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日本電気、省スペース&低価格化を図ったA4カラーレーザープリンター『マルチライタ1700C』を発売

2004年12月01日 17時44分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は1日、省スペース化と低価格化を図ったA4カラーレーザープリンター『マルチライタ1700C』の販売を同日付けで開始したと発表した。出荷開始は2005年1月11日。価格は9万9800円(税別)。

本体
『マルチライタ1700C』

『マルチライタ1700C(MultiWriter 1700C)』(PR-L1700C)は、小型の新エンジンを搭載することで、上位機種『カラーマルチライタ7500C』に比べて約36%小型化したのが特徴。本体サイズは幅425×奥行き422×高さ437mm、重量は約28.0kg。用紙セット時に用紙トレイ部が突出しないフラットなデザインを採用したほか、プリンター内部で発生した熱を効果的に排熱する排気ファンレス機構を採用し、待機時が無音(ISO7779準拠の測定で暗騒音)になるように静音化したという。動作時は54dB以下。最大消費電力は840W(平均280W以下、節電モード時は7W)。

印刷速度は、モノクロが毎分25ページ、カラーが毎分5ページ。ファーストプリントの時間は、モノクロで9秒以下、カラーで17秒以下。印刷解像度は600×600dpiで、多値制御により9600dpi相当×600dpiに対応。トナーには形状を均一化/小径化した微粒子“EA(Emulsion Aggregation)トナー”を採用し、ムラを抑えたという。用紙はA4などのほか、自由サイズ(幅90~215.9×長さ139.7~355.6mm)に対応し、厚紙(坪量216g/m2)も利用できる。給紙は標準で200枚に対応し、オプションのトレイモジュールを装着すれば最大950枚に対応。

インターフェースは、100BASE-TX、USB 2.0(Hi-Speed)、IEEE 1284準拠双方向パラレルを装備する。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003、Mac OS X 10.3以降。Windows 2000/XP、Windows Server 2003用のドライバーソフトが同梱される。

同社では、厚紙などにも対応した収納型手差しトレイや、フラットデザインの採用、ファーストプリントが速いことなどから、窓口業務などにも利用できるとしている。1年間の販売目標台数は2万台。

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