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ソニーマーケティング、“QUALIA”ブランドのデジタルHDビデオカメラレコーダー『Q002-HDR1』を発売

2005年04月21日 16時59分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は21日、“人の心に訴えるモノづくり”を、技術/デザイン/設計/製造に渡るあらゆる面で最大限に追求し、販売/サービスまでを通じて“感動価値”の創造を目指していくというブランド“QUALIA(クオリア)”の新製品として、QUALIA専用レンズを搭載し、「空気感までも描写する繊細でリアルな高画質映像を追求」したというデジタルHDビデオカメラレコーダー“QUALIA 002”デジタルHDビデオカメラレコーダー『Q002-HDR1』を発売すると発表した。価格は59万8500円。同日付けで受注を開始する。

『Q002-HDR1』
『Q002-HDR1』

『Q002-HDR1』は、2004年9月に発表した1080i対応のHDV規格ビデオカメラ『DHR-FX1』で採用した高画質技術を受け継ぐとともに、高精度の研磨を施した光学12倍(35mm換算で32.5~390mm)のカール ツァイス“バリオ・ゾナーSQ T*(ティースター)”レンズを搭載したのが特徴。専用レンズの性能を最大限に引き出すように光学系を最適化することで、フレアー/ゴーストを抑えたという。映像の圧縮伸張エンジンにはハイビジョン向けに独自開発した“HDコーデックエンジン”を採用。専用内蔵マイクも新しく設計したものを搭載しておりノイズを低く抑えたほか、外部ガンマイクには鋭指向性のエレクトレット・コンデンサーマイク『ECM-672』を標準装備している。また、モニター用の液晶パネルには高輝度/高コントラストの3.5インチワイド(16:9)“クリアフォト液晶”(25万画素)を採用し、視認性を高めたという。

操作性や映像表現向けの機能では、映像制作業務用カメラに搭載されている機能と同様の、オートフォーカス設定中にマニュアルフォーカスを行なえる“AF(オートフォーカス)アシスト”や、フィルム映画のような映像表現を行なうための“シネマトーンガンマ”(2タイプ)、任意に設定した2点のフォーカス/ズーム/アイリス/ゲイン/シャッタースピード/ホワイトバランスの設定値を自動的に滑らかに遷移させられる“ショットトランジション”などを搭載している。

CCDは1/3インチ112万画素(3CCD)を搭載し、有効画素は107万。記録媒体はミニDVカセットテープを利用する。インターフェースは、HDV/DV入出力(i.LINK、4ピン)、コンポーネント出力(D3/D1対応、特殊D端子)、映像入出力(AVミニジャック、特殊ステレオミニジャック)、S映像入出力(ミニDIN4ピン)を装備する。電源は“インフォリチウム”Lシリーズを利用し、付属の『NP-F970』でHDVモードで6時間25分(実撮影時間は3時間25分)の撮影が行なえる。本体サイズは幅166×奥行き362×高さ194mm、重量は約2.1kg。本体のカセットデッキ部分には漆黒の塗装を施し、手磨きで艶やかに仕上げたという。標準で長時間撮影時にカメラをしっかりホールドできるショルダーブレース『VCT-FXA』などが付属する。

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