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キヤノン、コンパクトな400万画素デジタルカメラ『IXY DIGITAL 50』など3機種6モデルを発売


2004年9月22日

キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は22日、コンパクトデジタルカメラ“IXY DIGITAL”シリーズの新製品として、光学3倍ズームを搭載した400万画素の『IXY DIGITAL 50』と300万画素の『IXY DIGITAL 40』、500万画素の『IXY DIGITAL L2』を発表した。発売日は『IXY DIGITAL 50』が10月上旬、『IXY DIGITAL 40』が10月下旬、『IXY DIGITAL L2』が11月中旬。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は『IXY DIGITAL 50』が4万5000円前後、『IXY DIGITAL 40』と『IXY DIGITAL L2』が4万円前後。

ハイエンドモデルなみの画像エンジンを搭載した『IXY DIGITAL 50』『IXY DIGITAL 40』

『IXY DIGITAL 50』と『IXY DIGITAL 40』は『IXY DIGITAL 30a』の後継機種。両機に共通して、同社の映像エンジン“DIGIC II”を搭載。同社のハイエンド向けデジタル一眼レフカメラ『EOS-1D』や『EOS 20D』に搭載しているものと同じエンジンで、同社のコンパクトモデルには初めての搭載となる。これにより、前モデルと比べ、起動時間のスピードが約50%、オートフォーカススピードが約30%ほど向上した。さらに、ホワイトバランス制御をはじめ、画像処理やカメラ制御などのチップをワンチップ化。1層目に“DIGIC II”のエンジンを、2層目にSDRAMやフラッシュメモリーを積層化させてモジュール化する“SiP(System in Packeage)”化することにより占有面積を76%削減し、小型化を実現している。


400万画素CCDを搭載した『IXY DIGITAL 50』

300万画素CCDを搭載した『IXY DIGITAL 40』

撮影機能では、デジタルズームを併用して通常のマクロ撮影よりも高倍率に撮影できる“デジタルマクロ”のほか、ポートレート/キッズ&ペット/ナイトスナップ/パーティー・室内/水中の5種類のシーンモードを搭載。L版プリントモードに対応し、プリント時にトリミングされる領域を液晶ディスプレーで確認しながらの撮影が可能な“IDフォト機能”も搭載している。さらに、カメラの縦・横位置を自動的に検知する“SIセンサー”と時計機能が連動して時刻をアニメーション表示する機能が搭載された。

両機ともレンズには、焦点距離が5.8〜17.4mm/F2.8〜4.9の光学3倍ズームレンズ(35mmフィルムカメラ換算時:35〜105mm相当)を搭載。ガラスモールド非球面レンズ用としては薄く、焦点距離が短い高屈折率硝剤(屈折率は非公開)で作成された“UAレンズ”を2枚搭載。これにより本体はIXY DIGITAL30aと比較してマイナス3.2mm(体積比は約83%)のスリム化を実現している。AF方式は9点測距のAiAF方式(もしくは中央1点測距)。シャッター速度は15〜1/1500秒(1.3秒以上はノイズリダクション処理が機能)。連写機能は約2.4枚/秒で、メディアがいっぱいになるまで撮影が可能。ISO感度はISO 50/100/200/400相当。

『IXY DIGITAL50』の撮像素子には1/2.5インチ有効約400万(総420万)画素CCDを採用し、静止画の記録は最大2272×1704画素。約3.6倍のデジタルズームを持つ。記録形式はJPEG(Exif 2.2/DCF/DPOF準拠)に対応。動画撮影機能は640×480ドットでデジタルカメラとしては世界初の毎秒60フレームを実現している。形式はAVI形式(Motion JPEG圧縮、モノラル音声付き、ファイルシステムの制限により最大1GB)となる。記録媒体はSDメモリーカードを利用する。

ファインダーは実像式光学ファインダーを内蔵し、モニター用に2.0インチ低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレー(約11万8000画素)を搭載。インターフェースはUSBとAV出力を持ち、USBケーブルでプリンターに直結して、パソコンなしに印刷できる統一規格“PictBridge”に対応する。電源は専用充電池(リチウムイオンタイプ、NB-4L)で、撮影可能枚数と再生可能時間は約140枚/約180分(同社調べ)。

ボディーは高級ステンレス(SUS316)を化学処理し、滑らかな手触りにしたものを採用。端子カバーを含むグリップ部のサイドに“光沢ミラー処理”を施すことにより、ゴムカバーが金属部品のように見える外観に変更した。また、前面のレンズ周りのデザインには、銀細工をイメージしたエッチング処理を施している。液晶ディスプレーが1.5インチから2インチに変更されたことにより、前モデルに比べ背面のボタン配置は大きく変更されており、従来機種では液晶ディスプレーの真下に配置されていたメニューやファンクションキーは、十字ボタンの周辺やメニューの中に統合された。本体サイズは幅86.0×奥行き53.0×高さ20.7mm、重量は約130g(本体のみ)。

同梱されるソフトとしては、画像管理ソフト『ZoomBrowser EX 5.0』が付属。前バージョンからインターフェースが変更されたほか、画像表示速度の高速化や複数画像の比較機能などが追加されている。対応OSは、Windows 98SE/Me/2000(SP4)/XP。Macintosh用の同等の画像管理ソフトとしては『ImageBrowser 5.0』が付属。対応OSは、Mac OS X 10.1.5〜10.3となっている。

両機とも液晶ディスプレーには2.0インチのものを採用しているため、視認性が高い
『IXY DIGITAL 40』は側面にストラップ用の取り付け器具が装備されている

『IXY DIGITAL40』の撮像素子には1/2.5インチ有効320万(総330万)画素CCDを採用し、静止画の記録は最大2048×1536画素。3.2倍のデジタルズームを持つ。連写機能は約2.8枚/秒で、メディアがいっぱいになるまで撮影が可能。記録形式、動画、記録媒体、ファインダー、撮影可能枚数などはIXY DIGITAL50と共通。ボディはマグネシウム合金を使用しており、端子カバーを含むグリップ部には“シルバーパール塗装”を行なった上にトップコート処理を施している。本体サイズは幅85.8×奥行き53.4×高さ21.1mm、重量は約115g(本体のみ)。

500万画素CCDを搭載した『IXY DIGITAL L2

『IXY DIGITAL L2』は“機能するアクセサリー”をコンセプトに開発された“IXY DIGITAL L”シリーズの後継機種。映像エンジンは従来機種同様“DIGIC”を搭載。カラーラインナップには従来機種と同様の“プラチナシルバー”のほか、新たに“スターガーネット”“ミッドナイトブルー”、“フランネルグレイ”を加えた4種類を用意する。なお、同モデルでは通常5つの工程で終了する表面処理に、“レーザーマーキング”や“アルマイト加工”などを追加。最大8つの工程で行ない、質感を出したという。


『IXY DIGITAL L2』のカラーバージョン
宝石をイメージした“スターガーネット”
優雅さをイメージした“プラチナシルバー”
都会の夜空をイメージした“ミッドナイトブルー”
自然な石をイメージした“フランネルグレイ”

今回から新たに、ポートレート/風景/ナイトスナップ/パーティー・室内/水中の5種類のシーンモードが搭載。またカメラの縦・横位置を自動的に検知する“SIセンサー”を新たに搭載し、そのSIセンサーと時計機能が連動して、時刻をアニメーションで表示する機能も搭載された。

また、ダイレクトプリント時やパソコン接続時にワンボタンで画像を転送する“イージーダイレクトボタン”を搭載したほか、動画データの1フレームずつをインデックス化してプリントする“ムービープリント”、プリント時にトリミングされる領域を液晶ディスプレーで確認しながら撮影ができる“IDフォトプリント”機能を搭載している。ホワイトバランス機能では、オートやプリセット以外に、新たに“マニュアル”を搭載した。

撮像素子には1/2.5インチ約500万(総540万)画素CCDを採用し、レンズには焦点距離が6.4mm/F2.8の単焦点(35mmフィルムカメラ換算時:39mm相当)を搭載。6.5倍のデジタルズームを持つ。静止画の記録は最大2592×1944画素。記録形式はJPEG(Exif 2.2/DCF/DPOF準拠)に対応。動画撮影機能は640×480ドットで毎秒30フレーム。形式はAVI形式(MotionJPEG圧縮、モノラル音声付き、連続最長180秒間)となる。記録媒体はSDメモリーカードを利用する。

AFは9点測距AiAF方式となり(従来機種は5点測距AiAF)、1点AF(中央固定)への切り替えも可能。シャッター速度は15〜1/1500秒(1.3秒以上はノイズリダクション処理が機能する)、ISO感度はオート、ISO 50/100/200/400相当。


背面のボタン類の配置は従来通り。液晶ディスプレーは1.5インチのものを搭載。十字ボタンの右下にあるのが、カメラのダイレクトプリント時やパソコン接続時にワンボタンで画像を転送する“イージーダイレクトボタン”

光学ファインダーは搭載せず、ディスプレーは1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレー(約7万8000画素)を搭載する。インターフェースはUSB/AV出力を搭載しており、USBケーブルでプリンターに直結して、パソコンなしに印刷できる統一規格“PictBridge”に対応。電源は専用充電式リチウムイオン電池(NB-3L)で、撮影可能枚数は液晶ディスプレー表示時で約120枚、再生可能時間は約140分(同社調べ)。本体サイズは幅90.3×奥行き47.0×高さ18.5m、重量は約100g(本体のみ)。

同梱されるソフトとしては、画像管理ソフト『ZoomBrowser EX 5.0』が付属。前バージョンからインターフェースが変更されたほか、画像表示速度の高速化や複数画像の比較機能などが追加されている。対応OSは、Windows 98SE/Me/2000(SP4)/XP。Macintosh用の同等の画像管理ソフトとしては『ImageBrowser 5.0』が付属。対応OSは、Mac OS X 10.1.5〜10.3。

(編集部 美和正臣)


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