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ソニー、サイバーショット『DSC-T5』を発表―デザイン4色の“魅せるカメラ”


2005年8月18日

ソニーマーケティング(株)は18日、デジタルカメラ“サイバーショット”の新機種『DSC-T5』を9月9日に発売すると発表した。サイバーショット“T”シリーズは、四角い薄型のボディーと、本体から飛び出さないズームレンズが特徴。“魅せるカメラ”をコンセプトに企画されたDSC-T5は、従来機種の『DSC-T33』やペ・ヨンジュン氏のCMで話題になった『DSC-L1』同様、デザイン性とカラーバリエーションの多さで女性ユーザーの獲得を狙う。また、デザイン訴求モデルながら、市場のトレンドである500万画素クラスのCCDセンサーと2.5インチの大型液晶画面を備える。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は4万円前後の見込み。DSC-T33の発売当初よりも1万円以上安い。

DSC-T5
左からシルバー/ブラック/ゴールド/レッド
DSC-T5
本体はアルミ素材
DSC-T5。本体カラーはシルバー/ブラック/ゴールド/レッドの4色


携帯電話機のようにいつも持ち歩いてほしい

サイバーショットのTシリーズは、現在『DSC-T7』が販売されているが、厚さが1cm以下でカードサイズのDSC-T7は“デザイン志向の付加価値モデル”として、新製品のDSC-T5は“デザイン志向のエントリーモデル”としてメーカーは位置づけている。

DSC-T5は“首から下げたときに360度どこから見ても美しく見える”ことをコンセプトとして、デザインされた。このコンセプトには、携帯電話機やポータブルオーディオプレーヤーのように首から下げて、デジタルカメラを持ち歩いてほしいというメーカーの願いが込められている。本体のサイズは幅93.6×奥行き20.3×高さ60mmで、メディアやバッテリーを含む撮影時の重量は約136gと携帯電話機のハイエンドモデル並みの軽さ。従来機のDSC-T33と比較すると再薄部(奥行き)が5.4mm薄く、14g軽い。

お詫びと訂正:掲載当初「ネックストラップが付属」と記載しておりましたが、正しくは「リストストラップが付属」でした。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2005年8月19日)

本体カラーはシルバー/ブラック/ゴールド/レッドの4色で、前面には首から下げたとき(本体を時計回りに90度回転させたとき)に上下が正しくなる方向でメーカーや製品名が刻印されている。ストラップホールは本体左側面に備えつけられ、電池や記録メディアの収納部も首から下げた時に出し入れしやすいように左側面に配置されている。

本体前面には、Tシリーズ初代機の『DSC-T1』同様、電源ON/OFFと連動したレンズカバーを搭載する(電源起動時間は約1.1秒)。アルミ素材の本体表面にはアルマイト加工がなされ、色落ちしにくくなっている。また、本体前面は天地方向にヘアライン加工(※1)が施され、高級感を演出したという。

※1 ブラックのみヘアライン加工ではなくブラスト処理

DSC-T5(シルバー)
前面
DSC-T5(シルバー)
後面
DSC-T5(シルバー)
首から下げたときのイメージ
『DSC-T5(シルバー)』。表面加工によってシルバー1色に4つの異なる質感を表現し“アクティブ感”を演出した。ちなみに、前面のシルバーは“素材感”、背面は“しっとり感”、レンズカバーは“ラメのような質感”、側面は“光沢感”なのだという
DSC-T5(ブラック)
前面
DSC-T5(ブラック)
後面
DSC-T5(ブラック)
首から下げたときのイメージ
『DSC-T5(ブラック)』。牛皮の黒財布をイメージしてデザインされ、シルバーのレンズカバーは黒財布のシルバーのバックルに相当するという
DSC-T5(ゴールド)
前面
DSC-T5(ゴールド)
後面
DSC-T5(ゴールド)
首から下げたときのイメージ
『DSC-T5(ゴールド)』。外資系高級ブランドのバッグからデジタルカメラを取り出している女性をイメージしてデザインしたという
DSC-T5(レッド)
前面
DSC-T5(レッド)
後面
DSC-T5(レッド)
首から下げたときのイメージ
『DSC-T5(レッド)』。レッドは赤い口紅をイメージしてデザインされた。赤には派手なイメージもあるが、ここでは上品さと大人っぽさを求めたという

レンズは8群11枚構成(非球面レンズ3枚、プリズム1枚含む)の折り曲げレンズ機構を採用した光学3倍ズームのカール ツァイス“バリオ・テッサー”レンズ(F3.5〜4.4、f=6.3〜19.0/35mmフィルムカメラ換算時で38〜114mm相当)を搭載する。最短撮影距離は“拡大鏡モード”の利用で1cmで、メモ代わりの撮影や、植物や小物、ネイルアートなど小さな被写体の接写の需要に応える。撮影素子は1/2.5インチの有効510万(総530万)画素Super HAD CCDを採用し、独自の画像処理システム“リアル・イメージング・プロセッサー”を搭載している。

ディスプレーは、反射を防止する“ARコート”で日中の屋外でも画像を確認しやすく、広視野角にした2.5インチで23万画素の“ハイブリッドクリアフォト液晶”を採用する(視野角など詳細は非公表)。起動時間は約1.1秒、シャッターラグは約0.24秒、レリーズラグは約0.009秒、撮影間隔は約0.9秒。

記録解像度と記録形式は静止画が最大2592×1944ドット/JPEGで、動画が640×480ドット(最大毎秒約30フレーム)/MPEG-1。DSC-T33からの変更点としては、32MBのメモリー内蔵、スタミナの向上(標準撮影可能枚数が180枚から240枚に(※2))、フラッシュ到達距離の延長(1.6mから2.5mに)がある。スタミナの向上には、リアル・イメージング・プロセッサーの省電力化が貢献しているという。また、普及価格帯のDSC-T7は市場のトレンドの1つである手ぶれ補正機能は採用しなかったが、DSC-T33にはなかった三脚穴を搭載する。バッテリーはDSC-T33と同じ『NP-FT1』。記録媒体はメモリースティック デュオ/メモリースティック PRO デュオで、今回メモリーを内蔵したことによりメモリーカードは付属しない。ダイレクトプリント規格“PictBridge”に対応する。

※2 CIPA規格に基づく

なおアクセサリーとして、黒色のソフトキャリングケース『LCS-THF』(2940円)、水深約3mでの撮影に対応した本体保護ケースのスポーツパック『SPK-THB』(1万1550円)を本体と同時発売する。そのほか、128MBのメモリースティック デュオ3枚とメモリースティック デュオアダプター1枚がセットになった“メモリースティック デュオ バリューパック”『3MSH-M128』(オープンプライス/編集部による予想実売価格は1万円前後)、付属のAV接続ケーブルを使ってテレビにつなげば付属リモコンで静止画/動画が再生できる“サイバーショットステーション”『CSS-TNA』(8085円)を11月下旬に発売する。

LCS-THF
『LCS-THF』
SPK-THB
『SPK-THB』

(編集部 伊藤咲子)


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