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ロジクール、iPod用のBluetoothヘッドホンやスピーカーを発表

2005年09月08日 00時00分更新

文● 編集部 小林久

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(株)ロジクールは8日、iPod関連の周辺機器として、Bluetoothワイヤレスヘッドホンの『Wireless Headphones for iPod』(以下mm-05)、充電式のポータブルスピーカー『mm50 Portable Speakers for iPod』(以下mm-50)、2.1chスピーカー『Z-4i』と『Z-4』(以下Z-4/Z-4i)の4製品を発表した。価格はいずれもオープンプライスで、同社のオンライン販売サイト“ロジクールストア”での販売価格は、mm-05が1万6800円、mm-50が1万5800円、Z-4とZ-4iが9980円。発売時期は、mm-05が22日、mm-50が10月21日、Z-4とZ-4iが11月4日。Z-4とZ-4iは色違い(それぞれブラックとホワイト)で仕様は共通。

ロジテック製品の使用イメージ
ロジテック製品の使用イメージを表現するモデルたち

Wireless Headphones for iPod

Bluetoothワイヤレスヘッドホンのmm-05は、Bluetooth 1.2規格に準拠。ただしプロファイルは独自のものを使用するため、付属の送信機とヘッドホンのペアでしか音楽を伝送できない。

Bluetoothヘッドホンのmm-05 リモコン内蔵 送信機部分
Bluetoothヘッドホンのmm-05片側にリモコンを内蔵しており、音量調整や選曲操作が行なえるBluetoothの送信機、コネクタの位置を変えることで、筺体サイズの違うiPod miniなどにも対応できる

米アップルコンピュータ社が認定する“Made for iPod”の基準を満たしている。送信機を第3世代以降のiPodに装着することで、再生/停止や曲のスキップをヘッドホン内蔵のリモコンで操作できる。無線通信が行なえるのはiPodに装着した受信機を中心にした10mの範囲となる。

電源は内蔵型のリチウムイオン充電池で、2.5時間の充電で約8時間の連続使用が可能。送信機とヘッドホンは1つのACアダプターで同時に充電できる。ただし、送信機はiPod本体から電力供給を受けて動作させることも可能。

使用イメージ1 使用イメージ2
通勤での使用をイメージエクササイズをイメージ

主な仕様は周波数特性が28Hz~20kHz。S/N比が83dB。全高調波歪み率が0.05%(1kHz)。ヘッドホンのドライバーユニットは直径40mmで、インピーダンスは32Ω。2年間の保証が付く。

mm50 Portable Speakers for iPod

ポータブルスピーカーのmm-50は、iPodを直差しできる“Dockステーション”タイプの2Wayスピーカーで、ドライバーユニットにはネオジウムマグネット使用の2インチドライバーと3インチのパッシブドライバーを採用している。AC電源による駆動のほか、バッテリーによる駆動もでき、屋外に持ち運んで使えるのが特徴。約2.5時間の充電で約10時間使用できる。奥行きのある音場を表現する“3Dサラウンド機能”も持つ。

mm50 mm50の拡大
iPodのクレードルとしても使えるmm50操作部分、左から2番目のボタンを押すと音に奥行きが出る
使用イメージ3
使用イメージ。バッテリー内蔵で気軽に持ち出せるので、犬の散歩などにも持っていってほしいとのこと

本体にはワイヤレスリモコンが付属し、iPod再生/停止や曲のスキップなどをコントロールできる。また、iPodのクレードルとして使用することも可能。3.5mmのステレオミニジャックを入出力1系統ずつ装備しており、iPod以外の携帯型音楽プレーヤーやパソコンの音声を再生ことも可能。

Made for iPod対応で、第3世代以降のiPodで利用できる。本体サイズは幅325×奥行き35×高さ105mmで、重量は736g。スピーカーのインピーダンスや定格出力は未公開。

Z-4シリーズ

Z-4iとZ-4は、サテライト8.5W×2、サブウーハー23Wの定格出力に対応した2.1chスピーカーで、中高音域を担当する2つのサテライトスピーカーと低音域を担当するサブウーハーを使用する新開発の“3ドライバーサテライト”により、従来モデルと比較して中音域のバランスを改善でき、筺体も薄型化できたほか、サブウーハーにロジクールの特許技術を利用した“デュアルチェンバー&プレッシャードライバーサブウーファー構造”を採用したことで、出力効率が良く、歪みのない迫力ある重低音を再現できるという。

白バージョン 黒バージョン
白いボディーの『Z-4i』黒いボディーの『Z-4』

本体サイズと重量はサテライト部が幅230×奥行き95×高さ76mm/重量400g、サブウーハー部が幅230×奥行き238×高さ230mm/重量4.14kg。周波数特性は35Hz~20kHzで、S/N比は92dB。サブウーハーの裏側に1系統ずつの3.5mmステレオミニジャック入出力端子を装備(ミニジャックの入力端子は、リモコン部分にも装備)し、携帯型音楽プレーヤーやパソコンの接続が可能。本体にはサブウーハーとサテライト部を独立して音量調整できる有線のリモコンが付属する。

リモコン
付属のリモコン。サテライト部分とウーハー部分を別個に音量調整できるので、リスニングポイントを動かさずにカンタンに好みの音で聴けるという

なお、本日発表された『iPod nano』に関しては、mm-50とZ-4とZ-4iは対応。mm-05は非対応となる。mm-50に関しては、iPod nanoを自然に設置できる専用アダプターを後日追加する予定。投入時期や価格は未定。

訂正とお詫び:Z-4/Z-4iの2製品の3.5mmステレオミニジャックの数に誤解を招く表現がございました。端子数はサブウーハー側に入力1系統、出力1系統(ヘッドホン用)。リモコン側に入力1系統となります。(9月10日)

InterFMと共同でPodcast配信も開始

また、ロジクールは今回の4製品と同時にFMラジオ局“InterFM”(76.1MHz)と共同でiPod用の音声番組“Potcast”の配信を9月9日から開始すると発表した。同FM局の人気DJであるK.C.氏とキャサリン氏がパーソナリティーを務める“K.C. REALITY RADIO ~ Stylish talk of K.C. & Catherine ~ supported by Logicool”を配信する。

“デザイン”“語学”“音楽”をキーワードにした番組の配信が行なわれるほか、番組内で出題されたクイズに答えると抽選でロジクール製品が当たるコーナーなども予定されているという。同Podcastの聴取はInterFMのウェブサイトにアクセスすることで開始できる。

DJのふたり
PodcastのDJを務めるK.C.さん(左)とキャサリンさん(右)

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