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東芝、実売価格13万円前後と低価格な新シリーズノート“dynabook PX”を発表

2005年02月28日 19時09分更新

文● 編集部 小西利明

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15インチXGA液晶ディスプレー、Celeron M 350を搭載し、実売価格で13万円前後を狙った『dynabook PX PX/410DL』
15インチXGA液晶ディスプレー、Celeron M 350を搭載し、実売価格で13万円前後を狙った『dynabook PX/410DL』

(株)東芝は28日、ノートパソコンの新シリーズ“dynabook PX”と同シリーズの製品『dynabook PX/410DL』(以下PX/410)を発表した。価格はオープンプライスで、発売予定日は3月4日。

最近では10万円前後のノートパソコンが各社から登場し、低価格化競争が熾烈になりつつある。PX/410もこの時流に合わせて、低価格化を重視した製品となっている。予想される実売価格は13万円前後と、同社製品では最も安価な製品となっている。

低価格志向と言えども、スペックは意外に充実している。液晶ディスプレーには15インチXGA(1024×768ドット、約1677万色表示)の“SuperView液晶”を採用。内蔵する記録型DVDドライブにはDVDスーパーマルチドライブを搭載し、メディアを選ばずDVDを作成できる。またチップセットには最新世代のIntel 910GML Expressを搭載しているので、チップセット内蔵グラフィックス機能で3Dゲームもある程度こなせるだろう。その他の主な仕様は、CPUにCeleron M 350-1.30GHz、メモリーは256MB、内蔵HDD容量は40GBなど。

モバイル用途を重視した製品ではないので、本体サイズは幅338×奥行き280×高さ36.9mm。重さも3.0kgあるので、家庭内での移動程度が無難だろうか。内蔵リチウムイオン充電池によるバッテリー駆動時間は約2.5時間(JEITA測定法1.0による)。サイズが大きいおかげでキーピッチ19mmのキーボードを備えている。拡張用の端子やスロット類は、USB 2.0×3、IEEE 1394、PCカード TypeII×1などを備える。

dynabook PX/410DLの主なスペック
CPU Celeron M 350-1.30GHz
チップセット Intel 910GML Express
メモリー DDR333 256MB
グラフィックス チップセット内蔵
液晶ディスプレー 15インチ1024×768ドット
HDD UltraATA/100 40GB
光ディスクドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 最大8倍速書き込み、DVD±RW 最大4倍速書き換え、DVD-RAM 最大3倍速書き換え、CD-R 最大24倍速書き込み)
スロット PCカード TypeII×1
通信 10/100BASE-TX、V.90 56kbpsモデム
I/O USB 2.0×3、IEEE 1394、アナログRGBディスプレー出力、Sビデオ出力、ヘッドホン出力など
サイズ(W×D×H) 338×280×36.9mm(最薄部29.4mm)
重量 約3.0kg
OS Windows XP Home Edition SP2

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