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バッファロー、ディズニーキャラクターを採用したUSBフラッシュメモリー“ディズニーフラッシュメモリ”を発表

2004年11月04日 17時35分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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(株)バッファローは4日、都内・新橋の航空会館で新製品発表会を開催し、ディズニーキャラクターを採用したUSBフラッシュメモリー“ディズニーフラッシュメモリ”を11月下旬に発売すると発表した。キャラクターに“ミッキーマウス”“くまのプーさん”“ティンカー・ベル”“マリー”採用した128MBと256MBのモデルを用意する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は128MBモデルが4000円台前半、256MBが5000円台前半となる。

“ディズニーフラッシュメモリ”
“ディズニーフラッシュメモリ”

発表会には同社取締役事業本部長兼デジタルホームネットワークソリューションズ事業部長兼ブロードバンドソリューションズ事業部長の山口英利(やまぐちひでとし)氏とPCコンポーネント事業部マーケティンググループリーダーの畔上 勝(あぜがみ まさる)氏、東京本社営業部フラッシュソリューションマーケティンググループリーダーの中島正憲(なかじままさのり)氏が出席した。

取締役事業本部長兼デジタルホームネットワークソリューションズ事業部長兼ブロードバンドソリューションズ事業部長の山口英利氏 PCコンポーネント事業部マーケティンググループリーダーの畔上 勝氏 東京本社営業部フラッシュソリューションマーケティンググループリーダーの中島正憲氏
取締役事業本部長兼デジタルホームネットワークソリューションズ事業部長兼ブロードバンドソリューションズ事業部長の山口英利氏PCコンポーネント事業部マーケティンググループリーダーの畔上 勝氏東京本社営業部フラッシュソリューションマーケティンググループリーダーの中島正憲氏

パソコン周辺機器の市場動向を示すスライド
パソコン周辺機器の市場動向
初めに、山口氏がパソコン周辺機器の市場動向について説明した。山口氏は「パソコンの世帯普及率は2003年時点で78.2%になり、FAXより普及している。また、個人の家庭でのパソコン利用率は2003年時点で44.6%となり、特に小学生や20代前半の若年層の増加が著しく、女性層も着実に増えてきている」としたうえで、「周辺機器の利用者層も変化してきている。従来、弊社では、ビジネス層や一般層をターゲットに販売を行なってきたが、消費者層の拡大により“先端マニア”層をターゲットにした“玄人志向(くろうとしこう)”ブランドを展開し、パソコンの上中級層をカバーした。今後はファミリーやライトユーザーをもターゲットにした商品展開が必要だ」と述べ、市場の移り変わりとともに、同社の商品展開を幅広くしていることをアピールした。さらに同氏は、「昔はパソコン本体も大きく、HDDや光ドライブなどを内蔵していることから、弊社でも多くの内蔵機器を販売してきた。しかし、時代が進むにつれてパソコン本体は省スペース化が進み、ドライブは外付けで増設するようになってきた、さらにはUSBフラッシュメモリーやカードリーダーなど周辺機器を携帯して利用する需要も出てきている」と語り、パソコン周辺機器が外付けもしくは携帯型に転換してきていると説明した。



USBフラッシュメモリーの売り上げ推移を示すスライド
USBフラッシュメモリーの売り上げ推移
続いて、畔上氏が登壇し、USBフラッシュメモリー事業の市場動向と、キャラクターデザイン事業にUSBフラッシュメモリーを採用した要因などを説明した。同社におけるUSBフラッシュメモリー事業は、3年前に開始しており、2002年に発売した“RUF-C”シリーズを皮切りに急激に成長し、現在では年間300億円市場に成長しているという。さらに畔上氏は、「携帯し、人目に付き、直接さわって使用するパソコン周辺機器は“USBフラッシュメモリー”であり、ディズニーとUSBフラッシュメモリーを融合することで、携帯電話などにぶら下げても違和感のない“ひとつのファッション・アイテム”として製品展開ができる」とし、現在最も周辺機器に求められているのがファッション性であることから、キャラクターデザインの製品を発表したという。

最後に、中島が登壇し、キャラクター製品事業にディズニーを採用した理由などを説明した。中島氏は、今回ディズニーを採用した理由を

  • 永続的なパワーのある世界ナンバー1のキャラクター
  • 業界未開拓の女性層にオールエイジのファンを持つ
  • 常にキャラクターの魅力をリファインし続けるライセンサーノウハウ

とした。また、ターゲットユーザーと利用シーンを

  • 20/30代OL、キャリア層のプライベートユース兼仕事使用
  • 30/40代主婦層の子供/家族の写真の持ち歩き
  • 中高大学生の学業/プライベート使用

においてデザイン設計したという。また、今後はほかの周辺機器や、別のキャラクターをも視野にいれ、開発していきたいと今後の商品展開を説明した。

“ミッキーマウス”『RUF-DB-MK256/UB』 “くまのプーさん”『RUF-DB-PO256/UB』
“ミッキーマウス”『RUF-DB-MK256/UB』“くまのプーさん”『RUF-DB-PO256/UB』
“マリー”『RUF-DB-MR256/UB』 “ティンカー・ベル”『RUF-DB-TI256/UB』
“マリー”『RUF-DB-MR256/UB』“ティンカー・ベル”『RUF-DB-TI256/UB』

“ディズニーフラッシュメモリ”は、“ミッキーマウス”『RUF-DB-MK128/UB』『RUF-DB-MK256/UB』“くまのプーさん”『RUF-DB-PO128/UB』『RUF-DB-PO256/UB』“マリー”『RUF-DB-MR128/UB』『RUF-DB-MR256/UB』“ティンカー・ベル”『RUF-DB-TI128/UB』『RUF-DB-TI256/UB』のキャラクターを採用したUSB 2.0対応のUSBフラッシュメモリー。それぞれ128MBと256MBを用意する。サイズは幅77.6×奥行き31.1×高さ12.7mmで、ビーン(豆)をイメージした形を採用している。重量は19g。各キャラクターのキーホルダーと延長ケーブル(30cm)が付属する。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE/98、Mac OS 9.0~9.2.2、Mac OS X 10.1以降となる。

“ディズニーフラッシュメモリ”全ラインナップ
“ディズニーフラッシュメモリ”全ラインナップ

なお、発売を記念して、“ディズニーフラッシュメモリ”(128MB)を抽選で40名にプレゼントする“ディズニーフラッシュメモリ Debut 先取りキャンペーン”を実施する。同社ウェブページのアンケートに答えると抽選で好きなキャラクターのモデルをプレゼントするというもの。詳細は同社ウェブページに掲載されている。

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