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ナナオ、スピーカー内蔵の新デザイン液晶ディスプレー『EIZO FlexScan M170』など2製品を発売


2004年11月1日

(株)ナナオは1日、スピーカー内蔵液晶ディスプレー“MultiEdge”シリーズの新モデルとして、動画再生特性と内蔵スピーカーの音質の向上を図り、新デザイン筐体を採用した『EIZO FlexScan M170』『EIZO FlexScan M190』の2製品を発表した。発売日は『EIZO FlexScan M170』が25日、『EIZO FlexScan M190』が12月2日。価格は両モデルともオープンプライスで、編集部による予想実売価格は『EIZO FlexScan M170』が7万5000円前後、『EIZO FlexScan M190』が11万円前後。


『EIZO FlexScan M170』(写真右)および『EIZO FlexScan M190』(写真左)

“EIZOダイレクト”専用カラーの“シルバー”モデル
『EIZO FlexScan M170』『EIZO FlexScan M190』は、従来の“MultiEdge”シリーズでは液晶パネル下部に搭載していたスピーカーをパネル横に搭載し、パネルのベゼル+スピーカーキャビネットを含むベゼルという2段のベゼル構成になっているのがデザイン上の特徴。また、『EIZO FlexScan S170』『EIZO FlexScan S190』が採用した“ArcSwing 2”機構スタンドを搭載する。本体カラーは、従来のグレー系カラー“セレーングレイ”に代わり白系の“オフホワイト”がラインナップに加わり、このほか、“ブラック”と同社の直販サイト“EIZOダイレクト”のみで販売される“シルバー”が用意される。



“オーバードライブ回路”の基本原理。液晶画素の立ち上がりに電圧を強めにかけることにより、応答速度を高速化するる
液晶パネルは、高視野角(水平/垂直共に178度)・高色純度のカラーTFT液晶パネルで、サイズは『EIZO FlexScan M170』が17インチ、『EIZO FlexScan M190』が19インチ。表示解像度/表示色はいずれも1280×1024ドット/1677万色、最大輝度は250cd/m2、コントラスト比は1000:1。今回から液晶テレビで多くも用いられている、液晶画素の立ち上げ時に電圧を強めにかけることで応答速度を向上させる“オーバードライブ回路”を搭載し、特に中間階調域の応答速度が大幅に向上、黒→白→黒の応答速度は16ms、中間階調域では12msを実現し、DVD-Videoなどの動画再生時に、残像感の少ないくっきりした表示が可能になっているという。



液晶パネル上部に組み込まれた“BrightRegulator”機能用のセンサー。ここで周囲の環境の明るさを測定し、画面の明るさを自動調整する
表示画質補正機能としては、用途や画像の種類に応じて画像モード(Text/Picture/Movie/sRGBなど7種類)を選択できる“FineContrast”機能、FineContrastをアプリケーションごとに自動的に切り替える“Auto FineContrast”機能といった従来機種にも搭載されていたもののほか、画面に表示されている画像の中で最もよく使われている階調領域をメリハリのある画像に自動最適化する“C-Booster”機能、周囲の環境(部屋など)の明るさに応じて画面の明るさを自動最適化する“BrightRegulator”機能を搭載する。

内蔵スピーカーは、液晶テレビやカーオーディオなどにも使われる“SRS WOWサウンド”技術を採用したスピーカーシステムで、アンプ出力は、従来シリーズの1W+1Wから2W+2Wに変更されている。同技術を採用したスピーカーでは、ステレオ再生過程などで失われた音空間情報や方向性を復元、自然で立体感のある音場を再現する“SRS”技術、重低音域を再生する“TruBass”技術、音像を縦方向に動かすことで音の輪郭を明確にする“FOCUS”技術の3つを組み合わせ最適化したもので、小型のスピーカーでも臨場感のあるクリアーなサウンド再生が可能になるという。

入出力端子類は、映像入力がミニD-Sub15ピン(アナログRGB)×1とDVI-D24ピン(DVI Rev.1.0準拠)×1、音声入力端子(ステレオミニジャック)×2、ヘッドフォン出力(ステレオミニジャック)×1、USB 2.0ポートがアップストリーム×1とダウンストリーム×2。本体サイズは、『EIZO FlexScan M170』が幅441×奥行き200×高さ274.6〜423.5mm、重量約5.6kg、『EIZO FlexScan M190』が幅483×奥行き200×高さ288〜441mm、重量約7.1kg。製品パッケージには、電源コード/ディスプレーケーブル×2(ミニD-Sub15ピン用とDVD-D24ピン用がそれぞれ1)/オーディオケーブル/CD-ROM(ドライバー、Windows用ディスプレーコントロールツール『ScreenManager Pro for LCD』、取扱説明書)/USBケーブルなどが同梱される。

なお同社では、両製品の法人向けモデルとして『EIZO FlexScan L578』『EIZO FlexScan L778』も発売する。通常モデルとの相違点は、

  • “PCリサイクルマーク”非対応
  • 付属ディスプレーケーブルがミニD-Sub15ピンケーブルのみ
  • 本体カラーが“オフホワイト”“ブラック”の2色

となっている。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格は『EIZO FlexScan L578』が7万2000円前後、『EIZO FlexScan L778』が10万7000円前後。

(編集部 内田泰仁)


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