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ソニー、DV方式の小型ビデオカメラ“ハンディカム”『DCR-PC55』を発表――小型化の集大成

2005年02月08日 15時01分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ソニーマーケティング(株)は8日、“ハンディカム”シリーズのビデオカメラとして、DV方式のコンパクト機『DCR-PC55』を発表した。2日発表の『DCR-PC1000』同様、1985年の初代ハンディカム誕生から20周年を迎えるにあたって企画された機種で、ハンディカムシリーズの“小型化の集大成”としている。発売は3月10日。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は8万5000円。

DCR-PC55(ブラック) DCR-PC55(シルバー)
DCR-PC55(ブラック)DCR-PC55(シルバー)
DCR-PC55
DCR-PC55と新パスポートサイズを比較

同社が「世界最小・最軽量DVモデル」と呼ぶDCR-PC55は、幅約45×奥行き72×高さ99mmの小型ボディーに、フレキシブルに角度が変えられる3インチ(12万3200ドット)の液晶ディスプレー(タッチパネル対応)を備えたモデル。重量は約290gで、撮影時の重量は約360g。

1/6インチの総68万(動画時有効68万/静止画時有効34万)画素CCDセンサーを搭載し、レンズは光学10倍ズームの“カール ツァイス バリオ・テッサー(F1.7~2.2 f=2.3~23mm)”を採用する。デジタルズームは、最大120倍に対応。電源のON/OFFと連動して自動的に開閉する“オートレンズカバー”によって、レンズは保護される。静止画(JPEG形式)の記録解像度は最大640×480ドット。メモリースティック Duoスロットを備え、動画や静止画の記録が可能。

パソコンとの接続/充電用に本体を置けば充電できるクレードル“ハンディカムステーション”が付属する。ハンディカムステーションには、i.LINK(4ピン)、USB(USB 1.1相当の転送速度)、映像/音声入出力端子などが備えられている。電源は付属のリチウム充電池“インフォリチウム”『NP-FA50』を利用し、実撮影時間は約55分。本体カラーはシルバーとブラックの2色。製品パッケージには、ACアダプター、AV接続ケーブル、USBケーブル、メモリースティック Duo(16MB)、メモリースティック Duoアダプター、ワイヤレスリモコン(RMT-831)などが同梱される。

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