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ソニーマーケティング、MP3の音楽再生も可能なステレオICレコーダー『ICD-SX66』を発売

2005年09月26日 17時34分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は26日、ステレオICレコーダーの新製品として、MP3形式のファイルの再生が可能な『ICD-SX66』と『ICD-SX56』を10月21日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は『ICD-SX66』が2万5000円前後、『ICD-SX56』が2万円前後。

『ICD-SX66』と『ICD-SX56』
左が『ICD-SX66』、右が『ICD-SX56』

『ICD-SX66』は、512MBのフラッシュメモリーを内蔵し、独自の高音質圧縮技術“LPEC(エルペック)”による最長約45時間のステレオ録音(STLPモード)や約192時間のモノラル録音(LPモード)のほか、MP3ファイルの再生も行なえるのが特徴。MP3ファイルはパソコンから転送し、約9時間(約135曲)ぶんを収録できる(1曲4分/128kbpsの場合)。また、本体内メモリーには(株)NHKエデュケーショナルが制作協力した英会話教材(NHK“実践ビジネス英会話”の教材の一部)が収録されており、DCP(デジタルピッチコントロール)やA-Bリピート再生などを利用して英会話学習を行なえるようにもなっている(テキストは付属CD-ROMにPDFで収録)。

録音モードはLP(モノラル長時間:80~3.5kHz)/SP(モノラル標準:60~7kHz)/STLP(ステレオ長時間:60~6.9kHz)/ST(ステレオ標準:60~13.5kHz)を選択可能。聞き取りにくい小さな音だけを大きくして再生する“デジタルボイスアップ”機能や、SP/LPモード時に指向性を切り換えられるスイッチも搭載している。入出力は、プラグインパワー対応のマイク端子(ステレオミニジャック)、ヘッドホン端子(ステレオミニジャック)、USB端子を装備する。電源は単4形アルカリ乾電池×2本で、ACアダプターが付属する。単4形アルカリ乾電池では、約12時間(ST)から約20時間(LP)の連続録音/再生(付属ヘッドホン使用時)が可能。直径15mmのスピーカーを内蔵し、最大出力は150mW。本体サイズは幅28.0×奥行き13.8×高さ120.0mm、重量は約64g(電池込み)。アプリケーションソフトとしてMP3ファイルの転送なども行なえる録音ファイル管理ソフト『Digital Voice Editor(デジタルボイスエディター) Ver.2.4』が付属する。

『ICD-SX56』は、内蔵メモリーを『ICD-SX66』の半分の256MBに変更したモデル。録音時間が半分となり、ACアダプターがオプションとなる以外の仕様は同等となっている。

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