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ブラザー工業、薄型でADF搭載のデジタル複合機“MyMio”『MFC-425CN』を発売――デジカメプリント対応の『DCP-115C』も

2005年08月05日 23時51分更新

文● 編集部

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ブラザー工業(株)は5日、薄型デジタル複合機“MyMio(マイミーオ)”の新製品として、ADF(原稿自動送り装置)を標準装備した『MFC-425CN』とデジタルカメラからのプリントに対応した『DCP-115C』の2機種を9月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。

『MFC-425CN』 『DCP-115C』
『MFC-425CN』『DCP-115C』

『MFC-425CN』は、カラーインクジェットプリンター/カラーコピー/スキャナー/ファクスの機能を搭載した上位モデル。メモリーカードのデータを利用するための“フォトメディアキャプチャー”機能を搭載し、ネットワーク(10/100BSE-TX)にも対応したのが特徴。プリンターの機能は、用紙サイズが最大A4に対応し、印刷速度はカラーが毎分15枚、モノクロが毎分20枚。解像度は最大6000dpi×1200dpi(4辺ふちなしでは最大2400dpi×1200dpi)。インクカートリッジは4色独立タイプを採用している。最大給紙容量は100枚。コピー機能は、カラーが毎分11枚、モノクロが毎分17枚で、25~400%の拡大/縮小(1%刻み)を設定できる。スキャナー機能は、CISを利用し、最大解像度は600dpi×2400dpi。スキャンデータを直接PDFファイルで出力することもできる。

フォトメディアキャプチャー機能は、メモリーカードスロット(SDメモリーカード/xDピクチャーカード/メモリースティック(PRO)/スマートメディア/MMC/CF対応)を利用するもので、パソコンで撮影した画像を直接プリントする“デジカメプリント”、パソコンから読み書きを行なう“リムーバブルディスク”、スキャンした原稿をパソコンを使わずにデータ変換してメモリーカードに保存する“スキャン to カード”の3つの機能を利用できる。ファクス機能は、G3に対応しており、送信中にプリンターを利用するなど複数の機能を同時に利用できるマルチアクセス機能を搭載している。“PCファクス”の送受信もサポートしており、ネットワーク経由で複数のパソコンから利用することも可能。

インターフェースは、USB 2.0(Full-Speed)と10/100BASE-TXを装備し、対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98、Mac OS X 10.2.4以降、Mac OS 9.1~9.2。本体サイズは幅373×奥行き347×高さ165mm、重量は約6.0kg。消費電力は23W以下(待機時9.5W以下)。標準装備のADFは30mmの薄型で、最大10枚の原稿をセットできる。

『DCP-115C』は、メモリー容量を従来機種『DCP-110C』の2倍の16MBに増やし、デジカメプリントの解像度を最大2400×1200ドット(従来は1200×600ドット)にしたほか、2枚または4枚の原稿を1枚の用紙に印刷する“ページレイアウトコピー”をカラー対応にしたのが特徴。カラープリンター/カラーコピー/スキャナー/フォトメディアキャプチャーを搭載し、それらの機能は『MFC-425CN』とほぼ同等。インターフェースはUSB 2.0のみで、本体サイズは幅373×奥行き345×高さ135mm、重量は約5.5kg。

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