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東芝、ソフトウェアRAIDや堅牢デザインを採用するA4モバイルノート“dynabook SS MX”などを発表


2005年1月19日

(株)東芝は18日、2005年春の新製品第2弾として、堅牢デザインの採用に加えてソフトウェアRAID機能やセキュリティーチップを搭載するA4モバイルノート“dynabook SS LX”(2製品)、堅牢デザイン採用のB5モバイルノート“dynabook SS MX”(2製品)、それぞれの企業向けモデルとなる『dynabook SS L10』『同 M10』を発表した。各製品の特徴、ならびにそれぞれの出荷予定時期と編集部による予想実売価格は以下のとおり。

『dynabook SS LX/190DR』
『dynabook SS LX/190DR』
A4モバイルノートパソコン
dynabook SS LX/190DR、同 LX/190DK
14.1インチSXGA+表示低温ポリシリコンTFT液晶パネル/Pentium M 730-1.60GHz/Intel 915PMチップセット/DDR2 512MB/GeForce GO 6200TE(64MB)/80GB HDD(シリアルATA接続)&“DVDスーパーマルチドライブ”内蔵/IEEE 802.11b/g無線LAN対応/セキュリティーチップ搭載/Office Personal 2003(SP1、DRのみ)&Office OneNote 2003(SP1)
26万円前後(DR)/24万円前後(DK)/3月上旬発売予定
dynabook SS LXおよびSS L10について、発売予定日が当初記載の2月下旬から3月上旬に変更したとの連絡がありました。



『dynabook SS MX/190DR』
『dynabook SS MX/190DR』
B5モバイルノートパソコン
dynabook SS MX/190DR、同 MX/190DK
12.1インチXGA表示低温ポリシリコンTFT液晶パネル/超低電圧版Pentium M 733-1.10GHz/Intel 855GMEチップセット/DDR 256MB/60GB HDD&“DVDスーパーマルチドライブ”内蔵/IEEE 802.11b/g無線LAN&Bletooth V1.2対応/Office Personal 2003(SP1、DRのみ)&Office OneNote 2003(SP1)
24万円前後(DR)/22万円前後(DK)/今月下旬発売予定
企業向けA4モバイルノート
dynabook SS L10
14.1インチXGA表示低温ポリシリコンTFT液晶パネル/Pentium M 730-1.60GHz/Intel 915PMチップセット/DDR2 256MB/GeForce GO 6200TE(64MB)/40GB HDD(シリアルATA接続)&CD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ内蔵/IEEE 802.11b/g無線LAN対応/セキュリティーチップ搭載/Office OneNote 2003(SP1)
29万4000円/3月上旬発売予定
dynabook SS LXおよびSS L10について、発売予定日が当初記載の2月下旬から3月上旬に変更したとの連絡がありました。

企業向けB5モバイルノート
dynabook SS M10
12.1インチXGA表示低温ポリシリコンTFT液晶パネル/超低電圧版Pentium M 733-1.10GHz/Intel 855GMEチップセット/DDR 256MB/40GB HDD&CD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ内蔵/Office OneNote 2003(SP1)
26万2500円/今月下旬発売予定

今回発表される個人向け2シリーズ4製品/企業向け2製品のモバイルノートパソコンは、いずれも従来からの“Thin&Light(薄く軽く)”をメインコンセプトにしながら、東芝が考える“理想的なモバイルPC”を追求したというモデル。具体的には、落下などの不慮の事故、HDD故障などのデータ損傷、パソコン本体の盗難や不正ログオンなどによる情報漏洩といった、現在のモバイルノートパソコンを取り巻く不安を解消することを目的に機能強化を図ったもの。特にHDDの重要性に着目して、事故対策やデータ保護、情報漏洩対策などが施されている。

dynabook SS LXの本体内部
dynabook SS LX(試作品)の本体内部

具体的には、

堅牢デザインの採用
ボディー全面にマグネシウム合金を用いた新型筐体
角に丸みを持たせることで衝撃を分散する“ラウンドフォルム”
HDDや液晶パネル、バックライトのFLインバーター部の周りを緩衝用のゴム素材で保護する“ショック吸収プロテクトラバー”
車のバンパーのようにその部分だけが破損することでマザーボードや液晶パネルなど重要部品への衝撃を抑える“ショックプロテクター”など
データ保護の実現
前後左右の平面的な動きだけでなく、持ち上げる際に指を滑らせて机に落としてしまう上下の加速(傾斜)も検知してHDDのヘッドを退避する“東芝HDDプロテクション”
キーボード部から水滴がマザーボードに浸入することを防ぐ“ウォーターブロック構造”
セカンドHDD増設時に利用可能なソフトウェアRAID(RAID 1、ミラーリング)機能(A4モバイルの“LX/L10”のみ)
盗難にあってもデータ読み出しを防ぐセキュリティー機能
TPM(Trusted Platform Module)セキュリティーチップを搭載(A4モバイルのみ)

などを新たに搭載。また、個人向け/企業向け共通で全機種Windows XP Professional SP2をプレインストールし、A4モバイル/B5モバイル両機種で利用できる“アドバンスド・ポートリプリケータ”をオプションで用意し、家庭と職場を往復する機会が多い場合もリモートデスクトップ機能やケーブル類を一括で付け外しできる環境を実現するという。

東芝RAID機能は、BIOS/ドライバー/ソフトウェアなどを自社開発したもので、初心者でも2ステップでミラーリングの構築/リビルド(再構築、更新)を簡単な操作で行なえるという。万一HDDにエラーが出た場合も自動修復し、構築にかかる時間の目安を表示する機能も備える。

このほか、企業向けモデルではシステム管理者がインターフェース/デバイス(FDD/光ドライブ/PCカードスロットなど)の利用を制限する管理ソフト『東芝デバイスロック設定ユーティリティ』をプレインストールしており、情報漏洩/持ち出しの危険を最小限にし、管理者負担を軽減できるという。


A4モバイルノート“dynabook SS LX”の主なスペックは、チップセットにIntel 915PMを搭載し、FSB 533MHzに対応。メモリーは動作クロック533MHz(PC4200)のDDR2 SDRAM 512MBを搭載する(最大1.5GBまで増設可能)。グラフィックスアクセラレーターには米エヌビディア(NVIDIA)社のGeForce GO 6200TEを搭載。

光ドライブは本体右側面の“ウルトラスリムベイ”にDVD-RAM/R/RW、DVD+RW/+R対応の“DVDスーパーマルチドライブ”を内蔵。書き込み速度はDVD-RAM2倍速/DVD-R2倍速/DVD-RW2倍速/DVD+RW2.4倍速/DVD+R2.4倍速など。光ドライブに代えてオプションのセカンドHDDを内蔵可能。

通信機能はIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN、10/100/1000BASE-T準拠のGigabit Ethernetのほか、世界61地域対応のV.90準拠56kbpsファクスモデムを内蔵。拡張スロットはType II×1のPCカードスロット、SDメモリーカードスロットを装備。インターフェースは、USB 2.0×2/IEEE 1394(4ピン)×1/アナログRGB出力/IrDA 1.1/オーディオ入出力など。

バッテリーはリチウムイオンタイプで、JEITA測定法1.0による駆動時間は約3.5時間(同社測定値)。消費電力は最大約75W。本体サイズと重量は、幅319.0×奥行き269.0×高さ31.2(最薄部22.8mm)/約1.99kg(バッテリーパック装着時)。DR/DKの2製品にはハードウェアスペックに違いはなく、プレインストールアプリケーションにMicrosoft Office Personal Edition 2003の有無のみ。

dynabook SS MXの本体内部
dynabook SS MX(試作品)の本体内部

B5モバイルノート“dynabook SS MX”の主なスペックは、チップセットにグラフィックスアクセラレーター機能内蔵のIntel 855GMEを搭載。メモリーはPC2700/PC2100対応のDDR SDRAM 256MBを搭載する(初期状態ではPC2100に設定済み、最大1.2GBまで増設可能)。

光ドライブは固定式の“DVDスーパーマルチドライブ”で、書き込み速度はdynabook SS LXと同等。通信機能はIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN、10/100BASE-TX準拠のEthernet、世界61地域対応のV.90準拠56kbpsファクスモデムを内蔵する。拡張スロットはType II×1のPCカードスロットのほか、CF Type II×1、SDメモリーカードスロットを装備。インターフェースは、USB 2.0×3/IEEE 1394(4ピン)×1/アナログRGB出力/IrDA 1.1/オーディオ入出力など。

バッテリーはリチウムイオンタイプで、JEITA測定法1.0による駆動時間は標準バッテリー使用時が約7.5時間、オプションの大容量バッテリー使用時は約14.2時間。消費電力は最大約45W。本体サイズと重量は、幅286.0×奥行き233.0×高さ32.9(最薄部28.9mm)/約1.65kg(標準バッテリーパック装着時)。

SS MXの内部、その1
SS MXの内部、その2
SS MXの内部、その3
SS MXの内部、その4
dynabook SS MXの筐体四辺の様子。いずれも丸い膨らみを持ち、落下の衝撃を吸収するとともに、マザーボードに直接ショックが伝わらないように空間を設けているのがわかる

企業向けモデルは液晶ディスプレーの解像度が異なる(L10/M10ともXGA表示)ほか、メモリー/HDD/光ドライブ/無線LAN/プレインストールアプリケーションなどをカスタマイズできる。

LX/MX/L10/M10共通で使えるオプションのポートリプリケーター『アドバンスド・ポートリプリケーターIII』は、本体には持たないPS/2ポートやパラレル/シリアルポートなどレガシーポートを利用可能になるほか、USB 2.0ポートを6つ(MX)/7つ(LX)に増設でき、電源オンの状態で抜き出しできる“ホットドッキング”にも対応する。ただし、LX/L10では利用可能なDVI-D端子やIEEE 1394端子が、MX/M10では利用できない(IEEE 1394端子はMX/M10本体のポートを使用する)などの制限がある。

(編集部 佐久間康仁)


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