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ソニー、“VAIO”デスクトップパソコンの春モデル新製品を発表――基本スペックの向上が中心。関連周辺機器には新ルームリンクも登場!


2005年1月5日

VAIOデスクトップ 2005年春モデルが発表

ソニー(株)は5日、VAIOシリーズのデスクトップパソコンの春モデル、4シリーズ15機種を発表した。いずれも価格はオープンプライス。新シリーズの投入やSonomaプラットフォームの採用など、華やかな話題の多いノートパソコンと比べると、デスクトップパソコンは既存路線を継承して基本性能強化を図ったモデルが主体で、やや地味な印象を受ける。共通の特徴としては、デスクトップパソコンは全製品が標準で2層式DVD+R対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載した点があげられる。

下位機種でも3.6GHzのCPU搭載 VAIO type R

VAIO type R VGC-RA72PL2
VAIO type R VGC-RA72PL2
VGC-RA52L7
VGC-RA52L7

ハイエンドのスペックをいち早く取り入れ続けてきた、VAIOデスクトップのフラグシップモデル“VAIO type R”。春の新製品では基本性能の向上した3シリーズが登場した。

type RシリーズはTV再生/録画を行なうだけでなく、ビデオ編集用途を重視した製品である。春モデルでもビデオ編集ソフト『Adobe Premiere Pro 1.5』や『Adobe Premiere Standard』、Premiere用エフェクトプラグイン『VAIO Edit Components』などを備えるのに加えて、デジタルHDビデオカメラレコーダー『HDR-FX1』と組み合わせての、ハイビジョン品質(1080i)の映像編集が可能である点をアピールしている。TVチューナーカードは従来どおり、3次元Y/C分離回路やゴーストリダクション機能を備えたハードウェアMPEG-2エンコードカードを搭載している。また全機種が2層式DVD+Rに対応したDVDスーパーマルチドライブ(2層式DVD+R 2.4倍速書き込み、DVD+R 12倍速書き込み、DVD-R 8倍速書き込み)を搭載していて、大容量のDVDビデオを作製することも可能である。

個々のスペック面を見てみよう。上位機種である『VGC-RA72P』シリーズと、中位機種の『VGC-RA62』シリーズは、CPUにPentium 4最速のPentium 4 570J-3.80GHzを搭載する。下位機種の『VGC-RA52』シリーズでもPentium 4 560J-3.60GHzを搭載するので、下位機種と言えどもハイスペックである点は変わりない。RA72PとRA62は、グラフィックスカードにGeForce 6600(256MBメモリー)を搭載し、RA52はRADEON X300(128MBメモリー)を搭載する。CPU、グラフィックス共に、RA72PとRA62はかなりのハイスペックだ。

RA72PはHDD容量もずば抜けていて、250GBのシリアルATA HDD 2台をRAID 0で構成し、合計500GB分を搭載する。8Mbpsの高画質MPEG-2ビデオでも、127時間分は記録できるほどの容量だ。RA62は160GB HDD×2の320GB(RAID 0構成)、RA52は250GBとなっている。

その他の特徴としては、 RA72Pシリーズの液晶ディスプレーセットモデルの付属ディスプレーに、20.1インチのUXGA(1600×1200ドット)液晶パネルを備えた『SDM-S204/V』に変更された。単体価格で13万8000円相当の高解像度ディスプレーが付属する点は、本体以外にもハイスペックを求めるユーザーにはポイントだろう。本体サイズは幅188mm×奥行き402mm×高さ410mm。重量は約16kg。その他のスペックについては下記を参照。

予想実売価格は液晶ディスプレーセットのVGC-RA72PL2が46万円前後、本体のみのVGC-RA72Pが36万円前後。VGC-RA62L9(19インチSXGA液晶ディスプレー付属)が37万円前後、本体のみのVGC-RA62が28万円前後。VGC-RA52L7(17インチSXGA液晶ディスプレー付属)が26万円前後、本体のみのVGC-RA52が20万円前後となっている。CPUやグラフィックスカードが同じで、HDDもRAID 0構成になっているRA62はかなりお買い得な製品と言えよう。

VAIO type Rの主なスペック
VGC-RA72P
Pentium 4 570J-3.80GHz/1GBメモリー/GeForce 6600/500GB HDD/2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブ/Windows XP Professional SP2
36万円前後/15日発売予定
VGC-RA62
Pentium 4 570J-3.80GHz/512MBメモリー/GeForce 6600/320GB HDD/2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブ/Windows XP Home Edition SP2
28万円前後/15日発売予定
VGC-RA52
Pentium 4 560J-3.60GHz/512MBメモリー/RADEON X300/250GB HDD/2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブ/Windows XP Home Edition SP2
20万円前後/15日発売予定

スペック向上の正当進化系 VAIO type HX

VAIO type HX VGC-HX63B7
VAIO type HX VGC-HX63B7

液晶ディスプレーをセットにしたスリムタワー型パソコン“VAIO type HX”シリーズは、CPU性能やHDD容量が向上した3機種が発表された。

まず全機種共通の特徴としては、ハードウェアMPEG-2エンコーダー搭載のTVチューナーを内蔵し、2層式DVD+Rに対応したDVDスーパーマルチドライブ(2層式DVD+R 2.4倍速書き込み、DVD+R 12倍速書き込み、DVD-R 8倍速書き込み)、DVD作成ソフト『Click to DVD Ver.2.3』などを搭載する。チップセットにはグラフィックス機能内蔵のIntel 865GVを採用する。ハードやソフトの機能ではないが、初心者ユーザーの多いシリーズならではの特徴として、初心者向け電話サポート“初心者ダイアル”がデスクトップパソコンでは唯一用意されている点も特徴と言えよう。

上位機種に位置する『VGC-HX63B7』は、CPUにPentium 4-3.40E GHzを採用し、メモリーは標準で512MB、HDDは250GBを備える。またソフトウェアによるTV/DVD表示の高画質化を行なう“Motion Reality LE”を、HXシリーズでは唯一搭載する。付属液晶ディスプレーは17インチSXGAである。

より低価格な『VGC-HX53B7、B5』は、CPUにCeleron D 340-2.93GHzを、内蔵HDD容量は200GBとなっている。HX53B5は標準搭載メモリーが256MBで、付属ディスプレーが15インチXGA。HX53B7は標準搭載メモリーが512MBで、付属ディスプレーが17インチSXGAという違いがある。

搭載するインターフェース類は各機種共通で、USB 2.0×6(前面2、背面4)、i.LINK(S400、4ピン)×2(前面1、背面1)、10/100BASE-TX、アナログディスプレー端子、V.92モデム用モジュラージャックなど。またメモリーカード用スロットとして、PCカード Type II、コンパクトフラッシュType II用スロット、メモリースティックスロット(標準/Duoサイズ、メモリースティックPRO、マジックゲート対応)、SDカード/MMC用スロット、xDピクチャーカード用スロットなどをそれぞれ1つずつ備える。本体サイズは幅160mm×奥行き378mm×高さ368mm。重量は約9kg(いずれもスタンド含む)。

予想実売価格はVGC-HX63B7が23万円前後、VGC-HX53B7が19万円前後、VGC-HX53B5が17万円前後。

VAIO type Hの主なスペック
VGC-HX63B7
Pentium 4-3.40E GHz/512MBメモリー/Intel 865GV内蔵グラフィックス/250GB HDD/2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブ/17インチSXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
23万円前後/15日発売予定
VGC-HX53B7
Celeron D-2.93GHz/512MBメモリー/Intel 865GV内蔵グラフィックス/200GB HDD/2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブ/17インチSXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
19万円前後/15日発売予定
VGC-HX53B5
Celeron D-2.93GHz/256MBメモリー/Intel 865GV内蔵グラフィックス/200GB HDD/2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブ/15インチXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
17万円前後/15日発売予定

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