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オリンパス、“m:robe”シリーズに有機ELディスプレー搭載のシリコンオーディオプレーヤー『MR-F10』と『MR-F20』を追加

2005年07月06日 12時14分更新

文● 編集部 小林久

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オリンパスイメージング(株)は6日、携帯オーディオプレーヤー“m:robe”シリーズの新製品『m:robe MR-F10』と『m:robe MR-F20』を7月下旬に発売すると発表した。ともに記憶媒体にフラッシュメモリーを使用。MR-F10はメモリー容量が512MBと1GBの2モデル、F20はメモリー容量が512MBでFMチューナーを搭載した1モデルをラインアップする。価格はいずれもオープンプライス。想定実売価格はMR-F10の512MBタイプが1万7000円前後、1GBタイプが2万2000円前後、MR-F20が2万円前後。

MR-F10のホワイト MR-F10のブラック
MR-F10

m:robeは音楽(music)を身にまとう(robe)というコンセプトで昨年秋に登場したオリンパスのミュージックプレーヤー。MR-F10とF20は、m:robeシリーズ初のフラッシュメモリー内蔵型モデルで、開発はともにオリンパスの韓国法人が担当した。HDDタイプの従来機種は同社製デジタルカメラとの連動性も重視していたが、今回は音楽専用のプレーヤーとしてリリースされた。

MR-F20
MR-F20

本体はネックレス形状で30g以下と軽量だが、6万5000色表示対応の有機ELディスプレー(OLED)を搭載しているのが特徴。解像度はMR-F10が96×64ドット。MR-F20が96×96ドット。MR-F20はJPEG画像の表示に対応(F10は不可)。音響効果として6種類のプリセットイコライザー(ROCK/JAZZ/CLASSIC/POP+ユーザー設定2種)のほか、米SRS Labs社の仮想サラウンド技術“SRS”、低域再生技術“TruBass”、音の輪郭を明瞭にする“FOCUS”の3種類を搭載している。。

対応する記録形式はWMA(32k~192kbps)、MP3(16k~320kbps)、OggVorbis(64k~320bps)で、ともにMP3形式(モノラル:32~128kbps、ステレオ:64~192kbps)でのダイレクトレコーディング機能も装備する。音声の入力は内蔵マイクのほか、ライン入力にも対応する。音声信号の有無を検知する自動シンクロ機能により、曲間の切り分けができるほか、MR-F20は、FM番組のタイマー録音にも対応する。

パソコンとの接続はUSB 2.0(High Speed)経由で行ない、転送ソフトなどを利用せずドラッグ&ドロップで楽曲を移動できる(Windows Media Playerを利用した転送にも対応)。

電源は内蔵リチウムポリマーバッテリーで、MR-F10は約10時間、MR-F20は約11時間の連続再生に対応(MP3再生時)。本体サイズと重量は、MR-F10が幅32×奥行き15×高さ65mm/約25g。MR-F20が幅34×奥行き14×高さ63mm/約32g。本体カラーはMR-F10の512MBタイプがホワイトとブラック、MR-F10の1GBモデルがブラック、MR-F20がホワイト。



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