)”シリーズ5機種を発表!


2004年7月26日

ブラザー工業(株)は26日、8月下旬から順次発売になる薄型デジタル複合機“MyMio(マイミーオ)”シリーズについての新製品説明会を開催した。新製品はプリンター、カラーコピー、スキャナー、フォトメディアキャプチャー(メモリーカード内の画像を直接印刷する機能)に対応した『DCP-110C』、これらの機能にファックス、PCファックスを追加した『MFC-410CN』、さらにコードレス子機1台をつけた『MFC-610CLN』、コードレス子機2台がつく『MFC-610CLWN』、コードレス子機1台とADF機能(コピー、スキャナー、ファクスの原稿自動送り機能)がつく『MFC-620CLN』の5機種となっている。

MFC-620CLN
MFC-620CLN。プリンター、カラーコピー、スキャナー、ファクス、PCファクス、フォトメディアキャプチャー、ADF(原稿自動送り機能)に対応。コードレス子機1台がつく
610CLN/CLWN
MFC-610CLN/CLWN。プリンター、カラーコピー、スキャナー、ファクス、PCファックス、フォトメディアキャプチャーに対応。MFC-610CLNはコードレス子機1台、MFC-CLWNはコードレス子機2台がつく
MFC-410CN
MFC-410CN。プリンター、カラーコピー、スキャナー、ファクス、PCファクス、フォトメディアキャプチャーに対応。子機はつかない

DCP-110Cは9月上旬販売開始で予想価格は1万6000円前後、MFC-410CNは8月下旬発売で2万6000円前後、MFC-610CLNは8月下旬発売で4万2000円前後、MFC-620CLNは9月下旬発売で4万7000円前後。MFC-610CLWNは5万円前後。同社は昨年1月に『MFC-100』とコードレス子機付きの『MFC-150CL』を発表しているが、MFC-100の後継機種がMFC-410CN、MFC-150CLの後継機種がMFC-610CLNという位置づけになる。

2007年までのプリンター市場規模。全体的に大きな伸びは見られないが、インクジェットプリンターの一部が複合機に置き換わっていく
2007年までのプリンター市場規模。全体的に大きな伸びは見られないが、インクジェットプリンターの一部が複合機に置き換わっていく(資料、JEITA)
同社の独自調査により複合機の認知率は90%以上と判明
同社の独自調査により複合機の認知率は90%以上と判明
複合機に興味・関心があるとの回答は男性で80%、女性で79.8%。「女性にも裾野が広がっている」と同社ではコメント
複合機に興味・関心があるとの回答は男性で80%、女性で79.8%。「女性にも裾野が広がっている」と同社ではコメント
複合機は多機能で便利そうという意見が多い一方で、サイズが大きいから設置場所に困りそうという声もあった
複合機は多機能で便利そうという意見が多い一方で、サイズが大きいから設置場所に困りそうという声もあった
従来、筐体低部にあったカートリッジ収納部分をサイドに移動。インクカートリッジの形も変更になっている
従来、筐体低部にあったカートリッジ収納部分をサイドに移動。インクカートリッジの形も変更になっている

今回の製品の特徴は、第1に省スペース化を図っていること。従来の機種では本体背面に給紙トレーを装着していたが、本体底部に給紙スペースを設けることで奥行きを短くしている。また、インクカートリッジがプリントヘッドと一緒に動くプリンターが多いなかで、“MyMio(マイミーオ)シリーズ”は、インクカートリッジを固定。ぞれぞれのインクをチューブによってヘッドまで供給しているのが特徴だ。今回は、このヘッド部分も薄くしているという。サイズはMFC-620CLNが幅438×奥行き369×高さ165mm、重量6.2kg。他の4製品は幅438×奥行き369×高さ135mm、重量5.5kg(MFC-610CLN/CLWNは5.7kg)。さらに、ユニークなのが“とれちゃう受話器”という機能。「弊社の調査では受話器部分が邪魔だという声があったが、一方で便利だという声もあり、どうしたものかと悩んでいた。その結果が、電話がとれるという機構」(インフォメーション・アンド・ドキュメント カンパニー営業規格部国内推進グループの兼広友里恵氏)。MFC-610CLN/610CLWN/620CLNには本体サイドに受話器が搭載されているが、これが台ごと取り外すことができる(取り外した場合は電話使用はできない)。



従来の製品は本体背面に給紙トレーを装着する必要があった
従来の製品は本体背面に給紙トレーを装着する必要があった
今回の製品では、本体底部に給紙スペースを設ける下給紙の機構を採用
今回の製品では、本体底部に給紙スペースを設ける下給紙の機構を採用
給紙の仕組み。上は従来製品、下が新製品
給紙の仕組み。上は従来製品、下が新製品
インクカートリッジを固定。ぞれぞれのインクをチューブによってヘッドまで供給することで本体の高さを抑えている
インクカートリッジを固定。ぞれぞれのインクをチューブによってヘッドまで供給することで本体の高さを抑えている
“とれちゃう受話器”という機能によって、受話器を取り外すことが可能
“とれちゃう受話器”という機能によって、受話器を取り外すことが可能

第2の特徴として挙げることができるのがネットワーク対応だ。MFC-410CN/MFC-610CLN/610CLWN/620CLNの4製品には10/100BASE-TXポートを搭載。さらにUSB 2.0ポートを搭載しており、ここにオプションのワイヤレスプリントサーバー『NC-2200w』(IEEE 802.11b準拠)を接続することによってネットワーク経由でプリンターやスキャナーの共有などが可能だ。

プリンターの機能としては、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色を使用。シアン、マゼンタ、イエローは染料系インクを採用しているが、今回の製品からブラックに顔料系インクを採用している。兼広氏によると「“MyMioシリーズ”はホームオフィスで普通紙を使うユーザーが多いことから、普通紙に馴染みやすい黒の顔料インクを採用した」とのこと。また、従来は印刷時に0.5mmのフチが残ってしまったが、これも4辺フチなし印刷に対応している。印刷速度はカラーで最高15枚/分、モノクロで20枚/分。解像度は従来の最大2400×1200dpiから最大6000×1200dpiにアップしている(光学解像度は600×2400dpi)。またこれまで5plだった液滴を3plにすることで、粒状感を低減している。コピーの解像度は最大1200×600dpi。



全機種で“フォトメディアキャプチャー”機能に対応。8種類のメモリーカードに3つのスロットで対応している
全機種で“フォトメディアキャプチャー”機能に対応。8種類のメモリーカードに3つのスロットで対応している

さらに従来の製品のなかではMFC-150CLにのみカードスロットを搭載していたが、今回の製品では全機種に3つのカードスロットを搭載。デジタルカメラで撮影したメモリーカード内の画像を直接印刷する“フォトメディアキャプチャー”機能に対応する。フォトメディアキャプチャー用のメモリーカードスロットは、コンパクトフラッシュ(Type I)/スマートメディア(3.3V)/メモリースティック/メモリースティックPRO/SDメモリーカード/xD-Picture Card/メモリースティックDuo/miniSDメモリーカードといった8種類のメディアに対応する。また、パソコンからカードスロットに差したメモリーカードへのデータの読み込み、書き込みが可能だ。

対応OSはWndows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP、Mac OS 8.6〜9.2、Mac OS X 10.2.4以降。

なお、テレビCMには引き続き女優の原沙知絵さんを起用。“薄すっきり”をキャッチフレーズに9月中旬から放送を開始する。



(編集部 小板謙次)


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