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エプソン、スピーカーとDVDプレーヤーを一体化したエントリー向けプロジェクター『EMP-TWD1』などを発売

柴咲コウさんが「電源」「DVD」「ドーン!」と簡単さをアピール!!


2005年9月7日
“dreamio”『EMP-TWD1』
DVDプレーヤーとスピーカーを一体化したホームプロジェクター“dreamio”『EMP-TWD1』

セイコーエプソン(株)とエプソン販売(株)は7日、東京・品川のエプソン品川アクアスタジアムにプレス関係者を集め、DVDプレーヤーとスピーカーを一体化したホームプロジェクター“dreamio(ドリーミオ)”『EMP-TWD1』、および新開発の光学系エンジン“OptiFocus(オプティフォーカス)”を採用したハイビジョン(720P)対応プロジェクター“dreamio”『EMP-TW600』を発表した。価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格と発売時期は、TWD1が15万円台後半で今月15日、TW600は23万円前後で11月上旬を予定している。なお、今月15日から今年12月29日までの限定出荷モデルとして、80インチワイドスクリーン(自立スタンドと80インチのスプリングローラー式スクリーン)とEMP-TWD1をセットにした『EMP-TWD1SP』を発売する。価格は同じく15万円台後半。



セイコーエプソンの取締役 映像機器事業部長の内田健治氏
セイコーエプソンの取締役 映像機器事業部長の内田健治氏
エプソン販売の代表取締役社長の真藤昌良氏
エプソン販売の代表取締役社長の真藤昌良氏

発表会には、セイコーエプソンの取締役 映像機器事業部長の内田健治氏、エプソン販売の代表取締役社長の真藤昌良氏らが出席し、新製品投入の狙いや製品の特徴を説明した。



DVDプレーヤー&DDスピーカー一体型プロジェクター『EMP-TWD1』

DDスピーカーとDVDプレーヤーを内蔵
EMP-TWD1は、DDスピーカーとDVDプレーヤーを内蔵

EMP-TWD1は、本体にDVDプレーヤー、および日本ビクター(株)と共同開発のスティック型“DD(ダイナミックドライブ)スピーカー”(10W×2)を内蔵することで、従来のDVDプレーヤーなどとの結線作業なしに、電源ケーブル1本でDVD-Videoの視聴が楽しめるというエントリー向けホームプロジェクター。

EMP-TWD1の入力端子
EMP-TWD1の入力端子

内田氏は、まず2005年第1四半期の世界市場がプロジェクター全体が7%、ホームプロジェクター単体でも15%と、従来の予測(富士キメラ総研の予測では、2008年まで20%程度の順調な伸びを見られていた)を下回る成長の鈍化を見せていることを述べた。その要因として、各社が新製品発表を下半期に集中させたことと、液晶/プラズマの大画面TVの低価格化が進んだことを挙げている。ただ、ホームプロジェクターが伸びていない理由には企業努力が足りないことも反省し、“ホームプロジェクターを知らない”“関心がない”という潜在層にアピールする新製品として、今回一体型モデルを投入すると狙いを説明。また、今回の2製品で世界シェアを20%以上(現在は約15%)に伸ばしたいと目標を示した。

ホームプロジェクターの世界市場の予測
ホームプロジェクターの世界市場の予測
2005年度第1四半期の実績
2005年度第1四半期の実績
同社ホームプロジェクターのラインナップ
今回の新製品を含む、同社ホームプロジェクターのラインナップ

EMP-TWD1のスペックは、今年6月に発表された同社のエントリー向けホームプロジェクター『EMP-TW20』と同等で、光学系は0.55インチのワイドポリシリコンTFT液晶パネル3枚を使った480P対応(854×480ドット)の3板方式。輝度は最大1200ルーメン、コントラスト比1000:1。1.5倍のマニュアルズームフォーカスレンズを搭載し、上下50%、左右25%のレンズシフト機構を備える。ゆがみ補正は縦台形で±15度の範囲をサポートする。投影サイズは30〜300インチ相当。視聴環境に合わせて輝度や色調を組み合わせた4つのプリセットモードを用意。電灯を消しても明るい部屋でも、“ダイナミックモード”や“リビングモード”を選択することで見やすくなるという。

入力端子はS-Video×1、コンポジット×1の映像端子と、ステレオ(RCA×2)の音声端子を搭載。サブウーファー向け(RCA×1)の音声出力とヘッドホン端子、および光デジタル出力(角型)を持ち、外部の5.1chサラウンドシステムを利用することもできる。

内蔵DVDプレーヤーで再生できるメディアは、DVD-Videoのほか、DVD-R/RW(DVD-Videoフォーマット)、ビデオCD、スーパービデオCD、オーディオCD、MP3/WMAファイルを記録したCD-R/RW、およびJPEG画像を記録したCD-R/RW。オーディオCDや音声データを記録したメディアをセットした場合はランプを点灯しない、という自動認識機能を備える。また、電話や来客などで視聴を中断する場合は、DVD-Videoの再生を一時停止して、白い画面を表示することで部屋の電気をつけなくても足元を照らせるという“ブレイク機能”を持つ。この場合、左下にコーヒーカップのアイコンが点滅するほか、再開時には10秒間戻した地点から再生を開始するという。

消費電力は230W(ランプパワーハイ時)/6W(スタンバイ時)。騒音レベルは28dB(シアター・ブラック時)。本体サイズと重量は、幅340×奥行き310×高さ180mm/約7.0kg。



ホームプロジェクターの最上位モデル『EMP-TW600』

『EMP-TW600』
ホームプロジェクターの最上位モデル『EMP-TW600』

EMP-TW600は、同社の従来モデル『EMP-TW500』と『EMP-TW200H』の後継に当たるモデルで、内田氏は、「コスト的にTW200Hと同じ価格で、TW500と同等以上の画質を再現できるようになった」と自賛する同社ホームプロジェクターのハイエンドモデル。

EMP-TW600の入力端子
EMP-TW600の入力端子

TW600が搭載するOptiFocusは、新開発の720P対応(1280×720ドット)ポリシリコンTFT液晶パネル“D5”(0.7インチ)を3枚組み合わせた“3板方式”と、RGB各色を同等の明るさに調整する“Newエプソンシネマフィルタ”、最大輝度1600ルーメンの多重反射式高効率光源“E-TORL(Epson Twin Optimize Reflection Lamp、イートール)”、5000:1の高コントラストを実現する“オートアイリス”を総称したもの。

0.7インチのワイドD5液晶パネル
0.7インチのワイドD5液晶パネル
E-TORLランプ
E-TORLランプ
Newエプソンシネマフィルタ
Newエプソンシネマフィルタ
OptiFocusを構成する各種技術

“Newエプソンシネマフィルタ”は、RGB各色のばらつきを抑えるとともに、色かぶりを減らして鮮やかさを上げるもの。sRGBと比べて134%の広い色空間をサポートするという。E-TORLは、従来のものより約10%の省電力化(200W⇒170W)と高輝度(1500ルーメン⇒1600ルーメン)を実現したという。

EMP-TW600の主なスペックは、輝度が最大1600ルーメン、コントラスト比5000:1。1.5倍のマニュアルズームフォーカスレンズを搭載し、上下100%、左右50%のレンズシフト機構を備える。ゆがみ補正は縦台形±15度。投影サイズは30〜300インチ相当。プリセットモードは7種類を用意し、最大輝度1600ルーメンで明るい部屋での視聴から、輝度400ルーメンに絞った暗室状態で映画などを締まった黒で楽しむ場面まで、幅広く対応できるという。

入力端子はS-Video×1、コンポジット×1、D1〜D4対応のコンポーネント×1、HDMI、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)の映像端子と制御用シリアル端子(RS-232C)を搭載。入力信号は720Pおよび1080iまで、アナログRGBではSXGA(1280×1024ドット)まで対応。

消費電力は245W(ランプパワーハイ時)/4W(スタンバイ時)。騒音レベルは26dB(シアター・ブラック1/2時)。本体サイズと重量は、幅406×奥行き309×高さ124mm/約5.2kg。



午後には柴咲コウさんが登場してのトークイベントを開催

柴咲さんが出演する広告展開
柴咲さんが出演する広告展開

なお、本製品のCMキャラクターには、引き続き女優の柴咲コウさんが起用され、TWD1では「電源」「DVD」「ドーン!」の掛け声とともに簡単手軽にDVDの大画面視聴が楽しめることを、TW600では“本当の色で、観てほしい。”と高画質や高い色再現性を強調するCMを10月下旬から順次放映するという。

トークセッションで使用感などを説明する柴咲さん
トークセッションで使用感などを説明する柴咲さん。CMでは水色のタンクトップに青のワンピース(ノースリーブ)を合わせた衣装だが、この日はベージュのタンクトップとモスグリーンの組み合わせで登場した

午後には柴咲コウさんが登場して、製品を使ってみての感想やTWD1で見たいDVDタイトルなどを聞くトークイベント&フォトセッションも行なわれた。柴咲さんは、「さっきオードリー(・ヘップバーン)のセピアのDVDを見たんですが、いい雰囲気でよかった。あと、アクションホラーも、一人で見るのは怖いけど、みんなでわいわい見たいですね」と答えた。また、これから購入する方に向けて、「私も部屋が広くないけど、これなら簡単に設置できるし、“おうちシアター”が簡単に実現できるので、よかったらどうぞ」と簡単設置をアピールした。

TW600に簡単さの“お墨付き”リボンをつける柴咲さん
TWD1に簡単さの“お墨付き”リボンをつける柴咲さん
掲載当初、本文および写真キャプションの一部で機種名を誤って表記しておりました。お詫びして訂正いたします。(2005年9月8日)

(編集部 佐久間康仁)


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