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ソニーマーケティング、Bluetooth対応のフラッシュメモリープレーヤー『XDM-S710BT』など3機種を発売――“アイワ”ブランドから

2004年11月12日 23時19分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は11日、“アイワ”ブランドのフラッシュメモリープレーヤーの新製品として、ATRAC3/ATRAC3plus方式だけでなく、MP3方式にも対応した『XDM-S710BT』など3製品を12月1日に発売すると発表した。ラインアップは、Bluetooth対応で256MBのメモリーを搭載し、最長100時間の連続再生が行なえる『XDM-S710BT』、FMチューナーと256MBのメモリーを搭載した『XDM-S700』、128MBの『XDM-S500』。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『XDM-S710BT』が2万8000円前後、『XDM-S700』が2万3000円前後、『XDM-S500』が2万円前後。

『XDM-S710BT』『XDM-S710BT』

『XDM-S710BT』は、256MBのメモリーとBluetooth機能を搭載したフラッシュメモリープレーヤー。内蔵メモリーには最大で約11時間40分の音楽ファイルを記録でき(ATRAC3plus/48kbpsの場合。256kbpsでは約2時間)、単3形アルカリ乾電池×1本で最長100時間(Bluetooth利用時は約60時間)の連続再生が行なえる。オートパワーオフにも対応している。再生機能はノーマル/リピート/シャッフルなどに対応。Bluetooth機能は、Bluetooth 1.2の“Bluetoothハンズフリープロファイル”“Bluetoothヘッドセットプロファイル”に対応しており、Bluetooth対応の携帯電話機と無線接続が行なえる。音楽を再生しているときに携帯電話の着信があると、プレーヤーでキャッチして本体内蔵マイクとヘッドフォンでハンズフリー通話を行なうことが可能。着信により音楽再生を停止し、着信音が鳴るとともに本体の液晶ディスプレーに相手先の電話番号が表示される。本体の“TALKボタン”により通話の開始と終了、音楽再生に戻ることができる。

パソコンとのインターフェースはUSB 1.1。本体内に音楽ファイル転送ソフト『MP3 File Manager』がプレインストールされており、本体をパソコンに接続すれば、パソコン内の音楽ファイルをマウスでドラッグ&ドロップできるようになっている(パソコン側に専用ドライバーソフトが必要)。パソコン用には取り込み/編集/再生/転送などが行なえる音楽管理ソフト『SonicStage Ver.2.1』が付属しており、インストールすれば『MP3 File Manager』のドライバーソフトも同時にインストールされる。本体サイズは幅88.6×奥行き24.6×高さ24.3mm、重量は約37g(電池込みで約60g)。ヘッドフォン、専用USBケーブル、キャリングケース、キャリングケース用ストラップ、ネックストラップ、ヘッドフォン延長コードなどが付属する。

『XDM-S700』
『XDM-S700』(シルバーとブルー)

『XDM-S700』は、Bluetooth機能の代わりにFMチューナー(TV1~3対応、30局プリセット)を搭載したモデル。基本的な音楽再生機能や本体サイズなどは同等。電源関係ではスリープタイマーが追加される。付属品は、ヘッドフォン、専用USBケーブル、キャリングポーチ、ネックストラップ、ヘッドフォン延長コードとなる。本体カラーにはシルバーとブルーの2種類を用意する。

『XDM-S500』はメモリー容量が『XDM-S700』の半分の128MBとなるため、収録可能曲数も半分となる。そのほかの仕様は『XDM-S700』と同等。本体カラーはシルバーのみ。

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