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ペンタックス、デジタル一眼レフ『PENTAX *ist Ds』を発表


2004年9月14日

ペンタックス(株)は14日、デジタルカメラの新製品として、レンズ交換式一眼レフ『PENTAX *ist Ds(イスト ディー エス)』、デジタル一眼レフ用ズームレンズ『smc PENTAX-DA ズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL』を発表した。価格はオープン。11月上旬に発売する。編集部による予想販売価格は、『PENTAX *ist Ds』10万円前後、『smc PENTAX-DA ズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL』が3万円前後。

『PENTAX *ist Ds』
『PENTAX *ist Ds』

併せて、現地時間の28日からドイツで開催される映像関連機器の総合展示会“Photokina/World of Imaging 2004(フォトキナ2004)”において、デジタル一眼レフ専用交換レンズ『smcPENTAX-DA40mmF2.8 Limited』を参考出品するとことも明らかにした。

『PENTAX *ist Ds』

本体正面
本体正面
本体背面
本体背面
本体上面
本体上面

『PENTAX *ist Ds』

『PENTAX *ist Ds』は、2003年2月に発表したレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ『PENTAX *ist D』をベースに、“使いやすさ・携帯しやすさ”をさらに追求したモデル。従来同様、有効610万(総631万)画素CCD(23.5×15.7mm、対角28.4mm)を搭載し、レンズマウントにKAFを採用しながら、液晶ディスプレーは1.8インチ/11万8000画素から2.0インチ/約21万画素に大型化/高精細化され、本体サイズ/重量については逆に、ステンレスシャーシや多層基板などの採用により、幅129×奥行き60×高さ94.5mm/550gから、幅125×奥行き66×高さ92.5mm/505gに小型/軽量化されているのが特徴。同社では、現時点で、レンズ交換式一眼レフデジタルカメラでは世界最小/最軽量としている。

ステンレスシャーシや多層基板を採用
ステンレスシャーシや多層基板を採用

ファインダーもガラスペンタプリズムを採用し、視野率95%/倍率0.95と変わらないが、ファインダースクリーンは交換式となり、標準で『AFフレームマット』が装備される。オプションで『AF分割マット』『AFスケールマット』を用意するという。ピント合わせには11点AFセンサー(中央部9点がクロスタイプのワイドセンサーのSAFOX VIII)を採用し、カメラが自動で測距点を設定するだけでなく、撮影者が状況に応じて任意の測距点を選択することもできる。測距点が画面上で赤く光ってピント合わせの位置を確認できるスーパーインポーズ機能も搭載している。小型軽量化と高速化のために記録媒体も変更されており、従来のCF/マイクロドライブから、SDメモリーカードに変更された。パソコンとのインターフェースもUSB 1.1からUSB 2.0に高速化されている。

ファインダー
ファインダー内表示
ガイド表示機能
ガイド表示機能

撮影機能では、撮影シーンに最適な設定(シャッター速度/絞り値/ホワイトバランス/彩度/コントラスト/エッジの強弱など)をカメラが自動設定する“オートピクチャーモード”や、被写体の明るさや逆光などにより内蔵ストロボが自動でポップアップする機能などを搭載し、初心者やファミリーユーザーにも使いやすくしたという。操作に関してもスムーズに行なえるように、撮影モードの設定に“モードダイヤル”、絞り値/シャッター速度の設定に“セレクトダイヤル”、測距点設定やメニュー操作に“十字キー”を採用し、撮影モードの詳細説明やドライブ/ストロボ/ホワイトバランスの設定項目の説明、カメラの設定状況の一覧を液晶ディスプレーに表示する“ガイド表示機能”も用意されている。上級者向けの機能として、各種機能をカスタマイズできる18種類の“カスタムファンクション機能”を搭載する。

シャッター速度は30秒〜1/4000秒で、ストロボ同調は1/180秒。連続撮影は約毎秒2.8枚で最大8枚まで行なえる。測光には16分割測光素子を利用し、中央重点測光/スポット測光に切り替えることも可能。記録解像度は、3008×2008画素(RAWモード)、3008×2000画素(6Mモード)、2400×1600画素(4Mモード)、1536×1024画素(1.5Mモード)。記録形式は、RAW/JPEG(Exif 2.21準拠/DCF準拠/DPOF対応)で、PRINT Image Matching IIIに対応。JPEGの画質はS.ファイン(低圧縮)/ファイン(標準圧縮)/エコノミー(高圧縮)、非圧縮(RAW)を選択できる。

側面
側面
本体側面

電源は単3形乾電池×4またはリチウム電池(CR-V3)×2本を利用する。撮影可能枚数は、CR-V3を利用した場合、ストロボ発光なしで850枚、ストロボ50%発光で750枚(CIPA規格準拠)。

画面1
『PENTAX PHOTO Laboratory 2.0』
画面2
『PENTAX PHOTO Browser 2.0』
付属するアプリケーションソフト

アプリケーションとして、RAWデータ対応の画像処理ソフト『PENTAX PHOTO Laboratory 2.0』、ブラウザーソフト『PENTAX PHOTO Browser 2.0』が同梱される。

『smc PENTAX-DA ズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL』
『smc PENTAX-DA ズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL』

『smc PENTAX-DA ズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL』は、デジタル一眼レフ専用の交換レンズ“smc PENTAX-DA”シリーズの製品で、『PENTAX *ist Ds』に装着した場合にバランスの良い操作感が得られるように設計されているのが特徴。非球面レンズを含む9群12枚構成で、焦点距離は18〜55mm(35mm判換算で27.5〜84mm相当)。画角は76〜29度。最短撮影距離は25cm。最大撮影倍率は0.34倍。本体サイズは直径68mmで、長さ67.5mm。重量は225g。マウントはペンタックスKAFマウントに対応。フィルター径は52mm。絞りは自動絞りで、絞り羽根は6枚。絞り調節をカメラ側で行なうため、絞り環は省略されている。最小絞りはF38(55mm時)。測光方式はTTL解放測光。オートフォーカス(AF)で合焦後、カメラ本体やレンズのAF/MF(マニュアルフォーカス)モードを切り替えなくてもピント合わせが行なえる“Quick-Shift Focus System(クイックシフト・フォーカス・システム)”にも対応。

『smcPENTAX-DA40mmF2.8 Limited』
『smcPENTAX-DA40mmF2.8 Limited』

フォトキナ2004に参考出品される予定の『smcPENTAX-DA40mmF2.8 Limited』は、焦点距離が40mmで薄型のいわゆるパンケーキタイプのレンズ。デジタル一眼レフ専用交換レンズ“smc PENTAX-DA”として初めての“Limited”が付けられた高品位レンズ。

(編集部)


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