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マイタックジャパン、GPSモジュール搭載モバイルナビシステム『Mio168RS』を発売

2005年07月11日 18時36分更新

文● 編集部

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(株)マイタックジャパンは11日、GPSモジュール/アンテナとナビゲーションソフト“MioMap”を搭載した台湾Mio Technology社製のPocket PC“Mobile Navigation System”として『Mio168RS』を20日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は7万円前後(税別)。

画面1 画面2 画面3
電波状態現在地表示詳細設定(移動モード)

『Mio168RS』は、付属するパーソナルナビゲーションソフト“MioMap”を最新版の『MioMap Ver.1.2J』にバージョンアップしたモデル。新機能として、現在位置のリアルタイム表示に対応したほか、全国17万ヵ所の施設/店舗/観光地の検索“POI(Point of Interest)検索”に対応。検索は、周辺5km以内にジャンル別で行なえ、対象はガソリンスタンド/郵便局/警察/ファストフード店/コンビニエンスストア/スーパーマーケット/デパート/ゴルフ場/スキー場/遊園地/温泉地/名所など。検索した場所をスポット登録したり、目的地に設定してルート検索を行なったりすることもできる。そのほか、(株)デンソーのマップコード検索機能を搭載し、雑誌やウェブサイトのコード情報を入力すれば、地図画面上の表示やスポット登録が可能。現在地のコードを常時表示する機能も搭載されており、マップコードのアスタリスクの右2桁まで入力することで場所を3m四方まで限定できるという。また、設定画面で、移動モード名の表示も行なえるようになり、“徒歩”“自転車”“自動車”の3モードを設定できる。

画面4 画面5 画面6
POI選択画面POI情報一覧POI検索

GPSの受信チャンネルは12で、測地系はWGS 84、プロトコルはSiRFバイナリー/NMEA 0183をサポートし、GPSモジュール/アンテナはCOM2ポートに接続される。(株)ゼンリンの全国道路地図情報を収録した1GBのSDメモリーカードが付属する。

CPUはインテルPXA255-300MHz、メモリーはフラッシュROMを32MB/SDRAMを64MB、液晶パネルは240×320ドット/6万5000色表示に対応した3.5インチ半透過型(抵抗膜式タッチパネルと高輝度LEDバックライト内蔵)を搭載する。インターフェースは、USB 1.1(専用コネクター)、IrDA、SDIOスロットを装備。電源はリチウムイオン充電池(1350mAh)を利用し、駆動時間はGPS機能使用時で約5時間、未使用時で約12時間、サスペンドは21日間。本体サイズは幅69.6×奥行き24.15×高さ112.8mm、重量は約147g。OSはWindows Mobile 2003 Second Edition for Pocket PCを搭載する。ACアダプター、USBケーブル、車載用ホルダースタンド、車載用充電アダプター、イヤホン変換アダプター、ソフトケース、昭文社 Super Mapple Digital for Mio CDなどが付属する。

本体 オプション1 オプション2
『Mio168RS』タンクトップバッグ(オプション)ヘビーデューティーマウントキット(Uボルトタイプ、オプション)でバイクに装着

オプションも新たに、バイク用タンクトップバッグ(電源コード/カバー付き)や、バイク用ヘビーデューティーマウントキット(Uボルトタイプ/Cクランクタイプ)、海外版ナビソフト(MioMap北米版/MioMap欧州版)などをラインアップする。価格はオープン。

同社では、従来製品のユーザーには期間限定の無償バージョンアップサービスを提供するとしており、ウェブサイトからのダウンロード、または購入した販売店へのセンドバック方式(有償)で提供する予定という。

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