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バッファロー、1TBで1000BASE-T対応のLAN接続HDD“TeraStation”『HD-H1.0TGL/R5』を発売

2004年11月05日 19時45分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは5日、LAN接続HDDの新製品として、Gigabit(10/100/1000BASE-T)対応で容量が1TB(テラバイト)の“TaraStation”『HD-H1.0TGL/R5』を発売すると発表した。12月中旬に出荷の予定。価格は10万6300円(税別)。

『HD-H1.0TGL/R5』
“TeraStation”『HD-H1.0TGL/R5』

『HD-H1.0TGL/R5』は、容量が250GBのHDDユニット4台を内蔵し、RAID 1とRAID 5のディスク構成で利用できるLAN接続の外付け型HDD。ミラーリングを行なうRAID 1の“RAID-1モード”では500GBの外部ストレージ(250GB×2)として、パリティー付きストライピングを行なうRAID 5の“RAID-5モード”では750GBの外部ストレージとして利用できる。250GB×4個を独立して利用できる“通常モード”や、1個の1TBドライブとして利用できる“スパニングモード”も用意されている。障害発生時にすぐに復旧できるように、ファイルの更新履歴のバックアップをとっておく“ジャーナリングファイルシステム”もサポートしている。LANインターフェースはJumbo Frameもサポートする。搭載しているUSBポートを利用して、HDDやプリンターを接続することもできる。Windowsでは共有ファイルの誤消去を防ぐ“ごみ箱フォルダ”機能を利用できるほか、“Windowsドメインログオン”にも対応している。

内蔵HDDのインターフェースはUltra ATA/133で、HDDの交換も可能(対応HDDユニットは『HD-H250FB』)。インターフェースは、10/100/1000BASE-T、USB 2.0/1.1×4(前面2、背面2)を装備している。筐体は金庫をイメージしたもので、放熱性を高めた“ヒートシンクボディ”を採用したという。本体サイズは幅168.29×奥行き240.6×高さ220.55mm、重量は7.2kg。電源はAC100Vで、UPS(無停電電源装置)にも対応。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE/98/95/NT 4.0、Mac OS 8.6~9.2.2、Mac OS X 10.0.4~10.1.5/10.2~10.2.8/10.3~。アプリケーションとして、パソコンの指定したフォルダーを圧縮バックアップする『簡単バックアップ』、設定ツール『簡単セットアップ(Tera Navigator)』、ほかのユーザーが自動でドライブをマウントできるようにする『クライアントユーティリティ』などが付属する。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE/98。

同社では、メディアプレーヤー“LinkTheater”から動画を再生できるメディアサーバーの機能や、HDDレコーダーシステム“Link de 録!”にも対応する予定としている。

併せて、PCIバス用カード2製品を発表した。ゴーストリデューサーや3次元Y/C分離、3次元ノイズリダクションなどの高画質化機能を搭載し、PCIバスに対応したTVチューナー&ハードウェアMPEG-1/-2エンコーダー搭載キャプチャーカード『PC-MV51XR/PCI』の出荷を11月下旬に開始する。対応機種PC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000、Media Center Edition 2005。価格は1万9400円(税別)。IEEE 1394(i.Link)×2(内部4ピン、外部6ピン)とUSB 2.0/1.1×3(内部1、外部2)、10/100/1000BASE-T×1の3種類のポートを備えたPCIバス用インターフェースカード『IFC-PCI6GLIU2』の出荷開始は11月中旬。対応機種PC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/98 SE、Media Center Edition 2004/2005。価格は6300円(税別)。

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