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MPIO、ネックレス風のデジタルオーディオプレーヤー『MPIO FL300』とラジカセ風の『MPIO FG100』を発表


2004年10月15日
エムピオの最高経営責任者兼社長のJK・ウー氏
エムピオの最高経営責任者兼社長のJK・ウー氏(左)

韓国エムピオ(MPIO)社と国内総販売代理店の(株)アドテックは15日、東京・大手町のアーバンネット大手町で記者説明会を開催し、フラッシュメモリータイプのデジタルオーディオプレーヤーの新製品としてジュエリーネックレス風の『MPIO FL300』とラジカセ風の『MPIO FG100』を16日に発売すると発表した。容量別にFL300は4タイプ(128MB/256MB/512MB/1GB)、FG100は3タイプ(256MB/512MB/1GB)が用意され、価格はオープンプライス。アドテックの直販サイト“ADTECダイレクトShop”での販売価格は、128MBタイプが1万4800円、256MBタイプ(FL300/FG100とも、以下同)が1万9800円、512MBタイプが2万4800円、1GBタイプが2万9800円。



アドテックの取締役の二宮 浩氏
アドテックの取締役の二宮 浩氏

発表会にはエムピオの最高経営責任者兼社長のJK・ウー(Woo)氏、アドテックの取締役の二宮 浩氏らが出席し、これまでの実績や日本への取り組み、ならびに今後発売予定の新製品についての説明が行なわれた。

MP3プレーヤーの市場規模
MP3プレーヤーの市場規模。データ出典はインターナショナルデーターコーポレイション(IDC)
MPIOの世界全体での出荷台数の変遷および予測
MPIOの世界全体での出荷台数の変遷および予測
地域別の出荷台数比率
地域別の出荷台数比率
日本でのMPIOの出荷・販売実績
日本でのMPIOの出荷・販売実績

最初に挨拶に立ったウー氏は、「6年前、他社に先駆けてポータブルMP3プレーヤーを発売してきた。日本でもマニアを中心に評価されてきたが、最近は海外で成長を続けているものの、日本では(シェアが)落ちてきている。その理由は市場がマニア中心からレギュラー(一般消費者)に変わってきているためだと認識している。そこに対応するために、今回の新製品を発表する」と、日本市場での巻き返しを狙う強い決意を示した。

3色のカラーバリエーション展開を行なう『MPIO FL300』
宝石をモチーフにした3色のカラーバリエーション展開を行なう『MPIO FL300』
同社が特許を取得しているというネックレスタイプのストラップ兼用イヤホン
同社が特許を取得しているというネックレスタイプのストラップ兼用イヤホン

MPIO FL300は、同社が特許取得済みというイヤホン一体型のネックストラップで首から下げて利用するペンダントスタイルのデジタルオーディオプレーヤー。宝石のルビー/サファイヤ/アメジストをモチーフにしたレッド、ブルー、バイオレットの3色のカラーバリエーションを展開する。

本体前面には、日本語/英語/中国語/韓国語など55ヵ国語に対応する2行表示の液晶ディスプレー(文字は白色表示、表示解像度は96×32ドット)を搭載し、曲名/アーティスト名などの文字情報を表示可能。そのほか、ボイスレコーダー機能/時計&タイマー機能(指定時刻に再生開始)/USBメモリー機能などを搭載。

首から下げた状態で、名刺とサイズを比較したところ
首から下げた状態で、名刺とサイズを比較したところ

対応音楽ファイル形式はWMA/MP3/ASFで、著作権保護機能付きのWMA/DRM(Digital Rights Management)にも対応。ビットレートはMP3が8k〜320kbps、WMAは32k〜192kbps(VBR対応)をサポートする。

パソコンに接続するインターフェースはUSB 1.1を搭載。電源は内蔵リチウムポリマー充電池で、連続再生時間は約10時間。本体サイズと重量は、幅30×奥行き12.8×高さ50mm/28g。

懐かしいステレオラジカセ風デザインの『MPIO FG100』
懐かしいステレオラジカセ風デザインの『MPIO FG100』。こちらもカラーバリエーションとして、レッド、ブラック、シルバーの3つを用意

MPIO FG100は、日本で1980年代に流行した横長のステレオラジカセをイメージさせるデザインのデジタルオーディオプレーヤー。本体サイズは幅82×奥行き28.5×高さ31mm(重量40.5g)と軽量コンパクトな本体に、光デジタルを含むオーディオ入力端子(MP3形式に変換して記録)、ボイスレコーダー機能、FMチューナー/録音機能、USBメモリー機能などを搭載するのが特徴。

本体前面に横長の有機ELディスプレーを搭載し、日本語など55ヵ国語を4行表示できる(文字色はオレンジ&ブルー、表示解像度は128×64ドット)。感光センサーを内蔵し、使用環境の明るさに応じて輝度を自動調整する“人の目センサー”を搭載。対応音楽ファイル形式はFL100と同一。ラジカセのスピーカーに当たる部分が操作部になっており、左が再生/停止のプッシュボタン、右が選曲や早送り/早戻しを行なう4方向+押し込む5wayタイプのカーソルボタンとなる。

パソコンに接続するインターフェースはUSB 2.0で、電源は単3アルカリ乾電池1本を使用する。連続再生時間は約43時間。


従来から、エムピオ製品を自社ブランドで販売しており、今製品から“エムピオ”ブランドを前面に出しての総販売代理店業務を行なうアドテックの二宮氏は、「MP3プレーヤーの市場は今年1300万台、2006年には2300万台に成長すると予想されている。MPIOの出荷台数は全世界で55万3000台(2003年実績)、105万台(2004年予測)と大きく成長しており、2005年度は250万台を目指す。世界シェアはMP3プレーヤー全体では7%、フラッシュメモリータイプに限定すると17%でトップ3に入る。特に米国での売れ行きが好調で18.4%と第2位に位置づけられる。しかし、日本ではフラッシュメモリータイプにおいて今年度上半期のシェアが5%、MP3プレーヤー全体では1%程度だった。これを下半期はフラッシュメモリー市場で22%、MP3プレーヤー全体でも7%に引き上げるべく、全国量販店での販売プロモーションやオンラインショップなどへの幅広い展開を進めていきたい」と、自社の役割や販売戦略を披露した。

年末にはHDDタイプも登場!!
――近日発表予定の新製品をプレビュー

『MPIO HP200』
『MPIO HP200』
『MPIO HP300』
『MPIO HP300』
『MPIO HP300 Photo』
『MPIO HP300 Photo』
『MPIO FY400』
『MPIO FY400』
近日発売予定の新製品

新製品の説明に続いて、近日正式発表予定という、現在エムピオが開発中の新製品も紹介された。会場で明らかにされた製品名と主なスペックや特徴は以下のとおり。なお、HDDタイプの正式発表時期については「年末商戦に間に合う形で発売したい」(二宮氏)と話し、遠くない時期にリリースする予定であることも明らかにされた。

HDD内蔵デジタルオーディオプレーヤー
製品名
『MPIO HP200』
主な特徴
1インチタイプ5GB HDD内蔵
FMチューナーと8行表示のバックライト付きLCD搭載
MP3/WMA/OGG Vorbis形式のオーディオファイルに対応、WMA/DRMサポート
リモコンをオプションで用意
製品名
『MPIO HD300』
主な特徴
1.8インチタイプ20GBまたは40GB HDD内蔵
FMチューナーと8行表示のバックライト付きLCD(4階調グレー表示)搭載
MP3/WMA/OGG Vorbis形式に対応、WMA/DRMサポート
製品名
『MPIO HP300 Photo』
主な特徴
HD300にカラー液晶ディスプレーを搭載し、デジタルカメラなどの画像表示を可能にしたモデル
フラッシュメモリータイプ
製品名
『MPIO FY400』
主な特徴
MP3/WMA形式に対応、WMA/DRMサポート
スライドタイプで収納可能なUSB 2.0端子を内蔵
FMチューナーとライン入力端子、4行表示のバックライト付きLCD(黄色表示)を搭載
単4電池1本で20時間再生可能
現在開発中の新製品も、モックアップながら展示された
現在開発中の新製品も、モックアップながら展示された。上はHDDタイプの『MPIO HD300』、下はフラッシュメモリータイプの『MPIO FY400』

(編集部 佐久間康仁)


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