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『PC-XV70G』は、今年5月に発売された“Mebius”『PC-XV70F』の後継機種にあたる、同社Mebiusシリーズのフラッグシップモデル。高輝度・広視野角(左右160度/上下130度)をほこる新開発の“ASV方式ブラックTFT液晶”パネル(15インチXGA表示)と10bitD/Aコンバーターと“ダイレクトオーバーレイ”機能を搭載するTVチューナーを内蔵し、従来より美しいTV視聴やDVD再生が可能という。 ダイレクトオーバーレイ機能は、TVチューナーで受信したNTSC信号(アナログデータ)をMPEG変換せずに10bitA/Dコンバーターでデジタル変換のみ行なって、グラフィックスアクセラレーターが表示(描画)するもので、従来のXVシリーズではCPUによるソフトウェアMPEG-2エンコード処理が必要だった。シャープの広報担当者は、「他社のハードウェアMPEG-2エンコーダー搭載モデルでは、いったんMPEG変換してから表示するためブロックノイズなどが発生したりCPU負荷がかかっていたが、ダイレクトオーバーレイではこれらが省略され、画質も向上した」とメリットを説明する。 また従来同様、Windowsを起動しなくてもTVやDVD/CDの視聴・再生が可能な“INSTANT PLAY(インスタントプレイ)”機能を搭載する。同社のリサーチでは、TV機能内蔵モデルを購入した場合、TVだけを視聴するというニーズが高かったため、引き続き搭載したとのこと。 上記以外の主なスペックは、メモリーにPC2100対応DDR SDRAM256MB(最大768MB)搭載。グラフィックスアクセラレーターは、チップセット(台湾VIA Tchnologies社のProSavageDDR KN266)内蔵機能を利用し、グラフィックスメモリーはメインメモリーから最大32MBを共用する。光ドライブは、DVDスーパーマルチドライブで、記録速度はDVD-RAM3倍速/DVD±R8倍速/DVD±RW4倍速など。 通信機能は、10/100BASE-TX対応EthernetとV.90準拠の56kbpsファクスモデムを内蔵し、無線LAN(IEEE 802.11b準拠)は有料アップグレードで対応する。インターフェースはUSB 2,0×4/IEEE 1394×1/アナログRGB出力/S-Video出力/S-Videoおよびコンポジットビデオ入力/オーディオ入出力(光デジタル対応)など。ビデオ入力端子は、マクロビジョン/CGMS-A方式のコピーガード機能に対応する(著作権保護情報付きの映像は録画/表示がされない場合がある)。拡張スロットはPCカードスロット(TypeII×1)、SDメモリーカード×1(SDIO非対応)、メモリースティック×1(著作権保護機能およびパラレル転送機能には非対応)を搭載。 本体サイズと重量は、幅326×奥行き290×高さ51.5(最薄部39.1)mm/約3.8kg。バッテリー駆動時間は約1.6時間(JEITA測定法1.0による同社調べ)。ソフトウェアは、統合ビジネスアプリケーション『Microsoft Office Personal Edition 2003 SP1』、日英/英日翻訳ソフト『翻訳これ一本エッセンシャル2004』、TV視聴・録画ソフト『WinDVR3』、MPEG-2ファイル対応のビデオ編集ソフト『Ulead VideoStudio 7 SE(MPEG-2対応版)』、DVDオーサリングソフト『Ulead DVD MovieWriter 3 SE』、独自の変換予測機能を備えた入力支援ソフト『予測変換ユーティリティ』など。 『PC-AL70G/50G』『PC-CL50G』『PC-MP70G/50G』『PC-MM70G/50G』
Windows XP SP2のセキュリティー機能を生かすSempron搭載A4スリムノート
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A4スリムノートパソコン“Mebius”『PC-AL70G』『PC-AL50G』(写真) |
A4スリムノートパソコン“Mebius”『PC-AL70G』『PC-AL50G』は、5月発売の夏モデル“Mebius”『PC-AL70F』『PC-AL50F』の後継機種。8月に発売された“ALシリーズ”の最上位モデル『PC-AL90G』(低電力Athlon 64 2700+搭載)は併売される。
上位モデルのPC-AL70Gは、今年7月に発表された日本エイ・エム・ディ(株)のノートパソコン向けCPU『低電力モバイルSempron 2600+』を採用。Windows XP SP2との組み合わせで実現されるセキュリティー強化機能“データ実行防止(Data Execution Prevention)”をサポートする(下位機種PC-AL50GのモバイルAthlon XP-M 2200+では非対応)。これは悪意のあるプログラムによって引き起こされるCPUのバッファーオーバーランによる不正コードの実行を未然に防ぐ機能で、ウイルス攻撃/感染などを予防する効果があるといわれている。
本体デザインでは、天面のカバー/液晶パネル周り/キーボード周りなどにUVコーディングを施して、手垢や汚れが付着しにくい加工を施している。部屋間などを持ち歩いて使う本機種のスタイルにあわせた工夫だという。
そのほか、付属ケーブルでほかのパソコンのUSB端子に接続すると、電源オフの状態でも本機のHDDを外部ドライブとして認識し、データの読み書きが可能になる“DirectHD”機能を搭載。ファイルの移行やバックアップが可能なユーティリティーソフト『安心楽々引越しパック for DirectHD』をプレインストールしており、重要なデータやメール環境などの移行が手軽に行なえる。
上記以外の主なスペックは、メモリーにPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大1.2GB)搭載。グラフィックスアクセラレーターは、チップセット(AL70GはK8N800、AL50GはKN400A)内蔵機能を利用し、グラフィックスメモリーはメインメモリーから最大64MBを共用する。光ドライブは、AL70GがDVDスーパーマルチドライブで、記録速度はDVD-RAM3倍速/DVD±R8倍速/DVD±RW4倍速など。AL50GはDVD±R/RWドライブで、記録速度はDVD±R8倍速/DVD±RW4倍速など。
通信機能は、10/100BASE-TX対応EthernetとV.90準拠の56kbpsファクスモデムを内蔵し、AL70Gのみ有料アップグレードで無線LAN(IEEE 802.11b/g準拠)を内蔵可能。インターフェースはUSB 2,0×4/DirectHD(USB 2.0)×1/IEEE 1394×1/アナログRGB出力/オーディオ入出力など。拡張スロットはPCカードスロット(TypeII×1)を搭載。
本体サイズと重量は、幅326×奥行き273×高さ39.0(最薄部29.7)mm/約2.9kg(AL50Gは約2.96kg)。バッテリー駆動時間は約2.1時間(AL50Gは約2.3時間)。ソフトウェアは、『Microsoft Office Personal Edition 2003 SP1』、『翻訳これ一本エッセンシャル2004』、DVD再生ソフト『WinDVD5』、CD/DVDライティングソフト『Drag'n Drop CD+DVD4』、『Ulead VideoStudio 7 SE(MPEG-2対応版)』、『Ulead DVD MovieWriter 3 SE』、『予測変換ユーティリティ』など。
スタンダードA4ノートパソコン“Mebius”『PC-CL50G』 |
“Mebius”『PC-CL50G』は、5月発売の“Mebius”『PC-CL50F』の後継にあたる。主な変更点は、CPUの高速化、HDDの増加、OSの変更(SP2対応)など。本機も“DirectHD”機能を搭載し、プレインストールソフト『安心楽々引越しパック for DirectHD』によって、個人で作成したファイルやメールなどの移行が手軽に行なえるようになっている。
主なスペックは、メモリーにPC2100対応DDR SDRAM256MB(最大768MB)を搭載。グラフィックスアクセラレーターは、チップセット(ProSavageKN266)内蔵機能を利用し、グラフィックスメモリーはメインメモリーから最大32MBを共用する。光ドライブはDVD±R/RWドライブで、記録速度はDVD±R8倍速/DVD±RW4倍速など。
通信機能は、10/100BASE-TX対応EthernetとV.90準拠の56kbpsファクスモデムを内蔵し、有料アップグレードで無線LAN(IEEE 802.11b準拠)を搭載可能。インターフェースはUSB 2,0×4/DirectHD(USB 2.0)×1/アナログRGB出力/オーディオ入出力など。拡張スロットはPCカードスロット(TypeII×1)を搭載。
本体サイズと重量は、幅310×奥行き262×高さ33.5(最薄部25.2)mm/約2.7kg。バッテリー駆動時間は約2.2時間。ソフトウェアは、『Microsoft Office Personal Edition 2003 SP1』、『翻訳これ一本エッセンシャル2004』、『WinDVD5』、『Drag'n Drop CD+DVD4』、『Ulead DVD MovieWriter 3 SE』、『予測変換ユーティリティ』など。
光ドライブを内蔵した新機軸のモバイルノート“Mebius MURAMASA”『PC-MP70G』(写真)と『PC-MP50G』 |
従来国内のパソコンメーカーでは、シャープのMebius MURAMASA“PC-MMシリーズ”のみで採用されていた米トランスメタ社の低電力CPU“Efficeon(エフィシオン)”だが、新たに登場した光ドライブを内蔵するMebius MURAMASA“PC-MPシリーズ”が、同CPUの最新モデル『Efficeon TM8800-1.6GHz』を世界で初めて採用(2004年9月9日現在、同社調べ)したという。
TM8800は、従来PC-MMシリーズが採用しているTM8600シリーズと比べて、動作クロックが高速化されているほか、Windows XP SP2との組み合わせでセキュリティー機能を高める“データ実行防止(Data Execution Prevention)”をサポートするのが特徴(データ実行防止はTM8600でも対応)。特に処理性能はTM8600-1GHzから大幅に向上したとのことで、カナダATIテクノロジーズ社の3Dグラフィックスアクセラレーターチップ『ATI MOBILITY RADEON 7500』との組み合わせによる3D描画性能の向上により、(株)スクウェア・エニックスのオンライン3D RPG『FINAL FANTASY XI』の公式動作認定を取得している。
Efficeonシリーズの特徴である省電力設計についても、JEITA測定法1.0準拠の同社テストで5.0時間の長時間駆動を実現し、スタンバイ状態で12日間の状態保持が可能という。本体に処理性能重視の“NORMALモード”と、バッテリー駆動時間重視の“MOBILEモード”を切り替えるスイッチを搭載する。また、“XVシリーズ”などと同様、Windowsを起動せずにCD/DVDの再生・視聴が可能な“INSTANT PLAY”機能と遠隔操作用の“リモコン・ヘッドフォン”を添付。リモコンはINSTANT PLAYのほか、Windows Media Player 9の操作にも利用できる。
主なスペックは、メモリーにPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大1GB)、グラフィックスアクセラレーターは、ATI MOBILITY RADEON 7500(32MB)を搭載する。光ドライブは、MP70GがDVDマルチドライブで、記録速度はDVD-RAM2倍速/DVD-R2倍速/DVD-RW2倍速など。MP50GはCD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブで、記録速度はCD-R24倍速/CD-RW24倍速など。
通信機能は、IEEE 802.11b/g準拠で米アセロス・コミュニケーションズ社独自の高速伝送モード“Super G”対応の無線LAN機能、および10/100BASE-TX対応EthernetとV.92準拠の56kbpsファクスモデムを内蔵。インターフェースはUSB 2,0×2/DirectHD(USB 2.0)×1/アナログRGB出力/オーディオ入出力など。拡張スロットはPCカードスロット(TypeII×1)を搭載。
本体サイズと重量は、幅255×奥行き208×高さ30.8(最薄部28.8)mm/約1.28(MP50Gは1.26)kg。バッテリー駆動時間は約5.0時間。ソフトウェアは、『Microsoft Office Personal Edition 2003 SP1』(MP70Gのみ)、『翻訳これ一本エッセンシャル2004』、『WinDVD5』、『Drag'n Drop CD+DVD4』、『Ulead DVD MovieWriter 3 SE』(MP70Gのみ)、“予測変換ユーティリティ”を含む入力支援ソフト『ペンタグラム』など。
メモリー512MBと中容量バッテリーを標準搭載する“Mebius MURAMASA”の上位モデル『PC-MM70G』 |
“Mebius MURAMASA”PC-MMシリーズの後継機種、『PC-MM70G』『PC-MM50G』は、夏モデルの『PC-MM50F』と比べて、メモリー512MB&中容量バッテリーを標準搭載する上位モデルを追加、OSをWindows XP SP2対応に変更してセキュリティー機能“データ実行防止”に対応、などの変更点が挙げられる。
従来同様、本体は最薄部15.7mm、重量915g(MM70Gは約1010g)と薄型軽量で、DirectHD機能をより使いやすくする充電機能付きの専用“クレードル”が付属する。普段は机のパソコンにクレードルを接続しておき、MMシリーズ本体を持ち帰ってきたらケーブルの取り回しなどをせずに直接クレードルにおくだけで、充電しながら内蔵HDDへのアクセスが可能になる。そのほか、MPシリーズと同様、パフォーマンス重視のNORMALモードとバッテリー駆動時間重視のMOBILEモードを切り替えられる“MOBILEスイッチ”を搭載する。
主なスペックは、メモリーにDDR SDRAM512MB(MM70G)もしくは256MB(ユーザーによる増設は不可で、有料アップグレードにより最大512MBまで増設可能)、グラフィックスアクセラレーターは、ATI MOBILITY RADEON(16MB)を搭載する。光ドライブは非搭載。
通信機能は、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能、10/100BASE-TX対応Ethernetを内蔵(ファクスモデムは非搭載)。インターフェースはUSB 2,0×2/クレードル専用端子×1/アナログRGB出力(付属変換ケーブル使用)/オーディオ出力など。拡張スロットはPCカードスロット(TypeII×1)を搭載。
本体サイズと重量は、中容量バッテリーを標準搭載するMM70Gが幅251×奥行き206×高さ28.0(最薄部15.7)mm/約1.01kg。標準バッテリー搭載のMM50Gは幅251×奥行き206×高さ19.6(最薄部15.7)mm/約915g。バッテリー駆動時間はMM70Gが約5.5時間、MM50Gが約3.5時間で、別売大容量バッテリーを装着すると、それぞれ10.0時間/10.5時間になる。ソフトウェアは、『Microsoft Office Personal Edition 2003 SP1』(MM50Gのみ)、『翻訳これ一本エッセンシャル2004』、バックアップ&リストアソフト『HD革命/BackUp Lite』、地図ソフト『プロアトラスW3 for SHARP』など。
なお、本製品発表に合わせて同社のパソコン情報サイト“Mebiusホームページ”もリニューアルオープンした。デザインを統一し、レイアウトの変更などでユーザーが目的の情報、特にサポート情報ページなどにすばやくたどり着けるように再設計したという。
(編集部 佐久間康仁)
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